学校での事件

学校での事件と言ったら、自分が住んでいるところの関係かもしれないけれどやたら関西地方が報道されるような気がする。酒鬼薔薇聖斗の事件は神戸だったし、包丁を持った男が小学生を殺したのは大阪・豊中、運動場で殺されたのは京都、そしてついこの間は奈良の女の子が現場を携帯で・・という。九州では子供が立体駐車場から投げ落とされた事件があったけれど、なんだか東の方からは聞こえてこないような気がする。そういえば大学院生がやくざに殺されそうになったのに見ぬ振りをしたのが兵庫県警だっけか。

関西という分類は近畿という分類とかぶるように思うけれど、特にこの地区が多いのか、関東でも起こっているけれど聞こえてこないだけなのか、どうなんでしょう？特に関西人の残虐性なんて聞いたこともないし。

子供が犯罪に巻き込まれると必ずと言っていいほど「変質者」「ロリコン」などと言う文字がくっついてきます。そして、昔は「あんな人が・・・考えられない」と言う声が必ずあったのに今は「普段から気味が悪い」と言うような文字ばかりが並んでいるように思うのですが、それだけ「触らぬ神にたたりなし」みたいになってしまったのかな？。

それにしても犯罪もポピュラーになったものです。荒っぽくもなりましたね。小型の重機でガツーンと建物とＡＴＭを壊し、お金を盗んではいさようならですから。

はじまり

えらく堅いテーマなんですけど、高齢者や子供を誘拐したり、傷つけたり、殺してしまったりという何ともやりきれない記事が毎日見られるこのごろです。戦後世代の５０代としては、「弱いものいじめは最も恥ずべき行為の一つ」と教えられた時代の方が良かったんじゃないかなと思います。「地域で力を合わせないと」と行政は言いますが、地域コミュニティの力は、もはや崩壊と言っても良い現状です。たばこを吸っている中学生に注意したら返り討ちを心配しなきゃいけないって、やはり狂ってます。

優しくスマートな日本人観はいったいどうなってしまったんでしょう？拝金主義の結果なんでしょうか？若い人もいずれは入っていく高齢社会、道徳とか仁義とか言う世界に入っていくかもしれないけれど、やはりみんなが幸せに暮らせ、悪人の住みにくい社会にして行かねばと思います。新聞記事なんかを種に話題を起こしたいと思います。