Maladet de Sahara

~ 人とのつながり、出会いの広がり ~

モルドバから 新たな旅立ち・・・

写真で巡るキシナウ ~ 初夏の美しきキシナウ ~

2008-06-26 01:53:37 | モルドバ・生活

5月24日(土) 快晴

この日はオリャさん、アレックスさんとジャンボ(大型高級ショッピングモール)でお茶をしたあと、アレックスさんと二人でミハイ・エミネスク劇場へ行って、次の日(5月24日)に行われる東京乾電池の「授業」のチケットを買いに行った。 チケットを買うために並んでいると、今年度前期まで授業を取っていたコリさんに遭遇! 仕事が忙しくて、ずっと来れなかったらしいが、久々に再会できて本当にうれしかった。 そして、チケットを買って、劇場の外に出てみると、何とアジア人の年配の方々が・・・

アレックス:「先生、あれは日本人ですか?」
Maladet:「さあ、服装だけからすると、日本人じゃないかも・・・」

と言ったものの、会話を聞いてみると、何と日本語!(失礼いたしました。) 一人の女性に声をかけると、15人のグループでベラルーシ、モルドバなどを周っているとのこと。 モルドバで日本語を教えていると言ったら、とてもびっくりしていた。 まさかミハイ・エミネスク劇場の前で15人もの日本人を目にするとは・・・

アレックスさんと別れたあと、天気がとてもよかったので、写真を撮りに行くことに・・・

ということで、初夏の美しきキシナウの姿を紹介していきます。

ここは何度もブログに登場している国の官庁が入っているビルです。



この建物の前の広場は大きな行事が行われるときよく使われます。

そして、キシナウの写真には必ず登場する大教堂です。



この周りの木々で覆われた部分にもたくさんベンチがあり、人々の憩いの場となっています。

これは街の中心でいつも人々の行き来を見守るシュテファン大公の像です。(もう何度もこのブログにも登場しています。)



ここは街の中心のさらに中心にあり、待ち合わせスポットとしてよく利用されています。

そして、シュテファン大公像の後ろにあるシュテファン・チェル・マーレ公園です。

   


大きな木々が日陰を作り、ここのベンチでのんびりと過ごす人をたくさん目にすることができます。

公園の真ん中には噴水もあり、暑い日も人々の心を癒しています。



シュテファン・チェル・マーレ公園の向こう側に位置する映画館、パトリアです。



残念ながら映画はすべてロシア語吹き替えということで、一度も中に入ったことはありません。

パトリアの向かい側に位置するオペラ劇場です。



ここにも噴水があり、人々の心を癒しています。 この建物のすぐ左側にはAndy's Pizzaもあります。

オペラ劇場からさらにシュテファン・チェル・マーレ通り沿いに足を進めて行くと、大統領官邸があります。



青空にモルドバの三色旗がなびいています。

大統領官邸の向かい側(パトリア側)には国会議事堂があります。



大きすぎて、写真に入りきらないので半分だけです。

大統領官邸側には教会があります。



キシナウの写真を初めて撮った日もこの教会の写真を撮りましたが、青空を背景にもう一枚。

シュテファン・チェル・マーレ通りからプシュキン通りに入っていくと、Sun Cityという高級ショッピング・モールがあります。



ここにはブランドのお店やレストラン、カフェなどが入っています。 1階にはNr1というスーパーもあり、便利です。



ここにはキシナウに初めてできた日本料理屋「海苔」があります。 「亭迎」が何なのか気になります。(笑) 私は一度も行ったことがありませんが、とても高いという話です。 おいしかったと言っていた学生とおいしくなかったと言っていた学生とどちらもいるので、お金のある方は自分の舌でチェックしてみてください。(せっかくモルドバへ来たなら、モルドバ料理のお店へ行くことをお薦めしますが・・・)

これはSun Cityの隣にあるチェーホフ劇場です。



ここチェーホフ劇場で5月24日行われた「授業」のことは次回の記事に書く予定ですので、勾うご期待!

キシナウの街は中心部にいろいろな建物がぎゅっと凝縮されているので、歩いてまわることができます。 これに加えて、オルヘイにある遺跡を巡ったり、ワイナリーツアーに参加したりすれば、モルドバを満喫できるのではないかと思います。 スーパーなどで普通のワインなら750mlのボトルで300円~600円、ちょっと高いものだと1000円ほどで売られているので、ワインがお好きな方はぜひいろいろなワインをお試しください。 ただ、キシナウの魅力はそれだけではありません。 首都とは思えないほどの自然の多さ、そして、心の温かい人々・・・ この間、偶然会った日本人旅行者の方もバスを一緒に降りたモルドバの男の人がホテル探しをずっと手伝ってくれて本当に助かったと言っていました。 「モルドバの一番の印象は・・・?」という質問の答えは「温かい人々」でした。 みなさんもぜひここモルドバへ遊びに来てください!

学生とともにBBQ ~ お腹もいっぱい、思い出もいっぱい ~

2008-06-15 20:06:35 | モルドバ・生活
5月10日(土) 晴れ ときどき 雨

5月9日は「勝利の日」(ナチスを打ち破った日で、ヨーロッパ中が休み・・・らしい)で祝日、自分は金曜日はいつも授業がないので、いつもどおりだったのだが、休みのために実家へ帰る人も多いということで、土曜日の授業も休みになった。 そして、ローマさんのクラスの学生たちと一緒にBBQに行った。 他の予定があって来られなかった学生もいて、結局いつもイエローカフェに行っているメンバーになった。

12時45分にセンターのマクドナルド前に集合・・・ ということだったが、その時間にいたのは自分だけだった。(笑) 結局出発したのは30分後だったような。 まぁそこはモルドバ時間! 待っている間、マクドナルドで楽しく食事をする一団を発見。 話しているのを聞く前に、すぐにアメリカ人だとわかった。 アメリカ人に会いたければ、街の中心にあるマクドナルドに行けばきっと会える! せっかくモルドバに来たのなら、モルドバの料理を楽しめばいいのに・・・ とは思うが。

今回のBBQはアレックスさんの協力なくしては実現しなかったので、アレックスさんに感謝。 BBQをする場所はキシナウ市内から30キロほど離れたVadul Voda(ヴァドゥル・ヴォーダ)というところだったので、運転手付きのバンをチャーターしてくれた。 市内を抜けると、目の前には平原が一面に広がる。 キシナウ・ブカレスト間をバスで行き来するときもそうだが、この景色には心癒される。 学生と話しながらだったので、あっという間に目的地に到着。 ただ、それからBBQをする場所を探すのに難航。 見つかったときにはもう2時を過ぎていて、みんなお腹がぺこぺこだった。 ということで、肉が焼けるまでの空腹しのぎにサンドイッチを作ることにした。



いつもこんなことをして喜んでいる28歳の自分・・・(笑)

肉を焼くのはローマさんが大活躍。 暑い中、がんばって肉を焼いてくれているローマさんに感謝の気持ちを込めて・・・



肉のにおいに惹きつけられている男たち・・・



少し暑苦しい写真が続いたので、シンプルにおいしそうな肉の写真。(笑)



アレックスさんと運転手さんが選び、ローマさんが焼いてくれた肉は本当においしかった!!! 言葉だけではうまく伝えられないので、おいしそうに見える写真をいくつか。





ビールを飲みながら、おいしいものをたくさん食べて、気分は最高♪ 別のグループがかけていた音楽にあわせて踊りだす3人。



みんなお腹いっぱいになり、食べるのは少し休憩。 ローマさんとアレックスさんは喫煙タイム。



自分はローマさんに嫌がられ、ローマさんはカチャさんに嫌がられ・・・(笑)



このBBQをしていた辺りは木々に囲まれ、鳥の鳴き声が聞こえ、本当に心癒される場所。 キシナウ市内も緑が多くていいのだが、こうやって自然に囲まれている場所がたくさんあるのがモルドバの魅力だと思う。



お腹もいっぱいになったので、川辺に行くことに。 その途中で花がいっぱい咲いていたので、そこで一枚。



徒歩で数分、川辺にたどり着く。 河川改修されていない自然な川の姿・・・ 川辺には木々が生い茂り、とてもきれいな景色。





こんなに美しい景色を背景に記念撮影。 モルドバのセクシー女性と日本のセクシー男性(← この部分に関するコメントは一切受け付けておりませんので、ご了承ください。笑)、そして、その後ろから顔をのぞかせるアレックスさん。



かわいい学生たちに囲まれ、おいしいものをたくさん食べたり、一緒にギターを弾いて歌ったりと、本当に楽しい一日だった。 帰りの車の中でも一緒に日本の歌を歌っていた。 お腹も思い出もいっぱいの休日・・・ 食べ切れなかったケーキや野菜をたくさんもらって、冷蔵庫までもいっぱいに。 オリャさん、カチャさん、ローマさん、アレックスさん、みんな本当にありがとう!

なかなか更新できず・・・

2008-06-09 02:38:05 | モルドバ・生活
5月30日に修了式があり、財団での仕事もついに終わってしまいました。 今年度は本当にあっという間という感じで、もう1年が過ぎてしまったのかと思います。 修了式の翌日に学生たちとBBQをしに行ったのを皮切りに、毎日のように学生たちといろいろなところに出かけています。 記事にしたいことはいろいろあるのですが、なかなか記事を書いている時間がないのと、何より財団でもうインターネットが使えないので、メールチェックさえなかなかできない状態です。 今日は学生(アレックスさん)のうちにお邪魔してネットを使わせてもらっています。

今回はもうモルドバも最後になるので、契約が切れてからもモルドバにできるだけいたいという旨を理事長に伝え、書類上面倒なこともいろいろあるが、7月の半ばまでいるつもりだった。 アパートの管理人から返事をもらうのに何かと時間がかかり、修了式の直前にやっと返事をもらい、何もかもがうまくいったかと思った。 先週1年オープンで買った航空券の日程を変更しようと思い、まずネットで検索したら、まだ予約できるようだった。 今回はできるだけ安いチケットを買ったため、名古屋・イスタンブール間はシンガポール航空、イスタンブール・キシナウ間はトルコ航空のチケットだった。 ネット上では変更できないし、シンガポール航空のオフィスがキシナウにはないので、母に頼んで、日本のコールセンターに電話してもらった。 そうしたら、何と今の予約をキャンセルしたら、6月、7月、8月はもう予約がいっぱいだという回答。 ローマさんのうちでそのメールを読んだのだが、かなりショックだった。 それなら、6月12日にキシナウを離れなきゃいけないということになるので… あと1週間しかいられない… そんな心の準備はまったくできていなかった。 まさかの事態、あとは国際電話でイスタンブールにあるシンガポール航空のオフィスに電話して確認するしかない。 ただ、このご時世、すべてがオンラインで管理されているため、1週間後に帰ることを考えざるをえなかった。

ローマさんと一緒に国際電話用のテレホンカードを買って、その日うちに帰ってすぐに母が教えてくれた電話番号に電話をかけたら、何とトルコ語の音声ガイダンス… まったくわからず、航空券を買ったときにもらった紙に書いてあった電話番号に電話をした。 女の人が英語で話してくれて、一安心。 ただ、ここでは日程変更ができないということで、違う電話番号を教えてもらい、今度はそこに電話。 またも、トルコ語の音声ガイダンス…(汗) テレホンカードの残量はどんどんなくなっていく… 仕方なく、またさっきの女の人が出た電話番号に電話して確認したところ、「ああ、もう6時半だから、オフィスは閉まっています。 また明日の朝9時に電話をかけてください。」という返答… 「じゃ、先に言ってよ。」という私の心の声。 ということで、やむなく、次の日に電話をすることに。

次の日の朝、前の日に4回も電話してテレホンカードの残りがほとんどなくなっていたため、もっとたくさん話せるテレホンカードを購入して、再度挑戦。 だめだと思ってかけたら、なんと7月18日は席がないが、11日ならあると言われ、25日はないが、21日ならあると言われて、21日に変更。 こっちの航空券さえ何とか手配できれば、イスタンブールまでは最悪別の航空会社でもいいと思っていたので、通話終了とともにガッツポーズ!すぐにトルコ航空のほうにも電話したのだが、モルドバ流の長い昼休み… 別のやらなければいけないことをやりながら、そわそわする気持ちを抑える。 1時半をすぎて、もう一度電話したら、今度はお話し中。 10分ぐらい待って、やっとつながって、昼と夜の便、どちらも開いてると言われたので、予定通り夜の便に無事変更。

念のため、どちらの航空会社にも確認のメールをしてもらうようお願いしたのだが、今日になってもまだメールは来ていなかった。 トルコ航空のほうはオンラインでスケジュールが変わったのを確認できたのだが、シンガポール航空のほうはまだできていないので、おそらく大丈夫だろうが、少し心配。

ということで、なかなか更新はできないと思いますが、次回インターネットが使えるときは、更新しようと思っていますので、よろしくお願いします。