イソスピード アクソン （ Iso-Speed AXON ）

イソスピードというオーストリアのメーカーは知らないヒトもいるかもしれませんが、プロフェッショナルなんかは僕もケッコウ使っていたガットで、リボン構造というヒジョ～に特殊な構造と独特の打球感が、ツウのあいだでかなり評価の高いガットではありました。　結局このガットはテンションダウンがひどくてメインで使うことはなかったですが・・・　ただ、巷ではテンション維持がいいと言われてはいました。 たぶん当時の僕の張りがデタラメだったせいかもｗ　最近では他にピラミッドとかありますが、僕はカゲキなガットはあまり好きではないので使ったことは一度もないです。　

と言う訳で、シグナムプロのマイクロナイトもちょっと気にはなるのだけど、このところ新興メーカーのマルチで失敗続きなので、ここはマルチでは定評のあるイソスピードの新しいガットを試してみることにした。　まあリボン構造はマルチと言っていいのかチョットギモンではありますが。

で、そのアクソンなのだけど、同じ名前でマルチとモノがある。　えっ・・・なんだそりゃ、と思ったのは僕だけじゃないとは思いますが、とりあえず両方ともＴＷで購入した。　じつはモノの方のアイスブルーというカラーにチョット惹かれたのだったｗ　　

このところトシのせいかカラダのアッチコッチがガタガタで、プレーはさっぱりでヤル気ゼンゼンナシなのですが、まあそのうち気が向けば試打してみます。

ヨネックス VCORE 98Ｄ

ピュアドラとほぼ同じスペックのVCORE100Sですが、その形状のせいかなんだかフェイスがやけにデカいカンジがする。　まあフツウに使いやすかったですけどね・・・、　ただそのカタチのせいかアンバランスな気がしてしょうがないｗ

で、オーナーもなんとなく僕と同じようなカンジだったらしく、1時間くらいしか使ってないのにもう手放して、このVCORE98Dなのだ。　もしかして、実際に使った時間は僕の方が長かったりしてｗ　

ガットはTCSラピッド130、グリップテープコミで330ｇです。　まあコッチの方が見た目もイイカンジで、振り抜きも良さそうですね。　黄金スペックはピュアドラだからイイのかもｗ

ソリンコ ヴァンキッシュ ( SOLINCO VANQUISH )

買ったまま放置状態だったソリンコのマルチガット『ヴァンキッシュ』なのですが、ヒマだったのでとりあえず張ってみた。　まあツアーバイトが僕にはぜんぜんダメだったので、このヴァンキッシュにもまったく期待はしてなかったですが・・・


ソリンコのパッケージにはどれもヘブンストリングスとエラソーに書いてある。
まったく、いかにもアメリカっぽくバカバカしいので笑ってしまうｗ

このガットの特徴はと言うと、消毒液クサイｗ　そう言えばポリファイバーのマルチ( Gutex )もこんなニオイだった・・・　なんだかこの時点でちょっとそうとうにイヤな予感はしていたんだなｗ

顕微鏡画像です。


さすがにマルチは４角形じゃナイｗ

で、イヤな予感通り打球感はメチャクチャ悪いです、ハイｗ　もうすべてにおいてニブイッ！というカンジですね。　ピュアドラＧＴで、飛ばない、スピンはかからない、打球音はニブイ・・・　コイツは本当にGUTEX同様イイトコナシで、ボールが重く感じ、ストレスを感じます。　新興メーカーのマルチってのはもうひとつなんですかねぇ、う～ん、となるとシグナムプロのマイクロナイトもあまり期待しない方がブナンかもしれませんね。

と言う訳でソリンコはコレで終了なのだ、ザンネンｗ

テクニファイバー・ＸＲ３が変わった （３）

新しいＸＲ３のザラザラなのですが、３張り目くらいからほとんどなくなりました、う～んなぜ？　ワカランなあ・・・

ただ、この時期でもネバネバヌルヌルはまったくしなくなったし、クロスを通すときもガリガリしなくなったのでヒジョーに張りやすいのだ。

画像はオマケでついてきたＸＲ３（RED130）なのですが、あざやかというかかなりキレイでツヨイ赤ですね。　たしかコレはもうなくなっていると思うのだけど、このレッドはけっこうイイですね。　ロールで買っておけばよかったと今になって思ってしまう。　ネバネバヌルヌルなしで復活してくれないかなｗ

で、次回はついにというかやっとソリンコのマルチガット、ヴァンキッシュなのだ。　ツアーバイト同様あまり期待しないように、僕もコイツにはあまり期待してませんからｗ

ヨネックス VCORE 100S

Ｃ．ウォズニアッキモデルなのだ。この状態で324ｇ、重量バランス共にピュドライブとほぼ同じですね。　
このベクターコアシリーズのなかでは、僕みたいに非力なオヤジにも使いやすそうなラケットではある。

で、このラケット、グロメットが左右非対称でカラーもチガウ・・・




このオシャレなラケットをパワフルなＫ氏が棍棒のように振り回すのか・・・
う～ん・・・ｗ


ガット：TCS・RAPID 130

スベリ止め用スターティングクランプ

テキトーな性格の僕がテキトー過ぎるがゆえに、ガット張りでタマに失敗するのがメインの張り始めなのだった。　ガットの種類によっては止めたはずのクランプがズルズルとスベルことが、アル・・・。　２番目に張るロングサイドメインの２本目です。　僕の場合、ほとんどの失敗がココですね。　ちょっと油断すると、最初にスターティングクランプで止めておいたショートサイドにテンションをかけるとズルズルといってしまうことがタマにある・・・


と言う訳で、メンドクサイのだけどスベリそうな（まあほとんどは高価なｗ）ガットのときは、とりあえずココだけは補助としてスタクラを使うことにした。　で、バネ自体は弱いのですが、ヘッドが小さく狭いところで使いやすそうなテクニファイバーのスターティングクランプの出番がやっときたｗ　普段はやや信頼性に欠けるのであまり使わないのですが、まあ補助としてはコレで十分ですね。


で、チャッチャと狭いところで手早く使いたいので、キズ防止に薄いゴムを切って接着剤でくっつけていましたが、すぐとれてしまうので皮かコーキング剤でも使おうかと考えたりしています。

それにしても最近カラダのアッチコッチがガタガタで、あまりテニスコートにも行けず、つまんないブログの更新とつまんないガット張りばかりなのだった、ハァ～・・・

リニア式ロータリーグリッパー

僕が前に使っていた大阪の某テニスショップのオリジナルマシンなのですが、長年使ってるとあっちこっちガタがきます。　クランプとクランプベースとロータリーグリッパーがその代表選手ですね。　　

まあ、クランプはどうしようもないのでちょっと良いヤツに買いかえるとして、モンダイはガットチャックなのだ。　コレも使い込むとクランプ同様滑り出します。　アルコールとかで掃除してもすぐにスベルようになったらもう寿命ですね。　ガットを挟むところがツルツルになっていると思います。　コイツがスベルとけっこうタイヘンで、グリッパーは止まらずにグルグル回り、おーいナンダナンダってなことになってしまうのだ。　特にナチュラルとかマルチとか高価なガットに限って滑っちゃいますね、まったく何本ダメにしたことかｗ

で、ガットチチャックだけ売ってくれるとアリガタイのですが、この部品だけでは売ってくれません。　グリッパー全体（2万円くらいだったか・・・）の交換になります。

ただ、どう考えてもバカバカしいので、ケチな僕はガットチャックの上下を逆にして使っています。　今回はその方法をエラソーに紹介します。　必要な道具はM4の六角レンチ1本だけです。

【１】

まず６角レンチ（M4 Hex）でグリッパーを外します。

【２】

キャップボルト３個（M4 Hex）を外します。

【３】

ボールベアリングが落ちてコロがることがあるので失くさないように注意してください。


一見して解るようにガットを挟むところが線状にツルツルになっています。　

【４】

　↓

単純に上下を逆にしたいところですが、ベアリングのミゾの深さがチガウので、上下左右を逆にします。　ここがミソですｗ　画像の様に分解した部品を並べて置くと、単純に左右を交換するだけでいいですね。　まあ、カンタンですｗ

【５】

あとは組み直すだけです。　ベアリングが転がっていかないように、ちょっと粘度のあるグリスを使うといいと思います。　とりあえずこれでまたしばらくは使えるようになります。

興味のあるヒトは　Do It Tennis　をのぞいてみるといいかも、ここはイロイロな部品があります。　ガンマのクランプベースとかナカナカ良さそうですよ。　それとバボラツールセットも今なら円高で安いですね、あまりオススメではありませんがｗ

ウエルカム上海

今年は梅雨らしいというか、土曜の夜の雨もこう続くと・・・

TCS RAPID 125 （２）

ストリングフォーラムネットとかでは評価の高い、注目のソリンコ・ツアーバイトがどうにもシックリこない、と言うかゼンゼンよくないので即ハサミを入れてTCSラピッド１２５に張り替えてしまった。　

で、１３０にくらべてどうかと言うと、同じテンションであればやはり１２５の方が、よく言えばシャープなカンジ、悪く言えば硬いカンジですね。どちらがイイかはこれはコノミというか気分しだいというかｗ、僕もこれはちょっと・・・、ハッキリ言って解りませんｗ　　

ちょっと前まで硬いポリは細ゲージの方が感触はヨカッタかもしれませんが、進化した最近のポリはよっぽど非力でない限り、1.25以上、モノによっては1.30以上のゲージの方がカラダに優しく、打球感もイイような気がします。ええモチロン僕はチャンとしたフツウの非力なプレーヤーですよｗ

画像はガットの先端をニッパーで斜めにカットした部分の顕微鏡画像ですが、確かに2重構造で断面からみても外側は硬く内側は柔らかい素材であることがよく解ります。これがTCSの特徴なんですね。まあメイドインジャパンの複雑なガットに比べるとごくシンプルですけどｗ

さて、最近シグナムプロからマイクロナイトというマルチが発売されているのだけど、これはどうでしょうね。１００ｍロールもあったりしてちょっとそうとうにキョーミありなのだけど、今のところマルチは在庫増えすぎで、ヴァンキッシュもまだ使ってないし、こりゃ悩みどころなのだｗ

リペアプライヤーのミラー加工

コレはバボラのリペアプライヤーなのですが、プライヤーとしては信じられないくらい高価なくせに加工がイイカゲンなので、この時期はサビが出やすいですね。　で、スナップオン95BCPのミガキで効果があったので、コイツも磨いてみました。


テキトーにするつもりでしたが、あまりにも表面加工がザツなのでついムキになってしまった。
ピッカピカなのだｗ



ココまでやっちゃうと表面全体が滑らかになり、フレームにカルク当たったくらいではキズも付きにくいと思います。もちろん一番フレームに当たる可能性（キケン）がある、アゴの部分のネジで止めている金属板の面取りは、ずっと前からやってはいましたが。

ネジも品質が悪かったのでチタン製のモノ（M3-6 Hex Flat Head)に換えています。たかがネジと思うかもしれませんが、ぜんぜんチガウんだなコレがｗ　

バボラのマークなんて跡形もないのだｗ

mugen limited (2)

このブログを見てくれていた美人オーナーに今日偶然コートで出会って試打させてもらった。
ありがとうございました。

このガットはヒジョ～に打球感がイイです。やや金属的で爽快な打球音が印象的で、ホールドがちょっとそうとうにイイですね。僕にはかなりテンションが低いこともあってボールの飛びが良すぎるほどでしたが、これは本当に良いガットだと思います。この価格でも決して高くはナイですね。

う～ん、これは一度手持ちのポリ、特にブラックヴェノム・ラフとのハイブリッドで使ってみたくなりました。

ファコム ツールバック BS.T14

室内に持ち込んだツールボックスでドアを傷付けたことがあるので、屋内用にプラスティック製のツールボックスを使ったりもしていたのですが、容量に難があった。

で、以前から欲しくて仕方なかったツールケースがセールになっていたのでついポチッてしまった。僕にはこういうモノがまだまだヤマほどあるのだった。もう物欲のカタマリなのだｗ

このファコムのツールバックなのですが、さすがにフランスのメーカーだけあってメチャクチャカッコイー！　こりゃあキタナイ工具は入れたくないのだｗ

テニス用品みたいにカンタンに利用できる、工具の海外通販サイトってないですかねぇ・・・

mugen limited

豪華ガットなのだ。金箔（？）が入っとりますｗ


拡大画像です。



マルチはムゲンかテクニのＸＲ３がスキなんですが、どれも高価なので他のモノをいろいろ試しているのですが、ナカナカ・・・　そう言えばこの２つは構造もよく似てますね。

ＸＲ３


で、マルチのロールですが、ＸＲ３とかエクセル（バボラ）とかにはあってもムゲンにはロールがない。以前トアルソンの関係者から聞いたハナシでは、ムゲンはこれでもかなり価格をおさえていて、ロールの発売はまったく考えてないということですが、もちろんこのリミテッドもロールは発売されないでしょうね。

この価格だったらナチュラルの方がイイと言うヒトは多いかもしれませんが、イイカゲンな性格の僕なんかは扱いやすいというだけでナチュラルガットよりいいかなと思います。まあ、このリミテッドはさすがにまだ打ったことナイですがｗ