Maladet de Sahara

~ 人とのつながり、出会いの広がり ~

モルドバから 新たな旅立ち・・・

モルドバ最終章 ~ 2009年夏~

2010-02-04 04:39:26 | モルドバ・生活
9月14日(月)

この日はマクドナルドで4時にステファンさんと待ち合わせ。 2年間モルドバに住んでいて、マクドナルドで座って食べたことなんて2、3回しかなかったのに、今回の滞在中だけで何回来たことか… とはいえ、一度もハンバーガーは食べていないのだが。 ステファンさんとはモルドバに来る前から連絡を取っていたのだが、最後の最後になってやっと2人で会うことができた。 この日は財団の授業が始まる日だったので、マクドナルドでしばらく話したあと、一緒に財団に向かった。

すでにちかさんと今年度から新しく来たみどりさんが教室で準備をしていた。 いつも自分も授業をしていた教室なので、とても懐かしい気分になる。 そして、学生たちが続々とやってくる。 この日は自分が持っていたクラスの日ではなかったのだが、もちろんみんな知っているので、これまた懐かしい。 そこに、何とタッティーさんが!!! このクラスだとは思っていなかったので、びっくり♪ タッティーさんもびっくり♪ 「あ~ しょ~たさ~ん♪」という声とともに笑顔のタッティーさん… 特に仲良くしていた学生の一人でもあったので、こっちも本当にうれしかった。



おれ、足短いなぁ…(汗)




いつもの変顔写真。


マクドナルドにいるときには一緒に撮らなかったので、イケメン、ステファンさんと…



どんなに伸びてもかなわない…




最高の笑顔で♪



一応普通に…


そして、授業の時間になり、みんな集まったので、せっかくなのでみんなで一枚撮ってもらった。 ほとんどが自分の学生ではなかったので、こうやって一緒に撮ったのが初めての学生も多数…



何と一人の学生(カバーシャさん)が妊娠していて、これまたびっくり!!! とにかく、みんなありがとう♪ いい記念になりました。

さてさて、授業が始まってからも、お邪魔虫は写真撮影。 何だか初回の授業っていいなあと思いながら。



みどりさんが自己紹介中。 自分もそんな時期があったなあ… このようなクラスの中での自己紹介ではなかったが、最初の文化クラスで自己紹介をしたときは、とりあえず、いろんな国の言語で「こんにちは」と言って、笑いが取れたので満足。(笑) あと、確かモルドバに来る前にひたすら暗記したルーマニア語での自己紹介を披露したような。 笑いが取れたこと以外、あまり記憶にない…



はい、はい、授業中ですよ!!! 大きなこどもたち…(笑) みんな無邪気でかわいいけど、あくまで授業中!!!



あくまで授業中とか言いながら、ちかさんの背後からも一枚… 1クラスの人数がちょっと多すぎるような…

本当はもっといたかったのだが、次の約束もあったので、今度は待ち合わせ場所のAndy's Pizzaへ… 財団に長くいすぎて、学生たちを待たせてしまった… 本当にごめんなさい。 ここで会ったのは1年目に教えていた学生たち+α。 1年目で財団での勉強をやめてしまっても、こうやってモルドバに来るたびに会ってくれるかわいい学生たち♪ みんなとてもかわいくて、大好き!!! 学生たちと話していると、さっきお邪魔していた財団のクラスのディマさんが!!! なんとちかさん、みどりさんも学生たちとともに同じAndy'sに来ていたのだ!!! 席が離れていたので、全然気がつかなかったが… 楽しいひと時はあっという間にすぎていき、帰る時間に…



最後にみんなで一枚!!!


ちかさんたちもちょうど出るところだったので、一緒に店を出て、店の外でしばらくしゃべった後、名残惜しい気持ちはあったが、解散… またみんなと再会できるのは、今年の夏かな… きっとまたみんな大きくなっているんだろうなぁ… それにしても、世界のどこかにこうやって自分のことを楽しみに待っていてくれる人がいるというのは本当に幸せなことだと思う。

みんな、ありがとう!!!

モルドバ、ありがとう!!!

壮大な自然が教えてくれるもの ~ オルヘイ・ベキ ~

2010-01-17 08:36:07 | モルドバ・生活
9月13日(日) 快晴

ホスト・ファミリーとともに8時半にキシナウを離れ、ホストの友人の車でオルヘイ・ベキ(Orheiul Vechi)へ向かった。 以前に一度行ったことがあったのだが、そのときはあまり時間がなく、ゆっくりする時間がなかったので、もう一度ゆっくり行ってみたいと思っていたところだった。 "Vechi"というのは、「古い」という意味で、今のオルヘイ市はキシナウから北に60キロほど行ったところに位置し、そこから15キロほど離れたところにオルヘイ・ベキはある。

まずは、遺跡から発見された出土品が展示されている博物館へ… 土器や装飾品などいろいろなものがあった。 展示品の中にはオスマン・トルコ時代のアラビア語で書かれたものまであって、驚いた。 ここモルドバ(そして、ルーマニア)の英雄シュテファン・チェル・マーレはオスマン・トルコの侵攻から国を守ったことで英雄とされている。 それにしても、ここに来て、アラビア語を目にするとは思いもしなかった。

オルヘイ・ベキの地形は壮大でとても美しい。 その壮大な景色の中に静かにたたずむプルカラブ・ボシエ修道院(The Monastery of Pircalab Bosie)…



オルヘイ・ベキは15世紀にラウト(Raut)川の急な土手の上に創設されたモルドバの町で、16世紀に町が滅びるまで、中世東モルダヴィアにおいて経済的、また軍事的に重要な役割を果たしていた。



土手の下の川の向こうには集落が広がっている。



この辺りでは物を運んだりするのに、今でも馬車が活躍している。 こののどかな雰囲気が何とも言えない。



力強くもあり、美しくもあるオルヘイ・ベキの風景…



若者たちよ、このオルヘイ・ベキのように大きく育てよ!



赤い車を川べりに止め、釣りを楽しむおじさん… のんびり、のんびり。



まるで油絵で描いたかのような井戸… もちろん今も健在で、その冷たい水がのどを癒してくれた。



集落のおうちのお庭にはワイン用のぶどうがたくさん実をつけている。 これがおいしい自家製ワインに生まれ変わっていくのだろう。



何だかどこか懐かしいにおいがするトウモロコシ畑。



道の脇にはもぎたての赤々と輝くトマトと大きく育ったすいかが並べられている。



トマトもすいかもジューシーで本当においしかった♪

忙しい日々には、どこにいても常に頭の上にいてくれるはずの空がいない。 木々のざわめきは雑音たちにかき消され、花のやさしい香りは誰にも届けられることなく姿を消していく。 とてもまっすぐで、誰の心にも届くはずのこの喜びをここオルヘイ・ベキは思い出させてくれたのだった。

新年あけましておめでとうございます。

2010-01-08 18:53:07 | サウジ・生活



皆様、あけましておめでとうございます。 なかなか更新できず、いつも情報が新鮮ではなくて、すみません。 今年もすばやい更新はお約束できませんが、皆様にモルドバのこと、サウジのことを少しでも伝えていけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

この写真は11月半ばに撮ったもので、決して夏の写真ではありません。 学生たちからも砂漠にそのサンダル(雪駄)はない!とつっこまれました。 他の人は寒いと言っていましたが、今年は生まれて初めて半そでで新年を迎えました。(大晦日からずっと半そででいました。) 2009年のことをがんばって伝えきって、ブログでも2010年をはやく迎えられるよう、がんばります。 どうぞこれからも遊びに来てやってください!!!

新しい人、懐かしい人 ~ 何にもかえがたいもの ~

2009-12-29 06:26:08 | モルドバ・人
またまた前回の更新から時間が経ってしまいましたが、最近仕事は忙しいものの毎日充実した日々を送れています。 世の中は年の瀬という雰囲気だろうと思いますが、ここリヤドはまったくそんな雰囲気はありません。 ヒジュラ暦の週末は2週間前の金曜日だったと思いますが、基本的にここでは特別に新年のお祝いはしないそうです。 そういう場所なので、当然のことながら西暦の新年などまったく関係ありません。 今日も明日もあさっても普通に出勤です。 今回はたまたま大晦日とお正月がこちらの週末にあたる木曜日と金曜日なので、お休みですが、いつもの週末と変わりないのです… さすがに朝晩は半そでで過ごすには寒いですが、昼間ならまだまだ半そででも大丈夫なこの気候もあってか、本当に年末という気がしない今日この頃です。 この場を借りて、みなさま、よいお年を…

モルドバの思い出に戻ります…


2009年9月9日(水)

この日はいろいろな人と会う約束があったので、すごく楽しみだった。 朝9時半から去年から財団で働いているCHIKAさんと新任のみどりさんに会いに行ってきた。 場所はいつものイエローカフェ! 最近、イエローカフェ 2(同じ通りの徒歩3分圏内にどちらもある。)に行くことが多かったので、この日は初代イエローカフェへ…(実は、キシナウ市内の他の場所にもあるので、ここが初代かは不明。笑)

モルドバでの生活はもちろん楽しい2年間だったが、財団で働くことに関してはいろいろな苦労、苦悩があった。 中国での2年間の”激闘”があったので、たいていのことは「まぁ、中国よりましか…」と思えたのも確かだが。 CHIKAさんも1年目もいろいろ苦労していたにもかかわらず、それでもここに戻ってきた同志。 財団のことをいろいろと話して、 みどりさんにとってはモルドバに来た早々「えぇっ、聞いてないよ~!!!」(注: ダチョウ倶楽部ではない。)と言いたかったところだろうが、みどりさんがとても明るく前向きな方だったので、本当に安心した。 外国で働くとなると、日本の常識がまったく通じないことも多いので大変ではあるが、その分いろいろな人と知り合う機会も多くおもしろいと思う。 この環境に早く慣れてがんばってほしいと思った。(今年度もお二人ともいろいろと大変な思いをしながらも、がんばっています!!!)



最後に3人で写真を撮って、お別れ。 この後、CHIKAさんとみどりさんは証明写真を撮りに行くということで店の前で別れを告げ、シュテファン・チェル・マーレ通りにあるマクドナルドに向かう。

「あ~ しょ~たさ~ん♪」という素敵な笑顔がこちらに向かってきて、ハグ♪ お昼に会ったのはクリスティーナさん。 1年目しか教えていない学生で、その後はずっと連絡を取っていなかったのだが、8月26日に会った学生がFacebookにそのときの写真をアップロードして、それにコメントを書いてくれたのを見つけて、連絡を取り、この日に至ったのだ。 Facebookに感謝♪ ロンドンに留学する直前だったのだが、本当にうれしい再会だった。 実際にこうやって二人で話すのは初めてだったが、本当にしっかりした考えを持っていて、素敵な女の子だなと思った。 自分が大学に入る前、こんなにしっかりした考えなんて全然持っていなかったのに… と心の中で思っていた。 近況や自分のアメリカ留学時代の話などで盛り上がった。 自分の人生において、アメリカ留学がなければ、今のような自分は絶対になかったと思うので、クリスティーナさんにとってもそういうかけがえのない時間になってくれたらと思う。(今でもときどきFacebookで話しますが、楽しくやっているようです♪)



夕方は今度はイエローカフェ 2へ! こんなにイエローカフェの売り上げに貢献している日本人はきっと他にはいないだろうと思う。笑 モルドバにいたとき、一番よくイエローカフェに一緒に行っていたオリャさんとアレックスさんと会った。 よく一緒に来ていたローマさんやカチャさんは外国に行ってしまっているのは残念だったが… この3人でイエローカフェにいると、やはり昔のことを思い出し、懐かしかった。 サウジアラビアでの生活やここの学生たちの話などで盛り上がった。 イリーナさんも途中で来てくれてうれしかった。 イリーナさんは国際関係を大学院で勉強しているので、サウジのことにもいろいろ興味があるようだった。



イリーナさんが帰る前に4人で写真を撮ってもらった。 写真からもわかるとおり、オリャさんはジャージのペンケースの虜に!!!笑

9月10日(木)の昼はまたセンターのマクドナルドで待ち合わせ。 モルドバに住んでいるときはほとんど入ったことがなかったが… 待ち合わせの場所としてはわかりやすくていいとは言える。 この日はディマさんに再会。 自分が直接教えた学生ではないのだが、”一人コメディー”という感じのムードメーカー。 そんな性格にも関わらず、法律の勉強をしているので何だかおもしろい。 サウジアラビアでは普通にデートもできないという話をしたら、モルドバで生まれてよかったと言っていた。笑 帰る前に、近くの席に座っていた女の子たちに写真をお願いしてパシャリ!



9月12日(金)の午後はドーリンさんに会った。 実は、ドーリンさんはモルドバで教えた最初の学生。 もう日本の大学への留学が決まっており、日本に行く前に少しでも日本語を覚えたいということで、プライベートで1ヶ月ほど教えていた。 1教えると3わかるようなとても頭も言語のセンスもいい学生だった。 モルドバに行く前に久々に連絡を取ったら、ちょうど同じ時期にモルドバに帰っているということで、こうやって会うことができた。 今では修士課程も終え、博士課程を取りながら、日本で暮らしている。 そんなときの流れの速さを感じながら、日本での生活の話を聞いた。 ドーリンさんも忙しく、そんなに長い時間一緒にいることはできなかったが、久々に再会し、話ができて、本当にうれしかった。



新しい人、懐かしい人、いろいろな人に会った。 どこに行っても、こういう素敵な出会いに恵まれている自分は本当に幸せ者だと思う。 そして、こういう出会いの一つ一つが何にもかえがたい財産だと思う。 みんなに感謝。 みんな、ありがとう!!!

まだまだ知らないキシナウの街 ~ 独立記念日+生き物地球紀行 ~

2009-12-01 23:56:12 | モルドバ・フェスティバル
現在こちらはハッジ(犠牲祭)のお休み中なので、珍しく早々の更新… 12月なのにまだ夏のことを書いているので、ちょっと焦り気味… 土曜日からは仕事。 これからは今までより少し忙しくなりそうだが、新しいクラスも始まるので楽しみ♪ 前回の記事でも最初に少し触れたように、ここには当然クリスマスはなく、新年を祝うという習慣もあまりないそうなので、普通に仕事。(汗) そもそも、ヒジュラ暦のお正月は西暦とは違うのだが…

それでは、モルドバでの素敵な思い出の続きをどうぞ…

8月27日(木)

前日からちょっと調子が悪いなとは思っていたのだが、この日はのどがすごく痛かった… それでも、外出。 この日はモルドバの独立記念日ということで、センターではいろいろなイベントが行われていた。 この時期にモルドバにいるのは初めてで、独立記念日をここで迎えるのも当然初めて!!!



このような木陰に入って、そよ風に吹かれる… とても当たり前だったこの瞬間がサウジに行って初めて、世界のどこでも味わえるものではないと気付いた。 キシナウは首都というのに、街中にたくさん緑があり本当に癒される。 大きなイベントということで、子供連れの人が多かった。



風船を持って大喜びの子供… 手を離しちゃだめだよ!!!



あ~あ…



Fly into the light... [DU2]


素敵な写真… お連れ様(笑)が撮った写真。 キシナウには絵になる風景がたくさんあっていい。



歩道にはたくさんの出店…



凱旋門前の歩行者天国には大勢の人々…





庁舎の前のステージで奏でられる伝統音楽…


独立してからも経済的に厳しい状態が続いているモルドバだが、政権も変わり、これからいい方向に進んでいってくれることを願う。



これはおまけ。(笑)


ゴミはちゃんと捨てましょうね。 公園には「彼のようになるな!」と豚の絵が描いてある看板が設置されているのだが、豚はきれい好きな動物です!!! 失礼な!!! 豚が好きだなんて、ここサウジでは言えないのだが…


8月29日(土)

博物館の横にある鳥がたくさんいる公園へ… キシナウに2年住んでいて、いろいろなところに行ったのだが、この公園の存在は知らなかった! とにかく、鳥がたくさんいた。 ホストファミリーのおうちではインコを飼っていて、とてもかわいい。 小さい頃に母親が洗濯かごで捕獲したインコ(笑)を飼っていたのだが、凶暴であまりかわいいとは思えなかったが、モルドバに来てインコに対する印象も変わった♪



カップルで居眠り?!?!



真っ白で美しい…



えーっ、何でここにワニ?!?!



さらにカメ?!?!



ブロンドモヒカン・インコ!!!



きれいな瞳…



比較対象がなくてわかりにくいのだが、巨大ハト!!!



上から見張っているオウム!!!



ふさふさのひよこたち…



走るのが速く結局とらえきれなかったツタンカーメン・バード!!!



ゴージャスな孔雀!!!



ヒッピースタイル?!?!



優雅に泳ぐ白鳥…



なんかサイズがおかしくない?!?!



エミュまでいてびっくり!!!



ふわ~っ… リラックスねこ…



げげげ、怪しい日本人まで…


あまり目立たないこの鳥公園… それにしては、見たことのなかった鳥がたくさんいて、本当にびっくり!!! 連れて来てくれたホスト・ダッドに感謝。 こうやって見ると、鳥もそれぞれ表情があり、みんなおしゃれなことがよくわかる。 サイズがおかしいハトや鶏にはかなり驚かされた… まだまだキシナウにも知らない場所がたくさんあるようなので、もっと探索せねば!!! 本日はモルドバより生き物地球紀行(奇行?!)をお送りいたしました。

この笑顔に支えられた2年間 ~ いつもの場所で素敵なひととき ~

2009-12-01 21:34:21 | モルドバ・生活
世の中は12月に入ったというのに、まだ8月のことを書いている自分… しかしながら、この国にいると季節感がなくなる。 今もタンクトップに短パンという格好でタイプしている。 NHKからはクリスマスのイルミネーションや東京のいちょうの話が聞こえてくるが、ここにはクリスマスもいちょうもない。 でも、昨日同じような格好で外に出たら、さすがに少し肌寒かった…

サウジの西側では大雨、洪水の被害がひどかったようだが、リヤドではここに来てから2度目の雨を喜んでいた。 ジッダ等の紅海に面する地域と内陸部のリヤドでは全然気候が違う。 ここリヤドは年中乾燥しているが、ジッダは海も近く、湿度が高いらしい。 排水システムが整っていないサウジでは、日本で考えたら大した雨ではなくても、容易に洪水が起こってしまうらしい。 リヤドでも何時間か降り続くと、道がすさまじい状態になると学生から聞いたことがある。 雨の日を”いい天気”という学生たちだが、乾燥した地を潤す程度でいいようだ。

さて、モルドバでの思い出…

8月26日(水)

学生との久々の再会… 場所はいつものYellow Cafe 2! モルドバで勤務先の財団の次によく訪れていただろうと思われる場所。 働いているお姉さんたちの顔すら思い出すことができる。 この場所がなかったら、学生たちとこんなに話すことはなかっただろうし、Yellow Cafeがあって本当によかった。

キシナウで一番の大通りStefan cel Mare通りからPuskin通りに入り、Yellow Cafe2に向かって歩いていく。 学生たちに会うのは冬以来だったので、ちょっと心臓はドキドキ。 何人かの学生がすでに見せの前に。 集合時間の前に来ているなんてえらい!!! まだそれなり距離があるにもかかわらず、自分を発見し、手を振る学生たち… 「久しぶりですね~♪」、「髪が長~い!!!」、「そのTシャツ、素敵ですね~♪」という笑顔に包まれる。 この笑顔たちに何度励まされたことか…

モルドバに行く前から、年齢のことも考えて、1年で帰国し転職しようと思っていたのだが、ここで見つけた本当にやりたかったこと。 アメリカ留学の際、出会った素敵な先生たち… この先生たちのように自分の言語を教えながら、いろいろな国の人と関われたらと思い、この道を選んだ。 最初の2年は一番求人の多い中国に行った。 この仕事はお金にならないことをわかっていて選んだ。 お金よりもやりがいと思って、日本語教師の道を選ぶ人も多い。 しかし、中国では学校も学生たち(の親)もお金のために日本語をやっている場合がほとんどで、そのギャップを感じ、1年で帰国した先生もいた。 大変なこともいらいらすることも本当に多い2年間だったが、学生たちや同僚の先生たちに支えられ、充実した時間を過ごすことができた。 それでも、やはり自分の考えていた日本語教師の仕事とはギャップを感じる部分もあった。 モルドバでも仕事上いろいろ大変だった… 今の先生たちも毎日戦っている。 でも、日本人が片手で数えられるぐらいしかいない国で、日本語に実利がほぼないと言ってもいいこの国で、日本語が好き、日本が好きというピュアな理由から日本語を学ぶ学生たち。 こんな素晴らしい環境で教えられたことを本当に幸せに思う。 授業後に学生たちが連れて行ってくれたYellow Cafe。 次第に行く回数は増え、週に1回は必ず行くようになった。 「今日は日本語だけで話しましょう。」と学生の一人が提案し、必至で日本語だけで話していた学生たち。 わからない言葉は英語を自己流でカタカナに直して表現! そんな姿を見ていて笑顔がこぼれる。 この学生たちがいなかったら、サウジアラビアにいることもなかっただろう。 本当に感謝、感謝の学生たちなのである。

PCでサウジの写真を見せながら、サウジとモルドバの違いなどを話した。 あまりの違いに学生たちも驚いてばかりだった。 次のレベルに進む予定だが、財団のやりかたにどうも納得できない学生、去年はあまり勉強できなかったので、今年もう一度同じレベルで勉強しようと考えている学生、大学生になり忙しくなるので今年からはもう勉強しない学生、モルドバにいた2年間のうち1年半勉強していた学生、いろいろな学生がいるが、自分にとってはみんな本当にかわいい学生たち… みんなとても素直で、明るくて、ピュアで、温かくて… モルドバを離れても、こうやって温かく迎えてくれる人がいるというのは本当に幸せ。




みんなで(近くにいた人に撮ってもらったのだが、若干ピンボケ…)



Yellow Cafeで会話力が格段にあがったオリャさんと…



とても真面目でいつもクラスを引っ張ってくれていたユリアさんと…



財団をやめてからもいつもこういう場には来てくれるヴィカさんと…



この2年ですごく大人っぽくなったナステアさんと… ペアルック?!



どんなときも笑顔でハッピー、タッティーさんと…



いつもクラスに笑いを運んでくれるムードメーカー、プラチンタさんと…


帰り道、「マージャン牌やマージャン台はいくらぐらいしますか。」というプラチンタさんの質問には本当に驚いた(笑)が、本当に楽しいひとときだった。 みんな、ありがと~~~!!!

お盆すぎに里帰り?! ~ 今まで見てきたもの 今感じるもの ~

2009-11-19 07:19:28 | モルドバ・生活
ドバイへの旅から1週間後の8月21日の夜リヤドを発つ。 リヤドからキシナウまではほぼまっすぐ北上すればよい。 夜の砂漠は海のように暗く、そこにときよりオレンジ色の光のかたまりが現れる。 まるで真っ黒なキャンバスにオレンジ色のペンで描いたように広がる町。 しばらくするとその光の線は途切れる。 リヤドの街からはほとんど星が見えないのだが、砂漠の上空は星も美しい。 そんな景色を見ながら、しばりの眠りに着く。 今回は新型インフルに関するアンケート用紙の提出を求められた。

ほぼ予定通り早朝6時すぎにイスタンブールに到着。 この空港には幾度となく来ているのだが、未だに一度も空港の外に出たことがない… いろんな人から「トルコはいいよ~」と聞いているので、ぜひ一度まわってみたいとは思うのだが… しかしながら、この空港に来ると、嗚呼もうすぐモルドバだ~と思う。 どうしてなのかよくわからないのだが、モルドバ行きの飛行機は必ずといっていいほどゲートが変わる。 今回も例外ではなく、出発予定時刻の1時間ほど前にゲートチェンジ。 普通1時間前ぐらいには飛行機に乗り込むのだが… 突然ゲートが変われば、セキュリティーチェックも当然混雑する。 そこではロシア語やルーマニア語で会話が交わされており、何だか懐かしい気持ちに… すごく混雑しているにもかかわらず、「私、キシナウ行きの飛行機に乗らなきゃいけないから!!!」と叫びながら順番を守らない人たち… 「おいおい、ここにいる人全員がその飛行機に乗るんだけど…」と心の中で思いながら、ゆっくりと進んでいく列の中に埋もれる。 結局1時間ほど遅れてイスタンブールを飛び立った…

黒海に浮かぶ雲…


"All The Clouds..."



Though all the clouds look same to you,

each one has his own shape.

Though all the clouds seem to be always like that,

they're moving and changing little by little.


1時間ほどのフライトを終え、キシナウで羽を休める。 キシナウを訪れるのは冬以来なのだが、今回は今まで以上に感慨深かった。 それは、何よりリヤドからここにやってきたから。

涼しい・青空に白い雲・緑がいっぱい・誰もアバヤやトーブを着てない

日本から来れば、どれも驚くべきことではないのだが、リヤドから来るとすべてが新鮮に感じる!

空港から街への道中、懐かしい景色が広がる。 おみやげのモルドバ・チョコを買いに行ったMETRO、街を走るトロリーバス、昔住んでいたアパート… キシナウで暮らしていた頃と何ら変わっていなかった。

最初の3日間はゆっくりと過ごした。 冬に紹介しただじゃれのような名前のモールドバのフードコートへ…

"Planet Sushi"という素敵なお店を見つけた。 入る前にまずはメニューをチェック…



まず思ったのは何より高いっ!!! この握り寿司はいったいいくつでこの値段なのだろうか… 鮭や鮪の握りは20lei、つまり、200円。 鰻は300円、はまちの軍艦にいたっては450円!!! 300円あったら、イエローカフェでサラダ、おかず一品、ごはん、スープが食べられるような…

実際入りたいからではなくて、おもしろいから写真を撮ったこのメニュー… よく見ると、"Miso Siro"になってる!!! まるで白味噌みたい。(笑) キリル文字でも「ミソシロ」と書かれているので、ロシア語ではもしかしたらそう呼ばれているのかもしれない。 次のサラダの欄にある"Iumitasu"っていったい何だ!? 日本語なのか??? 日本人が写真を見ても、よくわからない一品… どうもいかが入っているサラダのようだが、1100円とやたら高い… 左下には"Machi Unaghi Onigara"、鬼柄??? はまちの軍艦巻きのところには"Carai Hamaci"、えっ、辛いはまち!!?? はい、十分楽しませてもらいました。


実際はアジアン・ヌードルの店を目当てにやってきた。



Googleで調べてみると、"Woking"というのはイギリスの都市の名前らしいが、関係があるのかは不明。



カレー風味の豚肉入り焼きそば(左)とパッタイ(タイ風焼きそば)(右)を注文。 今まで豚肉を食べたいとこれといって思ったことはなかったが、これもサウジ効果かなんとなく豚肉入りを頼んでしまった… 正直そこまで期待していなかったのだが、実は結構おいしくて大満足!!! パッタイはアメリカ留学中によく食べていたので、何だか懐かしかった。


またやってきたモールドバのフードコート… この日はモルドバでサウジ気分、シャオルマやケバブのお店へ…



中身はこんな感じ…



おいしくいただいています。



期待はずれでもなく、期待以上でもなく、おいしかった。


こちらはホストファミリーのおうちでの夕食…



真ん中にはミティテイ(棒状のハンバーグのような料理)、ズッキーニの炒め物、チーズ、チーズ+ガーリック(白いボール)、ポテト… GUSTOS!!!(おいしい~~~!!!) おいしいので、ついつい普段よりたくさん食べてしまうのだが、さらにお母さんの怒涛の"Mai poti!?"攻撃!!!(笑) 「マイ・ポツィ?」というのは、「もっとできる?」、つまり、この場合「もっと食べられる?」という意味。 ここに来ると、常に心もお腹もいっぱいになれる… そんな素敵な場所♪

初めてのドバイ旅行 ⑤ ~ 数々の世界一 ~

2009-11-09 01:08:23 | サウジ・生活
8月15日(土) (ず~っとつづき)

ついについにドバイの旅も終盤。 ジュメイラ・モールを離れ、最終目的地であるドバイ・モールへ… ジュメイラから乗ったタクシーの運転手さんは無口な人だった。 夕暮れが一日の終わりを告げようとしていた。 ドバイの高層ビル群の中でもずば抜けて高い… そう、世界で一番の高さを誇るブルジュ・ドバイ!



前のビルがとても小さく見えるが、そういうわけではない。 818メートルの高さは伊達じゃない。

ドバイ・モールはこのブルジュ・ドバイの真下。 このドバイ・モールは世界一の大きさを誇るモール。 なんだこりゃ?!と思うぐらいでかいっ! そして、すさまじい人…



何かいろんなキャラクターを混ぜて作ったような(笑)ドバイ・モールのマスコットがお出迎え♪



モールの中に入ると、これまたすさまじい大きさの滝?!が立ちはだかっている。 銀色の男たちが手をひろげて滑空している… 何か素敵♪



モールの中は世界の一流ブランドのお店、有名ブランドのお店がこれでもかというぐらい並んでいる。 ちなみに、スケート場だけでなく、スキー場もあるというからすごい! さすが世界一のモールは半端じゃない!



モールから外に出てみると、薄暗い空を貫くブルジュ・ドバイがっ!!! 首が痛い! ちなみに、この写真からもわかるように、まだ工事中。 どこからか音楽が聞こえてくる。 すさまじい勢いで水が噴きあがる。 この噴水ショーはとにかくすごいと聞いていたので、本当に楽しみにしていた。 夕方は30分に1回、もう少し遅くなると20分に1回行われている。



ドバイの高層ビル群を背景に光と水のアートが目前に広がる。 写真では伝わらないと思うが、この噴き上げている高さ、噴水ショーの広さは想像以上… 水が噴き上げるたびに細かい水しぶきが雨のように降ってくる。 ドバイに訪れた際はぜひ見てほしいものだ。 最初はデジカメでビデオを撮るために、2回目は自分の目でゆっくり見るためにと、2度も見た。 かなり感動した。



ちょっと離れてみても、こんなに美しい。 橋の上の黒いつぶつぶが人… 噴水のすさまじい高さが見てとれる。



世界一のモールの中にも回転寿司のお店が!!! その名も「YO!」、何とも粋な名前だ♪ この日もお客さんでにぎわっていた。 ちなみに、このモールのフードコートは世界のファーストフード展という感じで、マック、バーガーキング、KFC、ピザハット… もうとにかく有名所は全部そろっている。 ごちゃごちゃしていてゆっくり食べられる雰囲気でもなかったので、マックのソフトクリームしか食べなかったが…

次は世界一の水槽を誇る水族館。 一つの水槽としては世界一の大きさらしい。



これは2階から撮った写真。 大きすぎて横は到底入りきらないが、とにかく大きいこの水槽… お金を払えば、中に入れたようだが、外から見ても十分きれいだったので、それで満足。


Kiss the Ocean, Live in the Ocean



おやじ顔魚

非常に貫禄のあるおっさんのような顔をした魚にも遭遇できた♪ 世界一のおやじ顔魚?!(笑)

さて、次はドバイからお送りする「アラブ・ファッション通信」! リヤドのモールにも同じような店があり、写真撮影をしたかったのだが、警備員が数多くおり、そんなことをして捕まるのも嫌なので、結局実行はしなかった。 ここドバイは隣国とは思えないほどの自由度、しかしながら、アラブ・ファッションのお店は同じにおい… 日本ではなかなか見ることができないアラブ・ファッションを思う存分にお楽しみください♪



アバヤ・ショップ! あなたもこれで黒装束一族の一員♪ リヤドでは外国人であろうと女性ならみんな着用しなければならないのだが… あんなカラフルなスカーフをリヤドで巻いていたら、宗教警察に捕まることは必至だ。



おしゃれアバヤ♪ 少なくともリヤドでこのようなアバヤを着て歩いている人は見たことがないのだが、これはちょっとしたパーティ用なのだろうか… 詳細不明。



げげげっ!!! このドレス、いったいいつ着るんだろう… すごいとしか言いようがない…(汗)



さらにすごいドレス… 中国の歴史映画とかに出てきそう。 マネキンはとりあえず洋風。



こっちは男性ファッション! 頭の上から爪先までアラブ・ファッションで決めるなら、ここ!!! シュマーグ(スカーフ)の種類もとても多い。 黒いトーブは冬用かな?! こちらの人々にとってはサンダルも必需品。 学生たちを見ていても、トーブにサンダルという人が一番多いと思うが、フォーマルな場所だとちゃんと革靴を履いている。 大学構内ではトーブにベースボール・キャップをかぶっている学生、トーブにVansのスリッポンを履いている学生といろいろで結構おもしろい。

充実した1日もこれにてお開き… ドバイ・モールから空港へリムジンバスが出ているということだったが、受付で聞いてみると、もうこの時間はないと言われ、タクシーで空港へ向かう。 空港周辺はすさまじい渋滞だったが、時間に余裕をもって行ったので特に問題はなかった。


近代的なドバイ空港


無事飛行機に乗り、”自由のない国”に戻ってきた。 そう、問題は携帯電話… コンパウンドから迎えに来てもらう車と連絡が取れないのだ。(汗) 特に荷物もなかったので、予定より早く入国できたのだが、コンパウンドの車を探していると、そこらじゅうにいるタクシーの運転手に声をかけられてめんどくさい!!! しかも、大量に止まっている車から見つけるのは至難の業… 親切そうな人を一生懸命探し、子連れの男の人に声をかけた。 エジプト人の子連れのご夫妻だったのだが、笑顔で携帯を使わせてくれて、何とか帰路につくことができた… 本当に本当に長い1日だった…

初めてのドバイ旅行 ④ ~ ほんわかドバイ ~

2009-11-01 09:15:27 | サウジ・生活
8月15日(土) (前回のつづき)

一般的に考えられているドバイからかけ離れてしまったので、ドバイらしさに戻ろうと思う。 軽く昼食を済ませ、Jumeirah Soukに行くためにタクシーを拾う。 今回はもうバスは待たず… 今回の運転手さんはパキスタンのペシャワール出身。 テロのニュースで幾度となく耳にしたことのあるこの場所。 ドバイに来てもう10年という彼にここに来た理由を聞いてみると、「学歴がなきゃいい仕事なんて見つからない。 経験がなきゃ雇ってくれない。 でも、お金がなきゃ生きていけないからね。」と。 「山が本当にきれいなところなんだ。」と誇らしげに続ける。 「でもさ、おれたちが若いころはちゃんとした学校がなかったんだよ… 大学に行こうと思ったら、山を越えなきゃいけなかったし。 まぁ、だから、今ここにいるんだけど。」 「最近は学校も増えてきたし、子供たちの未来は明るいんだぜ!」と笑顔だった。 ドバイの街を走るタクシーの中でペシャワールの山々に囲まれた学校を笑顔で駆け回る子供たちの姿を思い描いていた…

こういうことがあるたびに思う… 旅っていいなぁって。 人って温かいなぁって。

タクシーはドバイらしい景色の間を走り抜ける。




ツタンカーメンを彷彿させるビル



晴れた空を突き抜くビル



子供のころブロックで作ったように立ち並ぶビルたち


運転手さんがそれぞれのビルを紹介してくれたが、残念ながら覚えていない。 覚えているのは、このビルの前にあるレールは2009年9月9日に開通予定のドバイ・メトロのものだということ… 日立が中心になって建設されていたらしく、日本の技術は素晴らしいという話に花が咲いた。 リヤドに戻ってきたあと、以前お世話になった「地球アゴラ」でこのメトロの開通の模様をやっていて、懐かしくなった。

素敵な運転手さんに連れられ、Jumeirah Soukに着いたのは4時過ぎだった。 Soukというの「市場」という意味。 ここは市場をイメージして作られたモールとのことで、楽しみにしていた。




下町に来たようなモールの中



歴史色色



温光



何だかすごいドレスも…(汗)



あちらに見えますのが、世界唯一の7つ星ホテル、Burj al Arabでございます。


神田うのが泊まって有名だったということもリヤドに戻ってきて初めて知った…(笑) この写真を撮る前にも一枚撮ってもらったのだが、中国人のおじさんたち二人にお願いした。 中国語が耳に入ってきたので、「この人たちに頼もう!」と思い、中国語で話しかける。 青島を離れて以来、長いこと使っていなかったこともあって、「なんで?」と中国語で聞かれたのに、頭に思い浮かんだのは"Pentru ca..."というルーマニア語の"Because..."。 使わないとだめだな… この写真は東南アジア系のお姉ちゃんたちのグループに頼んで撮ってもらった。 みんなとても楽しそうで微笑ましかった。

やはり外は暑いので、またモールの中に入る。




からふるすてっぷ



水たばこの城



心音心温



光が包む 心を包む


外はぎらぎらとした太陽が照りつける。 陰は温かい色や光に包まれている。

実はこのアラビアン・ランプの写真を撮ろうとしたとき、店員さんに叱られた。 素敵だったし、他にも店内で写真を撮っている人もいたので、いいかなと思ったの
だが…店の外で写真を撮ろうとしていたら、肩をポンポンとたたかれ、同じ店員さんにだめだと言われ…(苦笑) 「店の外でもだめなの? なんでだめなの?」と聞くと、「中国人は何でもこうやって写真撮ってコピーするからだめだ!」と…(笑) 「中国人じゃなくて、日本人なんだけど…」と言ったら、「な~んだ、いいよ、いいよ♪」と笑顔。 「なんだそりゃ?!」とは思ったものの、こんな背景があって、この写真が撮れたのだった…

ちょっと感動したのがこの砂絵。



最初売り物だけを見たときは、「砂漠の国だしなぁ…」としか思わなかったが、その横で黙々と砂絵を作るおじさん…



いろいろな色の砂をビンに入れ、細い爪がついたもので引っかいていくうちに、砂漠を背景にしたラクダが現れたのだ! 買いはしなかったが、おじさんの職人芸には結構感動した。

この後、相当うろうろしたJumeirah Soukとのお別れ。



日も傾き、少し涼しくなってきたので、歩いてBurj al Arabにもう少し近づいて見ることにした。 なんとそこにはさっきの中国人のおじさんが!!!



こっちはおじさんが撮ってくれた正面から見た7つ星。

つづく… (たった1日しかいなかったくせに、よくもこんなに書くもんだ…と自分でも思う。笑)

初めてのドバイ旅行 ③ ~ ゴージャスな買い物 ~

2009-10-23 19:23:12 | サウジ・生活
8月15日(土) (前回のつづき)

さて、世界のギャップを感じながらフラフラ… ついにそれと思われるバス停に到着。 リヤドにいたら、日中に外をこんなに歩くことなんてないし… 目的地はLamcy Plazaだったが、どのバスに乗ったらいいのかよくわからず、来たバスの運転手に聞いてみると、

運①:「C22に乗れば、大丈夫だよ。」
M:「そうですか。 ありがとうございます。 ここで待っていればいいですか。」
運①:「ここで大丈夫だよ。」

待てども待てどもバスは来ないので、違う運転手に聞いてみる。

運②:「悪いけど、よくわからないから、次の運転手に聞いてくれ!」
M:「あっ、はい…」

反対車線にUターンした後、向こうからおじさんの叫び声が…

運②:「ほら、そのバスの運転手に聞いてみな!」

バスのことは知らなかったけど、親切な運転手さんだった。(笑)

運③:「ここからそのバスは出てないと思うよ。」

よく確認してみると、確かにその番号はなかった… 暑さのためか、確認するのすら忘れていた。 さらにバス停を探して歩く気にはなれなかったので、しぶしぶタクシーを拾う。

タクシーの運転手さんはインド人のドバイに来て22年のベテラン運転手。 これまでのことを話すと、笑って言った。

タ:「ここは本当に暑いし、待つより乗れ!」
M:「はい、身にしみてわかりました。」
タ:「外国人が初めて来るとあるんだよね。 30分バスを待って、あきらめてタクシーに乗ったら、実は目的地は歩いて5分ぐらいのところだったとか!」(笑)

シートベルトを締めるように言われ、話し好きのおじさんは続ける。

タ:「おれはちゃんと締めてるのに、お客さんが締めてないと、警察にいろいろ言われるんだよ…」

涼しいタクシー車内で楽しい会話に花が咲き、ついにLamcy Plazaに到着。



なぜにここが最初の目的地だったかというと、このモールには日本でもよくお世話になっているDAISOがあるから!!!(笑) ゴージャスなイメージのあるドバイに来て真っ先に行きたかったのは何と100円均一。



このピエロが登っていて、滝があるのが入口。 滝の前で記念撮影している人もいたが、ちょっと恥ずかしいのでしなかった…



「おぉぉっ! 日本のDAISOと同じだ~っ!!!」、ちょっと感動!





売っているものも日本とまったく同じ。 基本的に値段は6ディルハム(約150円)均一。 ショッピングのメインはここDAISOと決めていたので、店内をくまなく回り、穴あきレードル、線香、ふりかけ等を購入! 実は日本の自宅近くのDAISOで線香を買ったはずだったのだが、こちらに来て荷物を開けてみても見当たらず、結構ショックだった…(泣) 白檀の香りが妙に落ち着くこの頃…

この後、さらに上の階のスーパーにも日本の食材が置いてあるとのことだったので、エスカレーターに乗ってAl Mayaに足を運ぶ。



この写真では小さいが、「グリーン豆」がここにも!!! これは名古屋市西区で作られている商品!!! 何とアメリカ留学中にいたほとんど誰も知らないメイン州のオリエンタル・ショップにさえも売られていたのだ!!! こんなにインターナショナルな名古屋発の豆菓子があることを知っていたか???(知らなくてもいい…笑)





オロナミンCもポカリスエットもアラビア語だ。 ちなみに、ポカリスエットという名前は「スエット=汗」という言葉が入っているので、外国人には奇妙に聞こえるらしい。 そうやって考えると、確かにね。

この後、さらにLamcy Plazaの近くにある日本食材のお店へ…



ここで買いたかったものは… 乾燥わかめ!!!(笑) 水で戻してサラダにも使えるし、わかめごはんもできちゃうし、もちろん味噌汁に入れてもいいし、なかなか使えるこの代物。 しかしながら、ドバイらしさのまったくないこの買い物に感動する一人の変な日本人… しかも、これにはオチがあって、リヤドに戻ってきてから知ったことがあった。 それは、何とわざわざドバイに行かなくても、リヤドにもDAISOがあるということだ。(爆)