marigold songの地下水路

marigold songの数少ないライブのお知らせを目的として、ちょっとやってみましたが。

頼んでないのに

2010-04-30 23:19:24 | Weblog
頼んでなかったがなあ。誰にも。

でもそういうことに決まってるので、GWだ。
GWってきくとさあ、WCって思っちゃう? それトイレ。Wしか合ってない。
GMって、思っちゃう?ゼネラルマネージャー?やきゅう?パンチョ伊東?ダン野村?アメ車?

頼んでなかったがなあ。そんなにお休みください、って。


あんまり世の中がゴールデンゴールデンいうものだからさ、こどもらなんて、
「おか~さん!いよいよ始まったね!!ゴールデンが!!」
などと、前のめりで臨戦体勢になっている。。。
世にも楽しく、めくるめく黄金の日々を期待しているようだ。

「モノより思い出!!」などと、ワゴンに乗って、キャンプに繰り出す事は出来ないしなあ。

まてよ?出来ない、などと、決めつけるのも早計だ。

もしかしたら、明日から逐一御報告する、(注意引きのために。)
『わたくしの黄金週間』において、

「親子で薪割り体験!できたYO! オートキャンプ!」とか、「突然ギリシャに来てしまいました」
など、びっくりするタイトルが飛び出す鴨よ。鴨。


オートキャンプかあ。

たぶん、一生ないなあ。

「今、クレタ島に来ています。」だったら、ないとは言い切れないなあ。


まあそんなわけで、あしたから、わたくしが黄金週間をどうやってやりすごしたかを、
まるで空咳をするように記録していくのでチェキラウ。 

あそれから、5月30日 日曜日、純喫茶シャンテリーでもしかしたら歌わせていただけるかもしれないので、そっちこそチェキラウ。 










A piece of Lotus

2010-04-23 23:50:06 | Weblog
かけらが 影のように つきまとって離れない

忘れようと 振り払っても わたしのなかのどこかで




お昼に、おべんとうを食べたのです。
するとどうでしょう。
なにかの拍子に、れんこんのかけらが、「変なところにはいって」しまいました。


誤嚥というやつですね。。。

「食べ物が変なところにはいる」と、人は皆、ブタやろうのように、鼻をくんくんしたりして必死にそれらを体内から噴出せしめんと、努力しますね。
わたくしも、隙をみては、ブタやろうのように、鼻をくんくんしたりなんだりして

れんこん野郎を、排出したいのです。

日付も変わった現在、願いはかないません。


もやもやする異物感を抱え、往生しておりますが、もしかしたら、曲のモチーフになるかも、などと、無理矢理この

「イラっとくる」感覚を、せっかくだから味わっております。


変なところにはいったのが、 それが、

鯖の小骨

だったとしたら 曲のモチーフもなにもないのですが

れんこん ですから。

鯖よりは、ロマン派です。

れんこんは、蓮ですね。

蓮というのは、英語で(なんでも、英語で言うと、なんとなくかっこいいように感じてしまうのは
           たいへん恥ずかしいですが「ある意味」ほんとうです)言うと、

lotus

です。 ロータス。


ロータス、なんつうと、きゅうにかっこよくなっちゃうね。
外国の車か!?
 れんこんのくせに。

lotus eaters というイギリスのバンドが、大昔、あったんじゃないか。
(夢ばかりみているひと)だか、そんなような意味ではなかったか。

誤嚥したれんこんから こんなに書いてしまうとはじぶんでも思わなかったが、ほんとうにもしかしたら

「A piece of lotus」という歌がうまれるかもしれない。うまれないかもしれない。

どっちでもいいけどはやくこの鼻だか喉だかのどこかにひっかかっているれんこんのかけらが
取れるのがいちばんいい。



いました! アピタに6時半。

2010-04-18 01:10:48 | Weblog
どこのどなたかわからないのが大変残念でもあり、
「ぜんぶわからないからこそ素敵。」でもあり。

前回の日記にて、珍生物目撃情報を寄せてくださったかた、コメントをどうもありがとうございます。

あらまあ。恥ずかしいわ。
たぶん、ばたばたして、騒がしかったことだろうと思います。
うわあ。恥ずかしい。

ええ、確かに、「早くー」なんつって、あきらかに大きな声(工場育ちだから。。。)で、叫んでいたかと思います。

あらまあ。
お声、かけてくださればよかったに。


ほんとに、どこのどなたかは存じませぬが、このくだらぬ日記を御覧くださっていただいているようで、ありがとうございます。

夏くらいまでには、ライブのおしらせができればいいなと思います。
もし、よろしかったら、歌も聴いてみてくださいね。


そうそう。

こちらを懲りずに御覧くださっている皆さま。

いつか、ライブ会場で、お会いできれば嬉しいです。

(きえうせろ!だなんて、そんな刺激的なことを書いてくださるかた、いっそ、お越しになったら!? もっと、わたしのこと、きらいになるかもしれないけど。)



ぜんぜん違うじゃん 意味が

2010-04-14 22:25:31 | Weblog
職場に向かいながら、午前中なのに細野晴臣のセクシーヴォイスによる、「Close To You」を聴いていて
あれ?
と、思ったのだ。
あそうそう、音楽のはなしです。


ユーが、ミーに、入れ替えられている。

ユーが、アイに、なってる。

するとどうだろう。 歌詞、ぜんぜん原曲と違うじゃん。



わたくしの知っているその曲については、

(わたくしが大好きで大好きで近寄りたいと思っているそのひとは、ああ、生まれた時から
  どうやらあたまに金色のわっかを天使にはめてもらったみたいで、 だから、
 そのひともてもてで。 みんなもわたしとおんなじようにそのひとを大好きなのね。。。
 じゃあしょうがない。)

という意味で捉えていたのだが、

ところが細野は、   (畏れおおい。呼び捨てか。)

原曲の、ユーをミーに、 ユーをアイに、変えて歌っている。

するとどうだろう。

とつぜん、

  (おれ、もう、もんのすごくもてもて。 うまれたときからすでにもてもて。
   そうなっちゃってる。 とにかくもてもて。)
と、いう、じまんの歌になっちゃってる!!  じぶんだいすき!じぶん賛歌!

そりゃあ、セクシーヴォイスだし、それよりなにより細野は半眼だ。まぶたがかぶさっている。
そりゃ、もてるだろうさ!!もてないわけがない。
大森なんともの目とおなじくらい、もてそうさ。

だからって、
ばからっく、(韻を、ふんでる。)

どうして、 ユーをミーに? ユーをアイに?

どういう意味!?

もしかしたら、ほんとうに、単に、歌詞まちがえて歌ってる!?



そんなことを考えこんでいる暇はないのだが。

曲づくり。
体操服の名札のアイロンプリント。
曲づくり。
ジョーバ。
曲づくり。
婦人部。
曲づくり。
1Q84BOOK3が出ちゃう。もう一回BOOK1とBOOK2を読んどかなくちゃ。
曲づくり。
あ、アイロンプリントはさっきやったんだった。よかった、いっこ、やることが減った。。。。。


アイロンプリントを終えたぶんの15ふんくらいを使って、じっくりかんがえることができる。

おっ!!  15ふんといえば、ジョーバ1回ぶんだ。 

あしたもたぶん、仕事終わりの儀式として馬に乗る予定なので、(だって中毒だから。)
その15ふんで、「ふともものきんにくをいしき」しながらも、じっくりかんがえてみようかと思う。








久しぶりにグっときた

2010-04-13 22:48:54 | Weblog
音楽の話です。

最初にそう、ことわっておかなけりゃね。久しく書いていなかったので。


日曜日に行った浜松市は浜北区の「FAVORITEBOOKS」というお店で、ふと見つけて、たぶん好きだろうと思って購入したCDが、久しぶりにグっときました。

バート・バカラックのカヴァー集ですが、ジム・オルークがプロデュースしていて、
一曲目が、細野晴臣の歌う「Close To You」なんですよ。

いい予感。

ほくほくしながら、きょうのパートタイム仕事帰り、聴きながら帰った。

予感は当たり、グっと来てハッとしてグーだったので、遠いところまでドライブに出かけたくなってしまった。

家に着くの、早すぎるよ。でもまあ、子供たちが待ってるからなあ。お腹空かせて。


それにしてもなあ。やはり、バカラックの曲というのは、なぜこんなに美しいのだろう。

ジム・オルークの言葉がジャケットに載っている。

「甘そうな砂糖菓子なのに 口に含めば人生の複雑な味がする

 それがバカラック音楽の神髄だ。」だって。

(おいおい。きょう、ちょっと、あたくし、カッコつけてる?
  
  ○○の癖に。 って、思われる!? 思われない!? イイのっ!!)


ほうら。

ほうらね。

ジムだって、(馴れ馴れしい?)そう思った!?

あたくしもね、前に日記に書いたもの。

そういうようなこと。

そうか。ジム、日記読んだか。



「All Kinds of People ~love Burt Bacharach~」というCDです。



I Scream in 佐鳴湖

2010-04-11 23:43:01 | Weblog
サナルコというレイクの湖畔(なんかおかしいか?)の、大きな石に子らと腰掛けて
葉桜のもと、スーパーで買って来たアイスを食べたよ

「おか~さん、まわり、みんな、いちゃいちゃしているネッ!!」

し~ず~か~に~!!

「おか~さん!! あたしらいがい、みんな、かっぷる(アベックとは言わないか、さすがに。)
だよNE!!」

う~わ~ほ~ん~と~だ~!!

「おか~さん!! やっぱ、うらやましい!?」

なんだよう?「やっぱ」って?
はい、うらやまCですよ。

「でも、ハーゲンダッツ食べれるんだから、がまんしなYO?」

子らが、「アイスの実」というのを選んだあと、こともあろうにこの、じぶんのことしか考えない
鬼母は、じぶんだけ、
「ハーゲンダッツ リッチミルク」というのをこっそり買っちゃった。
いいの!!子どもは、「アイスの実」でじゅうぶん!!

吹き渡る湖畔のそよ風、葉桜から舞い落ちる花びら、若草のにおい、たんぽぽすみれそして周りにわんさかいる「アベックたち」。
あ!!お洋服を着せられたワンちゃんたちもいっぱい!! カワE~~~!!

水辺はいいなあ。海辺も川辺も湖畔も沢も井戸も用水路でさえも。とびこみたくなる。




きょうは、後藤さん夫妻に会いたくなったので、浜松市西区大平台にある「Esquerita68」に行った。

http://esquerita68.com ですよ。

会いたくなったし、安部たかのり(エビフライ野郎)のCDも買いたくなったしね。
 
エビフライやろうのCDは、フライングVだったが、まあいいよ、まあいい。後藤さん夫妻と
「トンガリキッズ」な会話ができたしね。

(後藤さん、いつでもわたくしには、「ヘイ!!トンガリキ~ッズ!!」が、枕詞なわけですね。。。ひとりなので、トンガリキッドで、いいです。あと、
「ナイス親子!!」も、枕詞ですよね。
はやく、「マリーさんにぴったりの、あたらしいおとうさん」を、紹介してください。指をくわえてまっています。)


エスケリータ、湖、そしてDrive Goes on...。

後藤さんに教えていただいた、「フェイバリットブックス」(浜松市浜北区中条1391-1、
www.favoritebooks.jp)に、ふらりと。

ふらりと、と、いう割に、
何故だか託された、(コレ、渡して、って。)6月に「天神蔵」という酒蔵で行われる、
小島麻由美(スゴイ!!ゴイス!!)のちらしを握りしめて。


こちらを御覧の皆様、

今年度中に、

「marigold song、FAVORITEBOOKSで大いに吠える」という催しをやる予言が出ていますので、(え!?どこから?)

おたのしみにね。













「どっかにいっちゃいそうだから。」

2010-04-08 23:52:04 | Weblog
小学校の入学式に行った。
わかってもらえるとは思うが、わたくしが小学校に入学するという訳ではないですよ。You know?

「子ども会」絡みで知り合った、30代になったばかりの、とてもうつくしくセクスィーな、
なんといったらいいんだろう、「豹柄」であっても、マダムというかんじでなくカジュアルにこなせそうな、そんな素敵なおくさんのお子さまと、わたくしの子が一緒の学級になった。

その、素敵なおくさんは、わたくしの顔を見るなり、駆け寄って来た。

それで、おぬしら、皆よおく聞け。
なんて、言ったと思う?
(こっから、自慢、。)

「きや^^^(これ、嬉しいときに使ったりする記号か?よくわからないまま使ってみた。)
 すごーくうれしい~!!

  な か に し さ ん だ い す き っ!!  うれし~^^^!!(?)」

若く、素敵なおくさんが、わたくしのことを好いてくれておる。これを自慢せずして、なにを自慢するというのか。
わたくしだって、そのかたのことを憎からず思っていた。

ただ、ひとつ、なんとなく、すとんと腑に落ちないことが以前からあった。

それは、

「なんでだか、彼女はいつでも腕をまわしてくる。 手を、つないでくる。」
という事柄だった。

思い出してみると、そういうことがたびたびあった。

その度に、「。。。?」と、感じた。

そしたら、入学式の日に、疑問が解けた。(ぜんぶじゃないけど。)

彼女は、腕を絡ませながら(こっちは、どきどき。そして、いつもながらうっすらと、『なんでだろう。このかたの、癖なのか?』と、思うのだが。)
こう言った。

「な~んか、なかにしさんにさあ、つい、こうしたくなっちゃうのよねえ~!!」

え!?(どきどき) ど、どうして!?

「な~んか、なかにしさんさあ、 目を離すとすぐどっかへ行っちゃいそうなの!
 
 ココに、いなさいよ~って、つかまえてないとふらふらどっかへ行っちゃいそう!!」

と、  

と、

言われた。

どっかへ。

ふらふらと。



幼児かよ!


(もしかしたら彼女は、わたくしのことをただごとではなく。。。???)
と、いう疑念は吹き飛びましたが、

幼児かよ!!


わたくしは、教室から、入学式が執り行われる体育館まで、彼女に二の腕をつかまれつつ連行されました。
願わくば、わたくしのことをどういうわけか好いてくれているらしい彼女が
「あ!二の腕ふるふる!!あたしのとぜんぜん違う感触!!」と、
気づかないでくれれば、なんて思いながら、つかまれて連行されていきました。

「あ!!冷や汗かいてる!!」って、気づかなければよいとも願いました。

帰り道、彼女のクルマ(ここは是非片仮名で。そして、 『カーステ』からは、なんか、ラップみたいなような、レゲエみたいなような、フェス、みたいなような音楽が流れていました。『カークッ』
(そうは、言わんのか? 座席のクッションは。)は、豹柄でした。)に乗せて家まで送って
もらいました。

わたくしは、これからも、腕をつかまれていくのだと思います。

彼女に、迷子にならぬように見張ってもらえるので、この先とても安心です。





 



桜の樹の下には

2010-04-06 23:35:30 | Weblog
とうちゃんもブログを読んでいるのかもしれない
いや、ぜったい読んでるな   あの世ライブラリー(ネットカフェ?)で

それも こっちが書いてる途中のを読んでるな  リアルタイムで

「あんた、そんなことかいたらみんなヒクで。 やめときな。」つって、
検閲してるな ぜったい


さっき、桜のことをいろいろと、たっぷりと、いっしょうけんめい書いていたのに、途中で、消えちゃった

いっしょうけんめい○○したのに。。。と、いうのは、大抵、ほかのひとにとってはどうでもよいことなのだ

たぶん、とうちゃんが、また、検閲したな
さすが、とうちゃんだ

「やめときな。そんなこと書くの。」
って、ビシっと

じゃあ、やめとく




あのねえ、

桜の樹の下にはねえ。。。。。

(やめとくよ。)




乗馬はセレブのたしなみ

2010-04-04 23:38:18 | Weblog
書き忘れたけどね、きのう、書店の女子中学生集団の喧噪のなかから、
いいものを、聞いた。

本場の発音で、
「ウ~ケ~ル~」というのが、聞けた。 生で。

一瞬、耳がぴくんと動いた。

さて。

セレブとしては、乗馬をたしなむことなどは、基本中の基本である。
御存知だとは思うが、わたくしも勿論セレブなので、時間をみつけては、たしなんでいる。

職場に、(セレブではあるがパートである。)不思議なきかいがある。

「ジョーバ」という、きかいだ。

それにまたがり、音声ガイドの上品な女性の指示にしたがって揺られながらも腕をあれこれぶんぶん振り回したりしていると、あっという間にウェストが、きゅっと。きゅっと!!してくるらしいのだ!!

大判焼のあんことクリームの両方食べたとしても、あるいは、桜餅と御団子とマドレーヌとパウンドケーキとクッキーを、ぼんやりとしてついついおやつとして食べてしまっても、

その、たのもしいきかいにまたがれば、いつかきっと、ウェストが、きゅっとするらしい。

どうしてそのようなものがわたくしの勤めているところに備えてあるのかというと、
みんなおやつやお肉などをたくさん食べたいからです。

で、わたくしだって、当然、それにいつだってまたがって、きゅっとなりたい。

しかし、なんとなく、またがっているところを、ほかのひとに見られたくない。

その、恥ずかしさは、

なんかこう、ちょっと、がんばっておしゃれして、さりげないつもりだったのに
「オシャレしてんじゃん!!」みたいに、言われちゃうときの恥ずかしさや、

ちょっとでも底上げ、と思って化粧直しをしているのを見られる恥ずかしさに似ている。

「やせたいんだな。」「肉、取りたくて、必死なんだな。」
と、

ばれて、しまう。    ばれて。

「え!?違いますよ? けんこうのためにやっているのです。運動不足ですからね!!」

と、

びようのほうではなくて、目的はあくまでもけんこうのほう、まあね、健康第一だから、からだが資本だから、っていう理由で、そのきかいにまたがっているだけなの、たまたま。

そんなふうに、周囲には、さらっと、思ってもらいたい。

すこしでも、きゅっと、なんて、必死な本音がばれてしまうのは恥ずかしい。

恥ずかしいが、やはり、きゅっとしたい。


そのようなむずむずを抱えたまま、仕事がえりにジョーバ。

きかいにまたがって揺さぶられながら、軽快なBGM(これがまたなんとも間抜け。)と、
優しい女性の音声ガイドにのせられてがんばる姿はじぶんでも間抜けだ。

女性ガイドは、ときどき、唐突に、「元気出していきましょう!!」とか、「ファイトッ!!」とか、励ましてくれる。

が、ちょっとどうかと思うのは、「両手を横に広げてそのまま静止していましょう」と指示しておきながら、こちらがおとなしく言うことをきいてジッとしているときに
「元気だしていきましょう!!」と、いうところだ。

手、広げて、じっとがまんしているというのに、急にそんなこと言われても。
どうやって、この状況で、元気を表現しろというのか。

あと、突然、

「ウマ~  く、 乗れていますかっ?」なんて、しゃれを言う。

乗馬、だけにね。


そんなわけで、ただのフィットネス器具を使うことにすらあれこれと考えてしまうわたくしでは
あっても、きゅっとなりたい欲望には勝てず、がんばっているのだから、

乗っているところを、ずうっっと、見学するのだけは、勘弁ねがいたい。。。





「。。。お前が引率か。」

2010-04-03 23:55:49 | Weblog
きょうは、「えいがをみたい」という小学生4人を連れて、郊外型ショッピングセンターに出かけた。

小学生らを車に詰め込み、いざ出発という段になって、騒がしさに何ごとかと、わたくしの父親が煙草をすいながらふらふらと出て来た。

「。。。どこ行くだ。」

ああ。えいがを見に行きたいというのでね。

「。。。お前が、引率か。」

   短いことばのなかに、わたくしはいろいろと読み取った。

だいじょうぶかお前。お前が引率で。よそさまのお子を。ちゃんとしろよ。財布持ってるのか。

「えあ。 うん。 まあ、引率してきますよ。 えと、あの、イッテキマアアア~ス!!」


子たちは、「プリンセスと魔法のキス」というえいががみたいのだそうだ。 素敵ね。


郊外型ショッピングセンターに着くと、よそんちのお子が、水筒を忘れたのでお茶を買いたいという。

おばちゃんがお茶ぐらい買ってやろうと思うのだったが、おこづかい三千円持参、おばちゃんになんか買ってもらっちゃいかん、と、おかあさんにいわれたようなので、

「じゃあさ、自販機よりカカク、ヤスク、買って得しようYO!!」

って、

だだっぴろいSay!!You!! 店内を、

「広すぎ!!お茶どこ?」なんつって、引率して、

92えんのお茶を見つけた。

「ほんとだ!自販機より、カカク、ヤス~イ!!」

ほうらね。

得したで、チュッパチャップスも買いなよ。


レジに並ぼうとしたら、大層混んでいる。

すると、小学生のひとりが、

「あそこなら早いよ。」と、教えてくれる。


ああ。

あれは。

なんか、

むずかしいんじゃあないの?


じぶんで、レジをやるコーナーがある。。。


ああ。あれ。

なんか、ああいうの、あるってのは、知ってたけれどさあ、あんのう、おばちゃんさあ、、、、




「スキャンすればいいんだから。」

え、す、すきゃん?  急に、なんだか、あんたらかっこいいぞ。スキャンて。

『スキャンする』なんて、あたし、発語したこといちどもないぞ。


「こうすんの。」

小学生のひとりがいろいろと教えてくれる。

ほほう。

しかも、いちどもそんなのやったことないはずのわたくしの娘までも、

「こうすんの。」と、教えてくれる。ほほう。

どこで覚えた?


教えてもらったので、「じぶんでレジ」を、初めて突破できました。ありがとう。



そんで、いよいよ「シネコン」へ。

  おか~さんどうすればいいかねえ?と、尋ねると、

子らは皆、 わたしらじぶんたちで観る、おかあさんいなくてもいい、どっちかっていうと邪魔、
本屋で立ち読みしてれば? というので、

じゃあ、まあ、そうしよう、と思い、小学生らをもぎりのところで見送り、

ショッピングセンター内の本屋にほくほくと、向かった。

なにしろ、時間はいっぱいあるからなあ。さて。ほくほく。どっから手をつけるか。
(どろぼう読みするか、ってことですが)

ひととおり、眺めても、まだ時間はいっぱい。

さて。

じゃあ、

あれいくか。ひさしぶりに。

「サブカルチャー」コーナー。

30代前半くらいまでは、真っ先に向かっていたのに、この頃ではなんだか、気恥ずかしくて。

でもしかし、ギラギラチカチカしてる群のなかに、時折掘り出し物があるのよ。
「なぎら健壱がいなたい飲食店を案内する写真集」とか。

「サブカル前」で、うろうろしていると、

わたくしを、呼んでいる書籍を見つけた。

       「味写入門」

と、いう本。


で、すぐさま、ひきこまれた。

これ好き!! 好きこれ!!

腰を据えて、どろぼう読みをすることに決めた。

困ったのは、声を出して笑ったり(もってのほか)、声は出さずとも、ニヤニヤした顔をしないでいられるかという問題だった。

おばさんがサブカルコーナーの前で変な本を立ち読みしてニヤニヤしていたら、わたくしだってちょっと気持ち悪い。

問題は、しかも、そのおばさんが、ほかならぬじぶんだということだ。

でもいいや、まあいい。まあいいよ。  だって、その本、すんごくおもしろいんだもの。

(ニヤニヤしないでがんばる)と、じぶんに言い聞かせながら、どろぼう読みしていると。


うわ~。

キタ~。  (キター。って。)

来たぞ来た来た。どうしよう。

世にもコワイ、中学生女子の集団。

あ、ここでとまった!!どうしよう。

「サブカルコーナー」の横は、たいてい「ジャニーズなど芸能関係の読み物コーナー」になっている。書店はたいていそうだ。

横で、とまった!!

にぎやかしい、かしましい、そしてなんだかコワイ!!!

もんのすごい、気になる!!

いや、わかるのだ、彼女らにとってみれば、変な本を立ち読みしている、近くにいるおばさんなど、まるで目に入らない、見切れた風景の一部であるということなど。

どきどきするこたあない。堂々としていなさい、と、じぶんでじぶんを励ますのだが、

真横にわんわんとはしゃぐ我が世の春の中学生女子集団がいると。。。


「これは辛い状況になった。」と、ちょっとひとりごとを言いそうになった。
(いやまあ、実際には言わない。言ったりしたら、ニヤニヤして立ち読みしてる以上に恥ずかしい。)

でも、辛さに耐え、見事、「味写入門」という本を読破した。

辛さに耐えるだけのことはある、(わたくしだけにとって。)味わい深い読み物だった。



子らは「プリンセスと魔法のキス」。引率者は、「味写入門」。
それぞれの2時間余りの素敵な時間を過ごしたあと、皆で
「フードコート」という、庶民のぼんやりオアシスに行き、
鯛やきだの、アイスだの、たこやきだの、団子だの、そんな庶民派グルメをたのしみ、
帰路につきました。

たのしかったです。