インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

小説の創造性

2010-05-04 00:39:08 | 映画や小説、テレビなど
  クリエイティブなことをやれば、カネだけではなく自分の未来が開けてくるに違いない。ただチャンスというか、土俵に恵まれなければ日の目を見ないだろう。

 例えば、アルファポリスにいるような小説家志望者?は創造的なことを書いているが、出版社が本を出してやろうということにならない限り、作家としての未来は開けない。

 もっとも出版化されない程度の創作力だったといってしまえばそれまでだけれども、一作目はともかく、何作か出しているうちに大化けすることもあるし、まずはチャンスを与えられる必要がある。

 ○○賞とか、一応作家志望者にはチャンスはあるのだが、それは出版社の傾向とか要求する内容とかがあるからして(流行や映画化とか)、なかなか自由に創作できるものではない(やったら多分、落選する)。

 作家のクリエイティブの背後には、スポンサーがついているので、金主を納得させなければならない。出版業は映画同様、博打みたいなものだから、『SAW』とかのように少ない投資が何百倍にも化けるのが望ましく、

 既に実績のある脚本に似ているとか、ヒット作の良い所ばかり集めているとか、そんなのが受けるに違いない。創作家より、編集者の方が求められているのかもしれない。

 だから、流行作家に元編集者やら編集プロダクション出身者が多いのかもしれず(違うか?)、スポンサーに一番敏感に答えることが出来るのだろう。

 それに対して、素人が「僕にもチャンスがあるかも…」とせっせと妄想を膨らませて書き込んだからといって、太刀打ちできるとは思えない。審査の過程で業界人が優先されるだろうし、「独創性ある小説求む!」なんていっても、本音は「カネになる小説よこせ!」だから、そこのところを勘違いしたら、幾ら出しても受賞するわけがないのである。

 そう、それがインディオの書いた小説なのだわい(もう一回書くのでどこかチャンスを下さい)

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