とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

知多半島周辺を日帰り旅行する

2011-09-30 21:15:56 | 観光
今年も、会社の人たちで愛知県の知多半島周辺を日帰り旅行した。今回は、幹事の好みなのか健康的な製品を作る工場見学ツアーでもあった。

まずは、腸を健康にしてくれる乳酸菌飲料の「ヤクルト」で有名な愛知ヤクルト工場を見学する。玄関には、大きなヤクルト400の容器が迎えてくれる。


入口ホール内には、世界各国で売られているヤクルトのいろんなパッケージが展示されている。


またヤクルト以外のその他の飲み物のパッケージも展示されている。あのタフマンのパッケージも見える。


工場見学前に、案内嬢から1本ヤクルトを貰って飲み干す。DVDを見た後、いよいよ工場内にはいりヤクルトが包装されるまでの工程を見学する。ヤクルトの容器を作る工程、容器に液を充填する工程、製品を包装する工程をガラス越しに見ることができる。1本のヤクルトが包装されるまでの時間は4分ほどだという。もの凄い速さでヤクルトが出来ていくのを見てるのは面白い。この工場では、ヤクルトそのものの原液は作っていない。別の工場で作った原液を毎日タンクローリーで運んできて、地下水で薄めて容器に充填するという作業を行なっているそうだ。

その後、半田市の「蔵のまち」に立ち寄る。蔵のまち飲食店で昼食をとり、周辺を散策する。この辺りは、昔から酒・酢・焼酎などの醸造業とその製品を運ぶ海運業で多くの人が集まり賑わいを見せていた場所で、昔ながらの蔵がいくつも建ち並んでいる。


「蔵のまち」散策コースにある観光案内所でもある小栗家住宅。


国盛酒の文化館。無料で見学できるが50分ほどかかるらしく、時間がないので前を見て帰る。


最後に、「酢の里」博物館を見学する。ここは、酢などの調味料で有名なミツカンが運営する博物館である。昔ながらの製法で酢を醸造していく様子を見学させてくれる。博物館で、ミツカンのロゴマークの由来が説明されていた。1887年(明治20年)、三本線に丸をつけたロゴが商標登録された。ロゴの三本線≡は、創業者の中埜家の家紋が由来であるが、酢の命でもある「味」「利き」「香り」の意味も持っており、下の丸○は「天下一円」を意味しているとのことだ。


博物館の前は運河となっており、ミツカンの工場が見える。本社もすぐ近くにある。この景観は、なかなか絵になるようで、むかし黒澤明監督もこの辺りで姿三四郎という映画を撮ったそうだ。


博物館では、酢ジュースを貰ったりして酢の良さをいろいろ教えられた。酢には、体に役立ついろんな力が秘められているそうだ。一通りあげてみるとこれだけある。
1.内臓脂肪の減少
2.血圧低下
3.血中脂質の低下
4.血糖値上昇を穏やかにする
5.カルシウム吸収の促進
6.疲労回復
とまあ、こんなにも体にいいとは知らなかった。ただ、毎日継続的にとることが大事だそうだが、あの酸っぱさを毎日我慢できるかどうかだ。何か飲みやすいものに混ぜれば長続きするかもしれない。

そんな感じで、珍しい場所を組み合わせた観光旅行だったが、会社の仲間達とリフレッシュできた一日となった。