おざなり、 という言葉を そういえばひとの生の声音であまりきいたことがないよなあと思った。
隣のお墓にお参りしていたひとにむけての率直な印象を子は 「おざなり」 だって。
おざなり が、 いいかわるいか正解か不正解かTPOに合ってるか、 (夫はよくわたしにTPOについて噛んで含めるように、いいきかせたものだったが。) でも結局いまもわからんが、 いいもわるいも、 そうそう、 それそれ!!
おざなり、なんてあまりにも丁度良い言いかたをよくみつけたねえ。 10点差し上げる 子に。
で、 帰りの車の中でわたし、言いました。
「おざなりにはおざなりなりの、きっと、 事情があるんだよねえ。 たぶん、つうか、メイビー。
事情は、
そのひとにしかわからんもんねえメイビー。」
ものすごくおざなりにまるで冬の早朝洗濯物を干すように能面づらでちゃっちゃとこなして風のように去っていったそのひとが参ったその墓は、
いったい、そのひとにとっての、だれん墓なんだろう。
隣のお墓にお参りしていたひとにむけての率直な印象を子は 「おざなり」 だって。
おざなり が、 いいかわるいか正解か不正解かTPOに合ってるか、 (夫はよくわたしにTPOについて噛んで含めるように、いいきかせたものだったが。) でも結局いまもわからんが、 いいもわるいも、 そうそう、 それそれ!!
おざなり、なんてあまりにも丁度良い言いかたをよくみつけたねえ。 10点差し上げる 子に。
で、 帰りの車の中でわたし、言いました。
「おざなりにはおざなりなりの、きっと、 事情があるんだよねえ。 たぶん、つうか、メイビー。
事情は、
そのひとにしかわからんもんねえメイビー。」
ものすごくおざなりにまるで冬の早朝洗濯物を干すように能面づらでちゃっちゃとこなして風のように去っていったそのひとが参ったその墓は、
いったい、そのひとにとっての、だれん墓なんだろう。