風 姿 鴎 伝

野球好きになって十年目。遠いのとワケありで主に中継で観戦。鴎たちに関しては緩く長い目で見てます。だって元気の素ですから。

アンナ・カレーニナ

2013-05-20 | 映画
アンナ・カレーニナ 公式サイトはコチラ
ロシア文学の最高峰、トルストイ究極のラブストーリー、堂々映画化。 キーラ・ナイトレイ ジュード・ロウ アーロン・テイラー=ジョンソン 監督:ジョー・ライト『プライドと偏見』『つぐない』 脚本:トム・ストッパード『恋におちたシェイクスピア』 原作:レフ・トルストイ「アンナ・カレーニナ」配給:ギャガ(GAGAロゴ) © 2012 Focus Features LLC. All rights reserved.

映画館に行って、映画を観るという普通の幸せを取り戻しましたので…(笑)
で、観てきたのが上記の作品です(再上映らしい)

ラストあたりの、アンナが見る心象風景…。
確かに、(肉体的精神的)苦痛を味わっている人間の目には、人や景色は止まって見えるのです。
もはや世界には自分しかいないと思うのです。
暑さや寒さも感じず、音も人の声も聞こえなくなるのです。
そう思うとこの作品を監督または演出した方は、どんな苦しみを味わって来たのかと思うと、本筋そっちのけで涙が…(イカン)

最初は、舞台とミュージカルの手法を合わせたような演出に驚きました。
梯子を昇ったり、扉が開くと景色が変わったり、額縁の中の絵になったり、人の動きに合わせて舞台が廻るような感じ…かなり斬新です。
その無機質さが、男と女の愛憎劇が進むにつれ現実味を帯びて来てきて普通の映画のようになって行きます。
そしてまた、最後には無機質に戻り悲劇は起こるのですが…
最後に見る人には救いが待っています。

そして、何より衣装が素晴らしい!
流石はアカデミー衣装賞、納得でした。
勿論、音楽・演出どれを取っても素晴らしい作品。

対価を払って映画館に行った甲斐があった!
久々にそう思った映画でした。

☆ツイッター「kumamania」

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