とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2016北海道登山第2弾:ニセコアンヌプリ

2016-08-09 19:33:22 | 山登り
7月に北海道に行ったばかりだが、8月も第2弾として後方羊蹄山とその周辺の山々を登りに行ってきた。日程は、8月5日から8日の4日間だ。まずは、5日の午後から中部国際空港に向かった。出発時間は、17:30の予定だったが、ちょうどニュースでも報道されていたが、新千歳空港で一人の乗客が保安検査をすり抜けて搭乗してしまったというトラブルがあり、その影響で新千歳空港が大混乱してしまい、新千歳からの便の到着が2時間も遅れてしまった。これから新千歳に向かう人たちも大迷惑である。おかげで、レンタカーの予約時間やホテルのチェックイン時間も大幅な遅れとなり、電話連絡が大変だった。特にレンタカー会社の営業時間は、通常なら終わっていたのだが、航空機の遅れに対応して遅くまで待っていてくれたのがありがたかった。結局、レンタカーに乗れたのは、21時半くらいとなり、ホテルに到着したのは22時半になってしまった。

5日の夜は、苫小牧駅前のホテルに宿泊し、6日の朝7時にホテルを出発する。苫小牧からニセコの比羅夫までは108キロあり車で約2時間かかる。この日の天気は快晴だ。8:40。国道を走っていると、目の前に円錐形の美しい山が見えてきた。これこそ、蝦夷富士と呼ばれる後方羊蹄山(しりべしやま)だ。しかし、この日の目的地は、後方羊蹄山ではなく、西方にそびえるニセコアンヌプリだ。ニセコアンヌプリは、日本三百名山の一つに数えられている。


9:30。グランヒラフスキー場のサマーゴンドラ乗り場に向かう。


ゴンドラに乗ってニセコアンヌプリまでラクチン登山をする予定であったが、チケット売り場まで行くと、このゴンドラに乗っては山頂に行けないと注意書きが書いてあった。なんでも、登山道で工事があって完全に通行止めなのだという。係員に状況を聞くと、ニセコアンヌプリスキー場のゴンドラなら山頂に行けるという。やむを得ず、グランヒラフスキー場からニセコアンヌプリスキー場に移動する。


10:00。ニセコアンヌプリスキー場のゴンドラに乗る。目の前に見えるのが、ニセコアンヌプリ山頂だ。


10:10。ゴンドラを下り、登山届に記入してから登山開始する。


少し登るとゴンドラ駅の屋根越しに、ニセコの街並みが広がっているのが見える。


後方羊蹄山もくっきり見えている。


10:33。最上部のリフト下り場の建物が見えてきた。それにしても、この山麓はなだらかな斜面が多く、スキー場としてもすごくいいゲレンデになる事は間違いない。ニセコは、世界的にも知られたスキー場であり、外国人も多い。冬のスキーシーズンも、機会があれば何度でも訪れたい場所だ。


後方羊蹄山の上部に掛かっていた雲がとれ、全体がくっきり見えている。


10:49。頂上まであと500mである。


頂上にある建物と登山者の姿が見えてきた。


11:04。山頂に到着する。コンクリートの塊は、ニセコ観測所の跡だ。


そして、真正面には、端正な形の後方羊蹄山の全容がみえる。両側に広がった裾野は、富士山以上に美しい円錐状だ。


南東方向には、洞爺湖がうっすらと見えている。


展望を楽しみ、お昼を済ませる。下山する前に、ニセコアンヌプリ山頂1308mでの記念写真を撮ってもらう。


下山はもと来た道を戻る。トンボが山頂周辺で飛び交っており、北海道はもう秋の気配だ。


天気がいい日だから、北の大地はどこまでも緑に覆われているのが良く分かる。人工的なものがほとんどみえず、自然のままだ。


尖がりピークを見ながら、下って行く。


リフト下り場まで来ると、パラグライダーが見えた。こんな天気がいい日には、パラグライダーも気持ちが良さそうだ。


ゴンドラ山頂駅が見えてきた。


12:13。ゴンドラ山頂駅に到着する。


ゴンドラに10分ほど乗ると、山麓駅はすぐだ。


結局ニセコアンヌプリ登山は、休憩を含んで2時間ほどで降りてしまった。その後の予定は、特になく、道の駅ニセコビュープラザの中をブラブラ回ったり、ニセコ駅前の温泉に行ったりしてのんびりしている間に夕方になった。18:40。山の向こうに日が沈んでいった。


ちょうど近くの運動公園では、夏祭りのイベントが開催され、熱気球が上がっていた。


後方羊蹄山をバックに熱気球が上がっている様子は、なかなかいい絵になる。


屋台もたくさん出ていて、賑わっている。


その後、花火大会も始まり20時半まで花火が打ちあがっていた。この日は、道の駅で車中泊して、翌朝後方羊蹄山に登る予定なので、早く寝るつもりだったが、花火の音や車の音が大きく、なかなかすぐに寝ることができなかった。それでも22時頃には静かとなり、やっと車の中で眠る。

参考1.ニセコアンヌプリのコースマップ(登山終了のボタンを押し忘れ、ゴンドラ乗車分が少し含まれてしまった)


参考2.ニセコアンヌプリの高低図


「2016北海道登山第2弾:後方羊蹄山」に続く。