安心だ 安全だ

このごろ老人や子供の誘拐・殺傷・強盗など痛ましい世の中。警察も不祥事。どうしたらいいんでしょう?

寝屋川の事件と安全の値段

2005-02-24 23:03:15 | Weblog
しばらく飛んでしまいました。寝屋川のは何とも悲劇としか言いようがありません。
それにしても、大阪府の教育委員会は700あまりの学校に警備員を着けろ、予算は15億円とは、ちょっと疑問に思ってしまいました。1校あたり200万円です。と言うことは、単純に月割り20万円ほどで警備員を雇うんです。これって会社の経費を引いて本人にわたる給料ではとてもまともな人は雇えないよな、と思っていたら今朝の朝日新聞でも指摘していましたね。「きちんと訓練を受けた若い頑強な人」なら倍以上かかると。その通りだと思います。
見ているだけでいいのなら監視カメラがあるじゃない、と思います。兵庫県の私の町でも、父兄が通学路に立っていることがあります。専業主婦ならいいでしょうが、働くお母さんはそう簡単に出ていけないし、出なければ冷たい目もある。で、仮に目の前でおそわれたら「何してたんだ」と言われる。責任はどこにある、誰も取らない、日本の政界の縮図みたいですねえ。
後手後手に回っているのは防衛能力ばかりか電波法もです。「今までなぜ見直さなかったんだ」の質問に「まあ試験が近づかないと勉強しないようなもんだ」と麻生大臣。じゃあ、あんた何をして給料もらってんだ?もとは税金だよ。