とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2011第8回お花見天竜マラニック

2011-04-09 22:03:56 | マラソン
以前このブログでも募集したマラニックを今日実施した。
今回の参加者は当初18名を予定していたが、朝から雨模様という事で5名が不参加となり総勢13名でのスタートとなった。

今回は、ヒロボーさんがゼッケンと幟、simoさんが東北応援ゼッケンを作って準備万端で来てもらったのだが、酷い雨のため濡れてしまうと字が滲んでしまうのでゼッケンは後で配布という事で付けずに走ることになった。二人の力作だ。


まずは、船明ダム公園のトイレの庇の下でスタート前の写真を撮る。トイレの前で記念撮影とは何とも侘しい。雨で幟が濡れてしまうので止むを得ない。


それでも雨の中に出て行かねばマラニックは始まらない。もう一度桜の下でスタート写真を撮る。


雨の中、元気に走り始めた。


毎年、芝桜がきれいなお宅の前で記念写真だ。今年は、少し早いようで満開には至っていなかった。奥の家のガラス戸の向こうでは、おばあちゃんがたくさんの人にビックリしていたようだ。


沿道にはいたる所で桜が咲いており、雨のなかひたすら走る。


8キロほど進むと酒屋があるが、最近店じまいをしたようだ。酒屋のところを右に曲がり阿多古川の細い道を徐々に上がっていく。そこからは10キロほど阿多古川を左に見ながら標高を稼いで行く。晴れていれば阿多古川の清流と新緑が眩しいコースなのだが今日は濁流とガスに覆われた林の間を走る。唯一雨の日で出会えたのは、可愛い沢カニたちだ。


18キロ地点で、目的の熊平の桜に出会う。樹齢100年以上とも言う庄屋屋敷の裏に鎮座する巨大な桜は今年も満開で我々を迎えてくれた。手前の枝垂れ桜や桃の花は予想通り開花が遅れていた。それでも巨大桜はいつものように見事な花ぶりでこの日に合わせて走ってきた甲斐があった。



お屋敷越しの巨大桜。


桜の花びらの下でご満悦なSさん。


熊平から2キロほど走ると、「熊」道の駅である。時間は11時半。ここでそば等の昼食をとり一息つく。屋根がある場所なので、幟を出して記念撮影だ。


熊からさらに坂を上り、今回の最高標高地点の一本杉トンネル(約標高500m)を目指す。しばらくはフラットな道が続き、ここでも桜があっちこっちで満開である。去年は、この辺りは桜吹雪が舞っていい感じの場所だった。


バス停前のツツジは、満開までもう一息。


一本杉トンネルを抜けると、あとは10キロひたすら下る。けっこう膝にくる道だが、話ながら下っていったので思ったより長く感じなかった。坂を下りきると横山のである。横山から天竜川西岸の道を船明ダム目指して進む。この辺りも、沿道沿いの桜並木がきれいだ。そして早くも鯉幟が天竜川に掛けられていた。



これは途中にある「白滝」。雨で水量が増し、見ごたえのある流れだ。


真っ直ぐ伸びると電線に当るので、それを避けるように横に枝を伸ばしている木の枝を見つけた。木の枝も、頑張って生き抜こうとしているんだと感心する。


さらに桜の下を走る。もう既に雨は上がり、日射しが出ていた。


天竜漕艇場。今年も高校生の大会が開催されていた。


源氏の落人がこの辺りに落ちのびたと言うという伝説があり「月」という名前のがある。


赤い橋が見えてきた。ここまで来れば40キロ、ゴールまではあと2キロだ。


残り1キロほど。船明ダムの堰堤にピンクの桜並木が見える。


そして、スタートした場所に全員無事ゴールだ。もう青空が見え、温かくなっていた。着替えて桜の下でゴール記念写真を撮る。


今回は、アルコール無しでよっぴーさん手作りの混ぜご飯をはじめ、イチゴやお菓子、コーヒーなどでしばらく歓談する。



午前中の雨が嘘のようにいい天気になり桜の花びらも青空に映える。


ダム湖上には靄がかかり湖面に映る山影と共に幻想的な光景だ。


ゴール地点で、懇親会のようになってしまったので温泉にはよらず、その後解散する。午前中は激しい雨の時もあり大変だったが、走ってみれば走りやすいお湿りだったようだ。

今まででは一番悪天候の「お花見マラニック」になってしまったが、それをもろともせず一緒に走っていただいた皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。