ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

ストラスブール市のマルシェ・ド・ノエルが有楽町で開催されていました

2010年12月23日 | 季節の移ろい
 フランス北東部に位置するアルザス地方のストラスブール市のクリスマス市「マルシェ・ド・ノエル」が12月25日まで東京都千代田区の有楽町で開催されています。ストラスブールのクリスマス市はフランスで最大規模のお祭りで、毎年、200万人が参加する大イベントだそうです。
 モミの木を使うクリスマスツリーの発祥の地といわれている場所です。




 このクリスマス市が開催されている東京国際フォーラムの中庭は、お昼休み時間に“移動屋台”が出店することで有名な場所です。今回もクリスマス市の隣りで、いつものように数100円の各種の弁当などが売られ、常連のお客が昼食を食べていました。移動屋台とは、バンタイプの車を改造し、調理機能を持つ屋台になっているものです。一時は、丸の内の中通りなどで販売していましたが、駐車違反問題で何台かが、東京国際フォーラムの中庭に出店先を移したと聞いています。タイやインドネシア、韓国などのアジア料理、和食風などのいろいろな屋台が出ています。

 ストラスブール市のクリスマス市は12月10日から始まりました。「マルシュ」とは屋台のことだそうで、クリスマスツリーのオーナメントや飾り物などの屋台が楽しい雰囲気を醸し出しています。




 アルザス地方の幸運の印であるコウノトリグッズも売っていました。大小さまざまなコウノトリのぬいぐるみグッズが並んでいます。

 クリスマスシーズン独特のホット赤ワイン(赤ワインにシナモンなどを加えたもの)や煮込み料理の“シュークルート”、卵でとじた“キッシュ”などの料理などを提供する屋台が人気です。アルザス地方の軽食を、昼食として楽しんでいるお客も多かったです。

 コーヒーやビール、ワイン、チーズ、ジャム、パン、お菓子などの食品も売っています。ビールやワイン、ジャムなどはそれぞれ、アルザス地方独特のものだそうです。例えば、ビールはクリスマス用にオレンジの香り付けをしたものだそうです。ワインやジャムなどは、日本では普段はなかなか入手できないものを、今回持ち込んで販売しているそうです。

 “ストラスブール”(Strasbourg)とは「道の街」という意味です。この地は、中世から街道の交差点の要所として交易で栄えました。フランスとドイツが領有を巡って争った地としても有名です。同市の旧市街であるプチット・フランス地方は伝統的な建物が並ぶ地区で、ユネスコの世界遺産に登録されているそうです。ノートルダム大聖堂もユネスコの世界遺産に登録されています。

 こうした雰囲気を東京で少し感じることができるクリスマス市でした。フランス人のクリスマスの楽しみ方を学びたいものです

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
アルザス料理はドイツ風と思えば (アルザス旅行者)
2010-12-23 10:59:37
アルザス料理は、独断と偏見でいえば、かなりドイツ料理に近く、日本人がイメージするフレンチ料理よりはあっさりしています。この辺が好みで評価が分かれるところです。ドイツ料理好きには好まれると思います。
白ワインもドイツの甘いワインをややフランス風にした味と思えば、近い感覚と思います。フランスワインのすっきりとした辛い味とは違うと思います。文化はフランス?、ドイツ?
東京タワーはデートスポット (双子のモスラ)
2010-12-24 17:34:45
東京タワーのクリスマスイルミネーションでは約5万個のイルミネーションが輝きます。高さ15mの本物のモミの木のツリーでは、壮大なイルミネーションが展開されまます。光のベンチはデートスポットです。日本的なクリスマスシーンですが・・・。
静かに家でクリスマスを過ごすのも、お勧めなのですが。
軽井沢はホワイトクリスマスです (クリスマスランタン)
2010-12-24 19:35:14
長野県軽井沢町は雪で本当のホワイトクリスマスです。
クリスマスランタンなどの灯りによるイルミネーションが各所で飾られています。幻想的ですが、寒いです。
ストラスブールの名物は (カンゾー)
2010-12-26 06:18:35
フランスアルザス地方は、フランスの中でもフォア・グラの名産として有名です。そして、フォア・グラを用いた伝統的な料理が知られています。フォア・グラの楽しみ方を知ることができます。

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