長野県上水内郡小川村の低山の山の中にある「番屋の桜」「立屋の桜」は隠れたサクラの名所です。今回はやはり花期が過ぎ、葉桜になっています。
長野市と北安曇郡白馬村のほぼ中間に位置する小川村は、村全体が山の斜面にあり、そこに田や畑、リンゴなどの果樹園が点在する山村です。
休耕田らしい斜面に咲くナノハナです。
山の中に、田畑が巧みにつくられています。先祖代々の田畑です。
その山村である小川村の山里の小根山(標高約800メートル)という所に、「番屋の桜」「立屋の桜」という巨木のサクラの木が立っています。
番屋の桜は、樹齢約60年のベニシダレザクラです。立屋の桜であるエドヒガンザクラの種が育った台木の上に、ベニシダレザクラを接ぎ木したものだそうです。
江戸時代に善光寺・大町嶺街道の松代藩の番所があったところだそうです。このために、番屋の桜と呼ばれています。
現在は、どうも個人(番所役人の家系?)の住宅の中に立っているようです。
この近くには、桜山というベニシダレザクラの木を多数、植えた桜並木の斜面があります。このベニシダレザクラの木々も、エドヒガンザクラの種が発芽して育った台木の上に、ベニシダレザクラを接ぎ木したものでうsこれらのサクラの木々が開花すると、まさに“桜山”になります。
“桜山”には、番屋の桜や立屋の桜の“子供や孫”が植えられ、育っています。低木のベニシダレザクの木は数本がまだいくらか花を咲かせています。
立屋の桜は、樹齢が推定約300年のエドヒガンザクラです。木の高さは15メートルだそうです。今年は4月25日には葉桜になったそうです。
斜面に立っており、全体を撮影することが難しいです。幹の部分はかなり老化しています。
例年だと5月連休ごろに、「番屋の桜」「立屋の桜」は満開になり、花見の観光客を引きつけます。
その小根山の西側には、北アルプスの爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳という通称“仁科三山”が望むことができます。鹿島槍ヶ岳(標高2889メートル)の山頂部分です。
さて、小川村の谷間を貫く長野県道31号は長野大町線(通称オリンピック道路)と呼ばれ、長野市中心部と大町市・白馬村を結ぶ幹線道路です。
小川村の長野県道31号を走っていると、長野大町線は5月3日の午前11時から午後4時まで通行禁止になると、表示していました。
「小根山地区にある小川神社の御柱祭として、5月3日に里曳きの大祭が行われるための通行止め」と説明しています。
諏訪市の御柱祭と同様に、小川村でも杉の切り出しを里曳きするそうです。
長野市と北安曇郡白馬村のほぼ中間に位置する小川村は、村全体が山の斜面にあり、そこに田や畑、リンゴなどの果樹園が点在する山村です。
休耕田らしい斜面に咲くナノハナです。
山の中に、田畑が巧みにつくられています。先祖代々の田畑です。
その山村である小川村の山里の小根山(標高約800メートル)という所に、「番屋の桜」「立屋の桜」という巨木のサクラの木が立っています。
番屋の桜は、樹齢約60年のベニシダレザクラです。立屋の桜であるエドヒガンザクラの種が育った台木の上に、ベニシダレザクラを接ぎ木したものだそうです。
江戸時代に善光寺・大町嶺街道の松代藩の番所があったところだそうです。このために、番屋の桜と呼ばれています。
現在は、どうも個人(番所役人の家系?)の住宅の中に立っているようです。
この近くには、桜山というベニシダレザクラの木を多数、植えた桜並木の斜面があります。このベニシダレザクラの木々も、エドヒガンザクラの種が発芽して育った台木の上に、ベニシダレザクラを接ぎ木したものでうsこれらのサクラの木々が開花すると、まさに“桜山”になります。
“桜山”には、番屋の桜や立屋の桜の“子供や孫”が植えられ、育っています。低木のベニシダレザクの木は数本がまだいくらか花を咲かせています。
立屋の桜は、樹齢が推定約300年のエドヒガンザクラです。木の高さは15メートルだそうです。今年は4月25日には葉桜になったそうです。
斜面に立っており、全体を撮影することが難しいです。幹の部分はかなり老化しています。
例年だと5月連休ごろに、「番屋の桜」「立屋の桜」は満開になり、花見の観光客を引きつけます。
その小根山の西側には、北アルプスの爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳という通称“仁科三山”が望むことができます。鹿島槍ヶ岳(標高2889メートル)の山頂部分です。
さて、小川村の谷間を貫く長野県道31号は長野大町線(通称オリンピック道路)と呼ばれ、長野市中心部と大町市・白馬村を結ぶ幹線道路です。
小川村の長野県道31号を走っていると、長野大町線は5月3日の午前11時から午後4時まで通行禁止になると、表示していました。
「小根山地区にある小川神社の御柱祭として、5月3日に里曳きの大祭が行われるための通行止め」と説明しています。
諏訪市の御柱祭と同様に、小川村でも杉の切り出しを里曳きするそうです。
日本人は桜の木に思いを寄せてきたからでしょう。
先祖代々が守ってきた桜でしょう。
春になって花を咲かせると、農作業を本格的に始める時期です。みんなで花見をして五穀豊穣を祈ります。
日本の原風景ですね。
あちらこちらこまめに行かれていますね。
またよくご存知ですね。
この小川村立屋からの鹿島槍はすばらしいですね。
私も10数年前、ここやアルプス展望道路からリンゴの花や残雪の北アルプスを写したことがありました。
翌年、紅葉期にも来ています。
帰り道はいつも、美麻村を走ってくるので、昨日ご紹介の居谷里付近は残念ながら通っていません。
美麻からの鹿島槍と爺が岳も、菜の花が咲いていてすばらしかったです。
それ以来、ご無沙汰です(^^;)。
おはようございます。
コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。
美しい風景を追究されている、いせえびさんは、各地に小まめにお出かけされていて感心します。この小川村の「番屋の桜」「立屋の桜」も踏破されているのですね。
この日は残念ながらやや曇りのために、北アルプスの山々は今一の輝きでした(昨年は快晴で美しい山容でした)。
この辺も、主要な国道は関東ナンバーや関西ナンバーなどの他県ナンバーの車で混んでいます。
一度は行ってみたいの桜の木です。華やかなのでしょう。