妹に褒められる

妹から久しぶりに電話がかかってきた

何事かっ？
なんか、あったか！？

すると、
妹は言う


おねえちゃん
まあ、おねえちゃんは、わたしだが。

おねえちゃんの日記、めっちゃおもしろいよね、
ちゃんとバックアップとか、どうせしてないだろうけど、ちゃんとしといて。
出版、したら？


おお、妹よ。
内藤やす子なら、弟よ。
ありがとう。そんなに褒めてくれて。

おねえちゃん
まあ、妹にとったらずっとおねえちゃんだからがまんしてください わたしはおねえちゃん


おねえちゃんもね、時々、じぶんの日記なのに
めっちゃおもしろいと思うとき、あるね。
ほかの事がぜんぶちゃんと出来ないが、
じぶんで書いたのでこんなに笑えるなら、
まあ、いいよ、
と、思う時もある。

妹が、
大東京で、
おねえちゃんの日記を盗み読みして
笑えちゃうなんて。

なんて素敵。


我が妹よ、

あしたもまた貴女を楽しませたい


あしたは、

小林旭の名曲、赤いトラクターのライナーノーツを書く。

ノーツ？

ノートでなくて？やっぱ？


ライナーと、書いて、つぎに、ノート、って、書いたつもりだが

1番目に、ノーツ、って出てきた


現代のティーンに、
ライナーノーツ、っても分からなかろう、
分からなすぎてなんか笑えちゃうだろう。