フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

プラスチックのリード

2007-02-19 | 関連グッズ
我々のオケのコンサートが終わって、気持ち的に一段落。
今度は、4月に吹奏楽のエキストラでクラリネット。今日、その吹奏楽の練習に今期はじめて顔を出した。この楽団には、もう5回ぐらいお邪魔している。

なんだかクラリネットは久しぶりな気分。
今日の練習に備え、先週クラリネットをちょっと吹いてみた。
なんだか高音がよく出ない。
と。
なんと、タンポが破けているではないか。
フルートもクラリネットも、タンポはフェルトとフィッシュスキンと、同じ?材質でできているのに、なんでクラリネットの方が頻繁に破けるんだろう。

昨日、楽器を買ったお店に直してもらいに。
そのお店の修理技術はあまり信用していないが、安いからいいかな。

・・・案の定、帰ってきてよく見たら、タンポがビミョーに小さい。他メーカーのものか、使う場所を間違えてる。しかも、ネジを入れる場所が間違えてて、一カ所はネジ山に頭が出てなくて、もう一カ所はネジ山が飛び出てる。
・・・・クラリネットは、こういうことされることが良くあるんだけど、やっぱし、っていう感じ。

若い女の子が直してたけど・・・・しっかりしてよ!

まあ、音はちゃんと出るからいいかぁ・・・応急処置と思えば。
そのうち、ちゃんとしたところに持っていこう。

お店にいったついでに、プラスチックのリードをgetしてみた。
Legereとかいう、透明なプラスチックでできてる。

あまり、というかほとんど期待していなかっただけに、これが思ったよりなかなか良い。
リードを買うには、硬さが気になるところ。普段はリコーの赤箱の3-1/2使ってるけれど、このリードの3-1/2でちょうど良い感じ。

で、今日の吹奏楽練習でずっと使ってみた。

音質は、まあ、こういうリードもあり得るね、という範疇。
やっぱりふつーの材質のリードの方がよいけれど。
中低音はまあ良いけど、中高音以上がちょっとべったりとしたキンキン感(意味わからねー!)があって、ちょっと嫌かも。
でも、まあ、普通のリードでもあり得る範囲ではある。
相性の悪いリードを買ってしまって、しぶしぶ使うよりはよっぽどまし。


吹奏感は、最初はちょっと不思議な感じがあるけれど、慣れれば違和感なく吹ける。そうとう研究して作られているんだなぁ、と思った。

ふつーのリードは、特に新しいやつは、少し長く吹くとだんだん水分を含んできてビロビロになってくるけど、それがないのは本当にありがたい。
私のクラリネット嫌い(=リードに気を遣ったり、世話したり、コンディションが一定しないのが嫌)には、もしかしたら将来的には良く効く薬になるかも。

でも練習の終わり頃には、微妙にへたった感じがしたのは何故?
(取説には、へたるけど休ませると復活する旨の記述あり)

これだけ安定しているのだったら、プラスチックリードを使ってオーボエもはじめてみたいね!(いーかげんにしろ!>自分)


今日の結論としては、プラスチックのリードは吹奏楽の2nd、3nd向き。
というか、オススメ。

何故かというと。
やっぱり、音色を求めるとまだまだフツーのリードの方が良い。なので、ソロがあったり、メロディーの一番上で使うには、人によってはちょっと厳しいかも。特に、これが私の音よ、みんな良く聞いてよっ、というタイプの人には向かないと思われる。もしも気に入れば別だけど。

それに対して、中低音以下で、音色と言うよりはハーモニー重視で、しかもいつも安定したコンディションで演奏できる。というところはまさに2nd3rdクラリネット向きなのでは。なんかリードミスも少ないような気がする?・・・・かも。

ランニングコストと、良いリードを消耗しなくて済むという意味で個人練習にも向いていると思われる。

そのうち、別のプラスチックリードにも挑戦してみようかな。


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2 コメント

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興味津津 (くらーりねっと)
2009-04-17 01:17:06
たまたま立ち寄ったブログなんですがコメントさせていただきました。
プラスチックリードには前から興味があったので参考にさせていただきました。
ありがとうございました。
また時よりあらわれます。
中1です (おーぼえふき)
2012-04-29 22:16:41
まだまだおぼえられませんね
たいへんながっきです

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