「フルートにとっての吹奏楽」にコメントがついていた。全然気がついてなかったよん。ありがとう。
というわけで、また吹奏楽や管弦楽とフルートについての話題を少し。
管弦楽って、フルートにとってすごーく音量が要求される。指揮者や他の団員の技術にもよると思うけど、まず楽譜にpの指示があったとしてもフルートにとってほとんど音量のpはありえない。音を通さないといけないから。
上手い人は、絶対音量ではなくて、音色やビブラート変化などでpのニュアンス、曲想、音量変化などを表現する。
オーケストラプレイヤーに人気のある頭部管っていうのも吹いてみるとすごい。ニュアンスは二の次(?)でとにかくパワー重視。それこそ際限なく息が入ってゆき、がんがんと音が出る。「笛」をイメージしてしんみりと自己陶酔にひたって気持ちよく吹く、なんていうのからは程遠い。いやはや。これなら隣の節操のないオーボエにも負けないぞって言う感じ。
そんなわけで、音を小さく出習慣がなくなっていることに少し前気がついた。小さい音を出そうとして音が少しでもかすれると、ちゃんとした音を出せ、音量をおとす必要はない、みたいな「指導」を受け続けたためでもある。
でも、これじゃ困ることもある。たとえばフルートアンサンブル。ディミヌエンド(だんだん小さく)の指示が楽譜にあっても本人は全然それをやる気がない。やれやれ。それでも最近、すっかりディミヌエンドが苦手になっている自分に驚愕。鼻の高いいやな奴になってしまっていたかとかなり反省。ただいま悔い改めて練習、練習(したいけど時間なし)。
対照的なのが吹奏楽。フルートもクラリネットも、一生懸命息の量を変化させてfやpを吹こうとする。金管やサックスとちがってダイナミックレンジの狭い楽器なのだから、ある一線を越えてがんばろうとするとどうしても音が悪くなる。
管弦楽をはじめたばかりの吹奏楽の人って、すぐに吹き方や音色でわかっちゃう。
だから吹奏楽で吹くときは、自分の音を一生懸命聞くようにしている。でも、吹奏楽って同じパートがたくさんいるのですぐにだらけて吹いてしまう。そういうときは、休憩時間に教本開いてもう音色チェックしてみたり。大変です。
吹奏楽のいいところは、ポピュラーもやるところ。そういうときはあきらめてどばぁーっと吹く。そのほうが楽しいから。でも、まわりと音量を競おうとは考えない。なんとか、よく響く通る音を出そう、という意識だけは忘れないようにする。「天使にラブソングを」であったけど、うるさい酒場で、遠くの厨房にオーダーを伝えるようなイメージで。
というわけで、また吹奏楽や管弦楽とフルートについての話題を少し。
管弦楽って、フルートにとってすごーく音量が要求される。指揮者や他の団員の技術にもよると思うけど、まず楽譜にpの指示があったとしてもフルートにとってほとんど音量のpはありえない。音を通さないといけないから。
上手い人は、絶対音量ではなくて、音色やビブラート変化などでpのニュアンス、曲想、音量変化などを表現する。
オーケストラプレイヤーに人気のある頭部管っていうのも吹いてみるとすごい。ニュアンスは二の次(?)でとにかくパワー重視。それこそ際限なく息が入ってゆき、がんがんと音が出る。「笛」をイメージしてしんみりと自己陶酔にひたって気持ちよく吹く、なんていうのからは程遠い。いやはや。これなら隣の節操のないオーボエにも負けないぞって言う感じ。
そんなわけで、音を小さく出習慣がなくなっていることに少し前気がついた。小さい音を出そうとして音が少しでもかすれると、ちゃんとした音を出せ、音量をおとす必要はない、みたいな「指導」を受け続けたためでもある。
でも、これじゃ困ることもある。たとえばフルートアンサンブル。ディミヌエンド(だんだん小さく)の指示が楽譜にあっても本人は全然それをやる気がない。やれやれ。それでも最近、すっかりディミヌエンドが苦手になっている自分に驚愕。鼻の高いいやな奴になってしまっていたかとかなり反省。ただいま悔い改めて練習、練習(したいけど時間なし)。
対照的なのが吹奏楽。フルートもクラリネットも、一生懸命息の量を変化させてfやpを吹こうとする。金管やサックスとちがってダイナミックレンジの狭い楽器なのだから、ある一線を越えてがんばろうとするとどうしても音が悪くなる。
管弦楽をはじめたばかりの吹奏楽の人って、すぐに吹き方や音色でわかっちゃう。
だから吹奏楽で吹くときは、自分の音を一生懸命聞くようにしている。でも、吹奏楽って同じパートがたくさんいるのですぐにだらけて吹いてしまう。そういうときは、休憩時間に教本開いてもう音色チェックしてみたり。大変です。
吹奏楽のいいところは、ポピュラーもやるところ。そういうときはあきらめてどばぁーっと吹く。そのほうが楽しいから。でも、まわりと音量を競おうとは考えない。なんとか、よく響く通る音を出そう、という意識だけは忘れないようにする。「天使にラブソングを」であったけど、うるさい酒場で、遠くの厨房にオーダーを伝えるようなイメージで。