Maladet de Sahara

~ 人とのつながり、出会いの広がり ~

モルドバから 新たな旅立ち・・・

楽天に引越ししました。

2010-09-18 13:54:07 | サウジ・生活
みなさん、こんにちは。 9月9日にここリヤドに戻ってきました。 まだ外は40度を超えていますが、エアコンの効いた部屋にこもっています。 ただ、一時期に比べれば、かなり暑さも落ち着いたと言えるでしょう。 いよいよ、明日から出勤です。 長い夏休みをの~んびりと過ごしたので、仕事モードに戻るのには時間がかかりそう…

さて、長らくGooでモルドバやサウジのことを伝えてきましたが、この度正式に楽天ブログに引越しすることにしました。 ここを消してしまうわけではありませんが、基本的に更新は以下のブログでしていくので、ご登録宜しくお願いします。

Rakudization
http://plaza.rakuten.co.jp/rakudization/

みなさんの知らなかったサウジアラビアを少しでも感じとれる場所になればと思っています。 また、みなさんからのコメントを楽しみにしながら、あまりに更新が遅れていかないように、ぼちぼちがんばっていきます。

あらららら…

2010-08-24 10:39:11 | サウジ・生活
みなさん、こんにちは。 19日に旅立ち、東京→新潟→山形→横浜→東京とフラフラしながら、親類や友人に会い、昨晩実家に戻ってきました。 今回は何と特急や新幹線を利用するというブルジョワな旅でしたが、東京での宿泊先はいつもどおりネットカフェでした。笑 みなさん、お忙しい中、お時間を作っていただき、本当にありがとうございました。

さてさて、どうやらココログは中国では開けないようなので(他のブログにもそうやって書いてありました…)、楽天でも作ってみました。

http://plaza.rakuten.co.jp/rakudization/

中国に住んでいるみなさんもこれなら大丈夫ですか??? ご連絡、お待ちしております!

思い切って引っ越しします!!!

2010-08-16 23:28:02 | サウジ・生活
みなさん、ご無沙汰しております。 8月12日に無事帰国しました。 まだまだ連絡できていない人も多いのですが… 汗 乾燥地帯の暑さとは違って、この湿気の多い暑さは厳しいですね。 実は、サウジのネット環境では、更新がいろいろと困難だったため、思い切って引っ越しすることにしました。 このブログを消すつもりはありませんが、更新は引っ越し先で行っていくので、以下のリンクをご登録ください。

"Rakudization"
サウジの風が感じられる場所…
http://rakudization.cocolog-nifty.com/saudi_arabia/

引っ越し先にも書きましたが、日本にいるのは9月9日までなので、「なんで私には連絡が来ないんだ!」とお思いの方、ぜひぜひご連絡ください。笑

更新がなかなか進まないことも多々ありましたが、これからもよろしくお願いします!

サウジ生活 2010 ~ 2月版 ~

2010-06-04 04:27:15 | サウジ・生活
1月は毎週のようにイベントがあったが、2月は比較的落ち着いた1ヶ月だった。 2月18日にエジプト人の友達と一緒にいつもと同じように東京レストランに行った。 普段の生活では、ほとんど外食をしないので、こうやってときどきおいしい日本料理を食べるのはいい。 いつものように、いろいろな日本の味を楽しめる幕の内弁当を注文。



お刺身、てんぷら、からあげ、魚の照り焼き、コロッケなど多種多彩。 自分では揚げ物は作らないし、一度の食事でこんなにいろいろな料理を作ることもないので、一人暮らしの自分には最高♪



友達とものんびり過ごせてよかった。

2月25日は、学生と一緒にリヤドの動物園に行ってきた。 まず、リヤドに動物園があるのを初めて知ったし、この灼熱の国の動物園には大して期待していなかった…

しか~し、入場すると目の前にはフラミンゴの群れが!!!



「普通の動物園だ!!!」と妙な驚き方。(笑) 学生も久しぶりに来たとのことだったが、小さいころに来たときは、あまり動物がいなかったとか… 動物もそうだが、人もたくさん来ていて、それにもびっくりした。



このアザラシ、暑さのせいか、まったく動かず、「大丈夫かな?!」と心配になるぐらい。 何時間かあとに来たときもなんと同じ場所で寝ていて、学生と大笑い。

バッファローやオオカミ、シマウマ、ダチョウなどを見た後…



やってきたのはラクダ・ゾーン! ちなみに、フタコブラクダは中央アジア出身で動物園以外で見ることはない。 フタコブラクダはでかいっ!!! 子供のラクダがかわいかった♪

鳥やミーアキャットなどを見てから、サル・ゾーンに…



このサルは本当におもしろかった。 人が来ると、わざわざこっちまで来て、「オ~エ、オ~エ!」と甲高い声で鳴く… こっちも負けじと(何のために?!笑)、「オ~エ、オ~エ!」とまねをすると、ヒートアップ!!! 興奮して、さらに大きい声で鳴き始める。 そして、写真のようにポーズを決める。(笑) サウジ人の子供たちもこの変な日本人のように「オ~エ、オ~エ!」とまねして叫んでいたような…(笑)

今度はニホンザルによく似ているサル… 暑さのせいか、だらけているサルが非常に多く、そのだらけている姿が中年のおじさんたちのようで、それを見ているのがおもしろかった。



エサを投げると…



ナイスキャッチ♪

お昼ごはん… 動物園の真ん中で焼かれているのはケバブ!!! 動物たちは、いったいこの店のことをどう思っているのだろう…(笑)



でも、おいしかった!!!

ワニやイグアナ、トカゲなどを見た後…



世界一走るのが速いと言われているチーターだってサウジの暑さの中では走りたくないよね… わかる、わかる。 カバはやたらと食欲旺盛だった… ライオンは日陰での~んびり… そして、このホワイトタイガー…



あまりに無防備じゃないかい、君?!(笑)

オランウータン、チンパンジー、サイなどを見た後、動物園の中を走る(子供が乗る)バスに乗り込んで、動物園を1周。 昼間は外に出ていなかったゾウやキリンも外に出てきていたので、戻って見に行く。



気温が少しずつ下がってきたからか、とても元気! いや、おそらくエサの時間だったから…



すっかり暑さにやられている感じのクマ!(笑)



昼間は屋内にいたキリンも外に出てきて、活発に動いていた。 やっぱりみんな暑かったんだね… 最後にまたラクダの前を通ったので、ラクダと一緒に記念撮影…



と言っても、ラクダたちは「我、関せず…」という感じ。

動物園に来たのはいったい何年ぶりだろうと思い出せないぐらい久しぶりだったが、本当に楽しかった。 しかも、こんなにちゃんと動物がいるとは思っていなかったので、それもまた満足だった。

サウジ生活 2010 ~ 1月版 ~

2010-06-04 04:08:06 | サウジ・生活
みなさん、ご無沙汰しております。 最近月刊ブログになりつつあります…(汗) ということで、なかなか実際のカレンダーには追いつけません。 こちらは連日40度以上まで上がり、あの去年の夏の暑さを思い出してきました。 みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

1月14日に大使館主催の「ジャパン・デー」が開催された。 赴任当初、右も左もわからないときに一度参加し、今回が2回目。 前回に比べ、参加者も格段に増え、人の多さにただただ驚かされた。

今回は学生や卒業生たちとともに日本の伝統玩具を紹介。 大使館員の方々とコマ回しに挑戦していたのだが、できない…(汗) 「子供のころはできたのに…」と嘆いていた。 竹とんぼは比較的簡単に飛ばすことができるので、子供たちに大人気だった。 最初はうまく飛ばせなかった子もうまくできたときは大喜び♪ どこの国でもそういう子供の無邪気さには癒される。



トーブ、シュマーグにハッピ姿という素敵な卒業生。 「先生もやってみてください。」と言われ、剣玉をやってみたのだが、初めて挑戦するサウジの人たちと同レベルだった…(苦笑) だるま落としもみんな喜んでやっていた。 会場に一緒に来た助手は、初めてやったということだったが、プロ級にうまくて驚いた!!! 久しぶりに触れる日本の伝統玩具をサウジ人の子供たちと同じぐらい楽しめた。



かわいい子供たちともたくさん写真を撮った。



トーブにシュマーグで餅つき!!! これもまたみんなとても喜んでいた。 ほとんどみんな生まれて初めてお餅を食べたと言っていたが、「おいしい、おいしい!」といくつも食べている人もいて、何だかうれしかった。 そんな自分もかなりたくさん食べていたのだが…(笑)

この他にも書道体験もできたりして、参加者は日本文化を満喫し、本当に楽しそうだった。 最後に、学生や卒業生、卒業生が立ち上げた「桜マムラカ」のみんなと一緒に記念撮影。



本当に充実した1日だった♪

1週間後の21日には、日本人会の新年会があった。 外国に住んでいて、こんなに日本人と関わっているのは今回が初めて… 青島に住んでいたときも、おそらく日本人会というのは存在していたのだろうが、関わることはまったくなかった。 モルドバに関しては、同僚だけで国内の日本人率60%とという状態だった(笑)ので、当然のことながら、日本人会などなかったのだが…

実際の生活で関わっている日本人は大使館の方以外ほとんどいないので、「たくさん日本人がいるんだな…」としみじみ思ったりもした。 おいしい日本食をたらふく食べて、いろいろな催しを見て、楽しい時間を過ごすことができた。



最後の抽選では、なかなか名前が呼ばれず、何か素晴らしい賞品(日本往復航空券やテレビ等)が?!?!と期待したのだが、残念ながら当たらなかった…

新年会の1週間後の28日は、高等教育展に行ってきた。 これには世界各国の大学が参加し、日本からも東京大学や早稲田大学などが来ていた。 国の奨学金なども比較的簡単に受けられるため、最近のサウジの若者で留学希望者は多い。 何より多いのが欧米への留学。 欧米の大学のブースの多さには本当に驚いた。



これは勤務先の大学のブース。 サウジの大学のブースはとにかくお金がかかっている… うちの大学のブースも2階建てになっている!!!



日本大使館のブースにサウジのテレビ局がインタビューに… 日本大使館のブースにも、日本や日本語に興味のある人が本当にたくさん訪れていた。

イベント三昧の1月だったが、日本や日本文化に興味のある現地の人にたくさん会うことができた。 日本にいると、サウジの人々が自分の国に興味があるということを知る機会はほとんどないと言ってもいいが、ここに来て、それを生で感じることができて、本当にうれしい。 みなさんにもそれが少しでも伝えられればと思う。

Back to サウジ生活 ~ ついに年越し ~

2010-05-04 22:16:53 | サウジ・生活


またまた久しぶりになってしまいました… 新年度が始まり1ヶ月が経った今になって、やっと年越しの話題です。 何とか追いつけるように、がんばります…

実は昨日リヤドはすさまじい嵐… 雹まで降り、街中が洪水に見舞われ、外出禁止令が出され、今日はリヤド市内の学校、大学はすべて休みとなった。 ほとんど雨が降らないリヤドでは雨対策が全くなされておらず、少しの降雨でも大きな水溜りができるのだが、大雨が降ると、それでは済まない… 普段は車で10分で帰れるところが3時間… 無事帰宅できて、本当に安心した。

洪水のリヤド (ビデオ)


12月31日… 日本にいれば、今年ももう終わりだな…と年末気分に浸っているところだが、ここリヤドではヒジュラ暦の新年でさえ祝わないぐらいだから、西暦の新年など全く関係ないと言ってもよい。 ということで、大晦日とはいえ、全く年末の雰囲気もなく、いつもと変わりない街。 しかし、この日は特別な日になった。 サウジ人助手がサッカースタジアムに試合を観に連れて行ってくれたのだ!!! 日本からやってきたクローン研究者とともにスタジアムへ… 何とこれが生まれて初めての生サッカー観戦♪ まさかサウジでこんな初めてを経験するとは!!!

コンパウンドから20分ぐらい走ったところに白い大きなテントのようなスタジアムがたたずむ。



この写真からはわかりにくいが、周囲にはほとんど建物がなく、砂地の平地にこのスタジアムがドンと構えているのだ。

チケットは全席自由席の20リヤル(約500円)。 結構安い! 日本でJリーグの試合を観に行ったことはないが、さすがに500円では入れないような… ちなみに、女性はスタジアムに入れないので、観客は全員男性。 まぁ、ここの国にいれば、大して違和感のないことなのだが。 女性もいなければ、外国人もおそらくいない。 完全サウジ男児の世界に明らかに見た目の違う日本人が2人… サウジ人助手がチケットを買いに行ってくれている間、2人の日本人はかなりの注目を浴びる。 ここでも「やば~に!(日本人)」と言うだけで、みんなとても友好的♪ この試合はヒラールvsナセルというリヤドの2チームが戦うリヤド・ダービー。 サウジ・リーグでヒラールは最強チーム、ファンも一番多いとのこと。 ヒラール・ファンとナセル・ファンは常に仲が悪いらしい。

自由席だったので、3人分の席を確保するのにかなり歩き回ったが何とか発見し、席に着く。 席に着くまでにも、いろいろな人に声をかけられ、握手を求められ、写真を撮られと大人気の日本人2人。 席に着いてからも、サッカー観戦に欠かせないナッツを近くの席の人たちにもらう日本人。

ピーーッ! キックオフ!!!

スタジアムにはデジカメさえ持込禁止… 音楽自体が基本的にだめなので、鳴り物は当然禁止。 日本のサッカースタジアムにはないもの… 呪文のようなアラビア語が大音量で流れている!!! このかなり独特な雰囲気は言葉では説明できないのだが、選手を鼓舞するためらしい。

ヒラール vs ナセル (ビデオ)




サッカー観戦のときもやっぱりこの格好?! しか~し、みんなめちゃくちゃ熱い!!! いつも冷静なサウジ人助手もサッカーを観ているときは別人のように熱い!!! ヒラールがチャンスになると、全員が立ち上がり、シュートを外すとみんなが頭を抱えて悔しがる。 初観戦だったが、ともに立ち上がり、悔しがり、ヒラール・ファンと一体化。 残念ながら、この日のヒラールは格下のナセル相手に大苦戦… 前半が始まってすぐに先制点を取られ、後半にも1点追加され、ヒラールの不甲斐ないプレーにファンから厳しい声がとぶ。 残り10分になり、テンションの下がったサウジ人助手が「もう帰りましょう。」と。

席を離れ、出口に向かっていると、すさまじい歓声が!!! 急いでスタジアムに戻ると、ヒラールがPKのチャンス。 結局ヒラールはこの1点のみで、負けてしまった。 帰りの道は興奮したナセル・ファンであふれ、再度サウジ男児のサッカーへの熱さを感じた!

この日の夜は大晦日ということで、大学のコーディネーターと「東京レストラン」で待ち合わせ。 スタジアムから直接レストランへ… 注文したのは、もちろん「そば」! ちょっぴり年末らしさが味わえたような…



4人で教育やしつけのことなどをいろいろと話し、充実した時間を過ごすことができた。 帰る前に、4人で記念撮影。



カラフルな4人♪ 首に巻いているのはヒラール・カラーのマフラー!

この後、コーディネーターと別れ、大学でアラビア語を勉強している日本人の友達が加わり、新年までのカウントダウン! 2009年最後に食べたものはマックのソフトクリームだった。 ああ、おいしかった♪ 2009年の最後の瞬間は名も知れぬ公園で迎えた…



生まれて初めて半袖で迎えた新年!!! 2010年はどんな1年になるのだろうか… そんな思いを胸に帰路についた。

Back to サウジ生活 ~ 2009年12月版 ~

2010-04-15 04:50:02 | サウジ・生活
日本ではもう年度初めですね。 ここサウジアラビアでは当然桜も咲きませんし、まったくそういう雰囲気はありません… このブログではまだ2010年にすらなっていませんが。

12月8日の夜は大使館で天皇誕生日レセプション・パーティーが開かれた。 今までの日本語教師生活において、大使館と自分の関係はほぼ皆無。 中国には2年住んでいたが、大使館にも領事館にも一度も行くことはなかった。 モルドバにはそもそも大使館がなかったし… 今回のサウジ生活では、今までできなかったこのような経験ができていて、それもまたおもしろい。


遠藤大使のご挨拶


パーティーに行ってまず思ったこと… それは、日本人がたくさんいるなぁ… 今までを振り返ってみると、同僚の先生以外の日本人とほとんど関わったことがなかった。 今の生活でも普段はほとんど関わることはないのだが、それでも”日本人らしさ”を忘れてなくていいかも。(笑)



素敵な着物の女性たちと写真が撮れて、卒業生も学生たちも大喜びだった! パーティーでは日本といろいろと関わりのあるサウジ人と話す機会もあり、なかなかおもしろかった。

12月10日は、同僚の先生、学生、日本人の友達とThmama(サマーマ)にピクニックに行った。 砂漠にピクニック♪ いかにもサウジ・ライフ!!!



鍋で作っているのは大量の”辛ラーメン”!!!



砂漠で立ち食いラーメンというのも粋でいい。 この後は、みんなで砂漠サッカー。 広い芝生のある公園にでも遊びに来た感じ… トーブでサッカーをしている学生たちの姿もおもしろかった。 久しぶりに運動したと、サッカーをした後はかなりぐったりしていたが… サッカーの後は、みんなでバギーに乗った!



何だか暴走族っぽい人も…(笑) バギーに乗るときも、やはり雪駄♪



砂漠をハイスピードで駆け回るのはなかなか快感!!! 現地の若者はドリフトをしたり、ウィリーをしたり、さまざまなドライビング・スキルを披露していた。 ここでは砂漠を走るために四駆の車がとても多いのだが、バギーと同じくみんなすごくはじけていた。 きっと事故も多いだろうなとは思ったが… ともかく、砂漠ピクニックは楽しい!!! みなさんもぜひお試しあれ♪

12月23日は、日サ青年交流プログラムを通して、日本の大学生や大学院生たちが勤務先の大学を訪問しに来た。



皆さんアラブ諸国に興味がある人たちで、日本語教師になりたいという人もいて、おもしろかった。



初めて大学に来たときは、この宮殿のような大学にも驚いたものだが、毎日来ていると、それにも慣れてしまう… 12月はまだいいのだが、夏になると、この広大なキャンパス内の移動は本当に辛い。



何だこのホールは!!! 半年勤務していたにも関わらず、こんなに素晴らしいホールが大学内にあったことをまったく知らなかった… しかしながら、実際に利用されているのかは不明。 もう少しゆっくり話す時間があれば、よかったのだが、学生との交流会も開き、有意義な時間を過ごすことができた。

12月24日は、アメリカ人の友達と一緒にクリスマス・パーティーに行った。 サウジでクリスマス・パーティーに参加するとは正直思っていなかったのだが… ここに来ていたのはほとんどが欧米系の人で、何だかアメリカ留学時代を思い出させる雰囲気だった。



ここで出会ったサウジ人の女性… こんなサウジ女性もいるんだ… と本当に驚いた!!! とてもオープンで、話していて、本当におもしろかった。 彼女ほどではないにしても、同じような考えを持ったサウジ人女性もたくさんいると言っていた。 どこの国にもいろいろな人がいるんだな… と改めて思った。



自分はあまり”パーティー人間”ではないと思うが、こういうパーティーもたまにはいいなと思った。

翌日は、コンパウンドでクリスマス・パーティー♪ 日本にいても、2日連続でクリスマスにパーティーなんてしたことはないのだが、ここサウジでそれが実現するとは… こちらはもっとファミリー向けのパーティーという感じ。 みんなでプールサイドでご飯を食べた後、おうちの中でまったり。



同じコンパウンドに住んでいるなぎ君。 他に同世代の日本人の子供がおらず、自分のことを友達として慕ってくれている。 ついこの間ショッピングバス(コンパウンドから毎日出ていて、モールに行くバス)でなぎ君と出会い、隣に座ってきたのだが、まわりの奥様方に「息子さん?」と聞かれた… 嗚呼、自分もそんな歳なんだなぁとしみじみ思っていたら、なぎ君が"My Dad"と言っていたらしい。 なんで!?(笑)



大きなクリスマスツリーの前で一枚。 ジュマイさんの旦那さんは名古屋に何年か住んでいたアメリカ人!!! このコンパウンドはかなり大きいのだが、何と今ではご近所さんに! 世界は狭い!!!

このインターナショナルな環境を楽しみながら、サウジらしさも満喫。 企業の駐在員の人たちは、なかなかこんなふうに現地人と関わることもないと思うので、この両方が楽しめる自分は本当に運がいいと思う。

Back to サウジ生活 ~ 2009年11月版 ② ~

2010-03-05 07:44:58 | サウジ・生活
11月後半… 11月14日はコンパウンドでパーティー♪ 実は行くまで何のパーティーか知らなかったのだが、誕生日パーティー… 何も準備していかなくて、申し訳なかったなぁ… でも、おいしかったし、楽しかった♪




南アフリカ国旗ケーキ


色はちょっとすごいが、よくできてる!!!



ご夫婦ともにとても幸せそうで、こっちも幸せな気分に♪


11月19日は2度目の砂漠体験!!! 今回も同じメンバーでモハンマドさんのところに遊びに行った。 砂漠というと平地というイメージが自分にもあったのだが、リヤドを抜ける道の横はこんな感じ…



こんなふうに砂の壁が両側に立ちはだかる。 砂の壁の道を抜けると、そこは…



砂漠だった。 それもそのはず、リヤドの標高は何と612m、意外に高いことにびっくり!!!

外を眺めていると、何とラクダが!!! 「ラクダ、ラクダ!」と騒いでいると、何とモハンマドさんが高速道路を外れて、ラクダのところまで連れて行ってくれた♪ 砂煙をあげながら、ラクダのいるところまでだんだん近づいていく。 車を降りて、ラクダさんとご対面♪



合成?!とも聞かれた年賀状にも使った写真!(合成じゃありません! "I <3 砂漠" Tシャツは合成でしたが…笑) ラクダってデカい!!! そして、このラクダ、黒い!!! こんなにラクダに近づいたのは初めてだったので、本当にうれしかった。



近っ!



近っ!!



近っ!!!


この後、高速道路に戻るまで、モハンマドさんが暴走!!! 後部座席で左右にガンガンふられた…(汗) ラリーレースの車に乗ったら、きっとこんなふうなんだろうなぁ…

目的地の砂漠に…




影が長~~~~~~~~い!!!



砂漠をゆく…


こんな景色、待ってました~と言わんばかりの景色!!! この日はラクダ運に恵まれてたなぁ…




夕焼けに映える美しい姿



そして、日は沈む…


この日は帰ってから、子羊を一頭さばいてくれた… 前回はカブサを作ってくれたのだが、今回は炭焼きの焼肉!!! 本当においしかった♪


11月24日は、サウジ人助手と日本人の友達とともに生まれて初めてのシーシャ・バーへ!!! シーシャというのは、水タバコのこと… 日本ではそこまで知られていないかもしれないが、アラブ圏ではとても有名。



アルミホイルの下のところにタバコが入っていて、その上に熱々の炭をのせ、ホースにマウスピースのようなものをさして、そこから吸う… そうすると、この写真では見えないが、その下のフラスコのような容器に入った水がボコボコなる。 この日に吸ったのは、軽いフルーティーな味。 いろいろな味があるらしい… 一つのブースにはテレビが一台あり、1人~5人程度で座って、ボコボコ水タバコを吸いながら、サッカーの試合を見る。 まさにサウジ男児の夜!!! 水タバコも普通のタバコ並みに体に悪いようなので、吸いすぎにはご注意を!!!


11月29日に雨が降った♪



確かその前の週に一度降ったのだが、朝方に降って、起きたころにはほとんど乾いていた… 今回は雨の香りもかげたし、ちゃんと記録にも残せてよかった… 日本にいたら、雨をこんなに喜ぶことは一生なかっただろう… ちなみに、リヤドでこんなふうに喜んでいた雨も、ジッダには大きな被害をもたらした。

Back to サウジ生活 ~ 2009年11月版 ① ~

2010-02-19 09:57:26 | サウジ・生活
11月はよく出かけたなあ… 11月5日に健康診断を受けに行ったときに偶然会って、友達になったエジプト人のヤセルさんと東京レストランに… ヤセルさんは日本好きでサウジに長く住んでいるので、当然来たことがあると思っていたら、何と初めてだということ… 東京レストランの料理は、リヤドの一般的な値段からすると決して安いとは言えないが、めちゃくちゃ高いというわけでもない。 店の雰囲気やサービスもよく、料理もなかなかおいしいので、日本食が恋しくなったときはなかなかいい。 ヤセルさんは幕の内弁当(お刺身、てんぷら、焼き魚などいろいろな日本食が少しずつ入っているお得なセット♪)を注文。



この日はお腹がすいていたので、自分はてんぷら定食を注文。 死なないように自炊はしているのだが、てんぷらは絶対うちで作ったりはしないし、同僚の先生もここのてんぷらはおいしいと言っていたので、日本でもめったに注文しないてんぷら定食にトライ。



えび、かぼちゃ、たまねぎ、にんじんなどボリュームいっぱいのてんぷら盛り合わせ!!!



いただきま~~~す♪ ヤセルさんと英語で日本のことを話していると、近くの席に座っていたサウジ人に声をかけられる。 「すみません! 日本の方ですか。」 「えーっ?!」 ヤセルさんと病院で会ったときも、突然の日本語にびっくりしたが、ここに来て再び!!! 何と大学の日本語学科の卒業生だったのだ! 他の日本人の友達からも噂に聞いていた日本好きの卒業生で、前任の先生から引継いだ携帯電話に一度電話がかかってきて、話したこともあって、名前を聞いてすぐにわかった。 リヤドの日本語コミュニティも狭いなぁ… いやいや、本当にびっくりしたが、とても楽しい夜だった。 この卒業生のお誘いで次の週にもこの東京レストランでご飯を食べていた自分…


11月12日… この日は忘れられない1日になった。 日本人の友達のサウジ人の友達(モハンマドさん)がリヤドの郊外に農場を持っているとのことで、そこに連れて行ってもらったのだ。 リヤドの市外に出るのはこれが初めてで、それだけでもドキドキ。 リヤド市街とは違って、遥か遠くまで見渡す限り砂漠が広がっている… これぞ日本で想像していたサウジアラビアだった! 自然の偉大さにも驚かされるが、こういう場所にリヤドのような町を築きあげた人の力もまたすごいと思った。

おうちに着くと、モハンマドさんのおじさんたちが迎えてくれた。



この歓迎ぶり!!!(笑) モハンマドさんのおじさん(左)はモスクで働いている。 ここに来る前は、この国はイスラム教の戒律が厳しくて、「自由がない」「縛られている」というイメージがどうしてもあったのだが、みんなとても明るくて、楽しそうで… イメージとは全然違った。 特にモスクで働いていると聞いて、とても”お堅い”人かと思ったのだが、まったくそうではなかった。 こうやって実際に人の温かさに触れると、すごく幸せな気分になれる。 ここに来てよかったと思える。

そして、生まれて初めての砂漠に向かった… 砂漠と聞いたとき、何もない寂しいイメージがあった。 しかし、実際に目の前に広がる砂漠を見た感想は…

「美しい」だった。



砂漠への第一歩…



砂+風=美



チョコレート・アイスクリーム


細かい砂の粒子と風が作り上げる美しいフォルム。 そこに夕焼けが色をつける。 まさに自然が生み出した芸術作品…

日も陰ってきて、少しひんやりした砂が足を包み込む… こうやってつけた足跡の一つ一つも風が消し去り、いつもの美しい姿に戻る。 初めての砂漠にさらに体当たり!!!



砂の山から転げ落ちてみた。(笑) このあと、でんぐり返しでも転がってみたのだが、残念ながら撮影失敗… そして、髪の毛の間からジーンズのポケットまで砂まみれになった。 砂漠って楽しい!!!



砂漠征服


と思ったのだが、あっさり自然のパワーに負けていた…



掘って掘って掘って


そんなに砂の深いところに止めていたわけではなかったのだが、しばらく止めておいただけで、どんなに噴かしてもタイヤは空回り… 1時間もたっていないのに、このありさま。 風と砂はこうしてすべてをかき消してしまうのかもしれない… 生まれて初めての砂漠は自然の美しさと恐ろしさを同時に教えてくれた。

うちに戻ってきてから、待ち構えていたのは超特大カブサ(サウジアラビア料理と言えば、これ!!!)!!!



いったい何キロの米と羊の肉が使われているんだ?!という大きさ。 いやいや、本当に重かった… (ちなみに、これと同じ大きさのお皿がもう一皿!!!) みんなで「アババババ(あちちちち)」と言いながら、手で食べた。 できたてでおいしかったけど、本気で熱い!!! あんまり「アバババ」と言うのは男らしくないらしい。(笑)

食後はみんなで外に出て、アラブ・コーヒーを飲みながら、しゃべる、しゃべる、そして、しゃべる。



最後にみんなで記念撮影


ここに来て一番サウジアラビアを満喫した1日だった… モハンマドさん、そして、みなさん、شـــكرآ جزيـــــلآ (シュクラン・ジャズィーラン=どうもありがとう)。

Back to サウジ生活 ~ 2009年10月版 ~

2010-02-04 06:22:37 | サウジ・生活
外国人の多くはコンパウンドと呼ばれる外国人居住区に住んでいるここリヤド。 ここに来たばかりのときに少し紹介したように、設備やセキュリティは本当にしっかりしているのだが、その分家賃も高い… 前任の先生から引き継いだアパートは広すぎるし、高すぎるということで、モルドバに行く前から引越し先を探し始めたのだが、難航… 同じコンパウンド内で小さいアパートに引越ししようと思っていたのだが、頻繁に足を運んでも「今のところ空きはないし、いつ空きが出るかもわからない。」という答えしか返ってこなかった。 引継いだアパートの契約は9月末までだったので、モルドバに行く前に決めてしまおうと思い、連絡を取り始めたのだが、どのコンパウンドもいっぱいで順番待ちという状況。 学生にお願いし、サウジ関係のブログをやっている方々にお願いし、探してもらったのだが、やはりどこでも順番待ちという状況に変わりはなかった。 その状態で出発の日を迎えてしまったので、実はモルドバに行っている間も気が気ではなかったのだ… モルドバにいる間もメールをやりとりしていたのだが、なかなか決まらず、本当に焦っていた。 しかし!!! 何とリヤドに戻る3日前にこのコンパウンドから、空きが出たので、確保しておいてくれるとのメールが届いた!!! リヤドの夏にホームレスは本当に死んでしまうと思っていたし、もう日にちも迫っていたので、本当にうれしかった♪ どこにいても本当に運だけはいい。 ここは年額一括払いという恐ろしいシステムなので、支払いにはかなり苦労したが、何とかかんとか引っ越すことができた…



歴代の先生方の荷物もあり、思っていた以上に荷物が多い!!! 初日は見ての通りの状況でベッドには寝られず、引越し早々ソファーで朝を迎えた。 10月から新学期も始まり、ドキドキ+バタバタのスタートだった…

引っ越してから約1週間後の10月8日、前任の先生だと思って電話してきてくれた日本人駐在員の方に招待されて、コンパウンド生活初めてのパーティへ!!!



日本人、ロシア人、ウクライナ人、オーストリア人、南アフリカ人、インドネシア人という超インターナショナルな集いだった!!! どの人にも会ったことはなかったのだが、みんなとてもフレンドリーで本当に楽しいひと時をすごすことができた。 モルドバに住んでいたときは、ルーマニア語を勉強していて、ロシア語はあまりわからないのだが、簡単なあいさつやおもしろい表現などを知っていたので、ロシア人やウクライナ人の友達、そして、そのお母さんは大喜び♪ 言語を少しでも知っていると、仲良くなるきっかけになっていい。 確か大学のときドイツ語専攻だったはずなのだが、オーストリア人の友達にはドイツ語は話さなかった人が… いや、話せないだけである。 留学していた1年もあわせた5年間の大学生活で得るものは本当にたくさんあったが、ドイツ語だけは本当に上達しなかった… ただ、こういう学生生活の経験が今の教師人生には生きていると思うので、それはそれでよしとしておこう。(自己完結:笑)

さてさて、1週間後のこの変わりようをどうぞ!



前はとてつもなく広いところに一人で住んでいたので、何だか落ち着かなかったのだが、このアパートぐらいだと落ち着ける… 日本で一人暮らしだったら、これでもかなり広いと思うが。

その1週間後の10月15日には学生たちや卒業生たちとの会食だった。 今、日本で活躍している卒業生たちも帰国してきたということで、みんなで集まった。 こんなにたくさん来るとは思っていなかったので、ちょっと驚いたが、本当に楽しかった。



ずっと会ってみたかった日本人あっきーとも会えた♪



Check it out, yo!!!



はーーっ!!!



いぇ~~~~~い!!!



みんなで…


見ての通り、みんなとても明るくて、おちゃめで、かわいい!!! 赴任前、イスラム教の戒律が厳しいというイメージがあまりに強くて、みんなこんなに明るいとは正直まったく思っていなかった… この仕事をしていると、こういう素敵な発見にたくさん巡り会えて、本当にすばらしいと思う。 それにしても、この日はよく笑った♪

10月26日はカザフスタン大使館主催のコンサートがあるということで行ってきた。 どんなコンサートなのかもよく知らず、サウジ人助手とともにジーンズで会場に行ったら、何とジーンズなのは自分たちだけでかなり浮いていた…(汗) ドレスコードがあったわけではなかったようで、特に何か言われたりはしなかったのだが…



カザフ大使館の方々やサウジのプリンス



民族衣装の楽団



小田和正?!?!


カザフスタンの伝統音楽は生まれて初めて聞いたのだが、何だかどことなく日本の民謡などに似ている感もあり、懐かしい響きだった。 この琵琶のような伝統楽器を弾いている小田和正似のおじさんはすごかった!!! カッティングのような弾き方とともに太鼓のような音を出しながら、巧みに弾いていた。 本当に素敵な演奏で、感動した!!! まず、サウジでこのようなコンサートを見られるなんてまったく思っていなかったし、今まで聞いたことのなかったカザフスタンの伝統音楽を聞けるともまったく思っていなかった。 音楽ってやっぱりいい♪

ここサウジでは学校教育の中に音楽がない… 音楽教育が禁止されていると聞いて、かなり驚いた。 ただ、実際に来てみると、各国の大使館主催でこのようなコンサートも開かれていたり、楽器屋さんもあったりする。 ということで、買っちゃいました、ギター♪♪♪



調律していて、弦が切れるというハプニングもあり大変だったが、これで一人暮らし三種の神器、インターネット、バスケ、ギターがそろった。