又々長い間のご無沙汰になってしまった。
昨年末に古希を迎え、気力に変化が出て来たのか、ブログへの徒然書き込みが
疎かになってきた。
ところで、その間に体罰についてあちらこちらで問題が吹き出てきた。
それらに関するマスコミの記事・報道を見ていて感ずるのは
「何故、体罰に到ったのか」
の原因に触れたのを見た覚えがない。
その点の掘り下げが欲しいが、自らを振り返れば誰でもその原因に思いが到ると思う。
何も学校の部活動の監督や指導者や国を代表する監督が特殊なのでは無いと思う。
自分の子供に対して、どの様に接しているか?
言うことを聞かなければ、頭をゴツンとやる親は幾らでも居るだろう。
それがスポーツの世界でも起こっているのであって、例えば監督が繰り返し言葉で
指導していることを体現できないプレーヤーに、腹を立ててしまい暴言、そして
遂に殴る、蹴るに及ぶのだ。
「出来ないのは何故か?」を論理的に考え、方法を考え、試みさせることの繰り返し
を辛抱強く続けて行くことが出来れば、暴言・暴力などにはならない。
要するにそこ迄出来ない指導者の能力不足が、事件を起こす原因で、これらの事件を
糧に指導者が更に勉強することで、選手のレベルも上がっていくことと思う。
希望を持とう。