今晩放送予定のこの作品、かつて日曜洋画劇場で放送されたものを録画していて、
私は何度もこの作品を観た。
この作品には、名優と呼ばれる方々が多く出演している。
日本画家の大家、池之内青観を演じる宇野重吉さん。
前回の住職役に続き、大滝秀治さんが神田の古書店の店主を好演する。
芸者ぼたんを演じる、今回のマドンナには太地喜和子さん。
今回は恋愛というよりも、寅さんの奮闘記のような作品ではありますが。。。
龍野の市役所の職員を寺尾聡さんが親子共演の形で出演。
私には馴染みがないのですが、岡田嘉子さんというソ連へ亡命された女優さんが
この作品の中でとても心に残る『ふたつの後悔』について語るシーンと、見所が豊富な作品です。
改めて考えると
早世されてしまった天才女優太地喜和子さん、晩年散骨にして欲しいと語った宇野重吉さん、笠智衆さんに、私にはルビーの指環の印象が強い、現代の名優寺尾聡さん。そこに渥美清さんと下条正巳さんに大滝秀治さんって、この作品がまるで名優の交差点のようにして存在しているような気がします。
観ている当時はその辺はよく分からなかったです。。。
いつも
えっ!あの(○ンペンみたいな)おじいちゃん、池之内青観先生なの?というシーンと、
岡田嘉子さんの語る「ああしなければ良かった、なんであんなことしてしまったんだろう」と
芸者ぼたんの悲しくも逞しく、そして明るく生きる、その姿勢と
名画家青観の懐に、寅さんは友達として飛び込んでいくというシーンと、
最後にとらやに寅さんを訪ねてくる青観の「そうか、寅次郎君は旅か・・・」というセリフを聞きたくて、
この作品を何度も何度も観たものです。
スウィングガールズですか?ゴールデン洋画劇場の方は?
正直そっちも観たいです。観るかも知れません。
でもこの『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』もいい作品ですよ!
私はこっちは録画するんです。そして多分録画してるのにこっちを観ちゃうんです。
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私は何度もこの作品を観た。
この作品には、名優と呼ばれる方々が多く出演している。
日本画家の大家、池之内青観を演じる宇野重吉さん。
前回の住職役に続き、大滝秀治さんが神田の古書店の店主を好演する。
芸者ぼたんを演じる、今回のマドンナには太地喜和子さん。
今回は恋愛というよりも、寅さんの奮闘記のような作品ではありますが。。。
龍野の市役所の職員を寺尾聡さんが親子共演の形で出演。
私には馴染みがないのですが、岡田嘉子さんというソ連へ亡命された女優さんが
この作品の中でとても心に残る『ふたつの後悔』について語るシーンと、見所が豊富な作品です。
改めて考えると
早世されてしまった天才女優太地喜和子さん、晩年散骨にして欲しいと語った宇野重吉さん、笠智衆さんに、私にはルビーの指環の印象が強い、現代の名優寺尾聡さん。そこに渥美清さんと下条正巳さんに大滝秀治さんって、この作品がまるで名優の交差点のようにして存在しているような気がします。
観ている当時はその辺はよく分からなかったです。。。
いつも
えっ!あの(○ンペンみたいな)おじいちゃん、池之内青観先生なの?というシーンと、
岡田嘉子さんの語る「ああしなければ良かった、なんであんなことしてしまったんだろう」と
芸者ぼたんの悲しくも逞しく、そして明るく生きる、その姿勢と
名画家青観の懐に、寅さんは友達として飛び込んでいくというシーンと、
最後にとらやに寅さんを訪ねてくる青観の「そうか、寅次郎君は旅か・・・」というセリフを聞きたくて、
この作品を何度も何度も観たものです。
スウィングガールズですか?ゴールデン洋画劇場の方は?
正直そっちも観たいです。観るかも知れません。
でもこの『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』もいい作品ですよ!
私はこっちは録画するんです。そして多分録画してるのにこっちを観ちゃうんです。
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NHKで始まった「男はつらいよ・全作一挙放送」
毎週楽しみに見ています。
特に、冒頭の寅次郎の夢の中?の映像がどの作も
面白くてたまりません。
確か、「ゴジラ」などのパロディもありましたよね。
たこ社長のいい味も出てますし、
山田洋二監督もよく考えましたね。
TB&コメント、どうもありがとうございます。
夢を楽しみにとのこと、どの夢がどの作品かを覚えてはいませんが、どれも寅次郎の思いがよく伝わってくるいい作品ですよね?
特に妹さくらにはいいお兄ちゃんって思われていたいってことはいつも伝わってきます。
ここぞとばかりにいつも悪人の手先をタコ社長が熱演する、あれもたまりません!!
ゴジラのような怪獣、居ましたね?「寅さーん」と泣くあの怪獣は果たしてどの作品だったか??
理想郷を求めてソ満国境を渡り、そして地獄を見た筈の岡田の、あの日本女性としての理想的な素晴しい佇まいに感じ入ります。ご指摘の「後悔は人生につきもの」と言う言葉を、万感の思いを籠めて岡田に語らせた山田監督の熱い情熱が、痛いほど胸に沁みる作品です。
それに、素晴しい天性の女優太地喜和子の名演技、何故死を急いだんでしょうか、全く残念です。
露風の赤とんぼの故郷竜野は素晴しい所です。
TB・コメントありがとうございました&こちらからもTBさせていただきました。
実は映画を見てるときは岡田嘉子さんについてはまったく知らなかったんですけど、映画終了後のミニ番組(?)での解説で初めて亡命に関する顛末を知り、その点を踏まえてもう一回見てみたい作品ですね。
>>名優の交差点
なるほど!!わかりやすい表現ですね。
確かにこの作品では新旧の名優がそろって出演されてますね。
先日観に行った『亡国のイージス』のパンフレットの寺尾聡さんのフィルモグラフィによると『寅次郎と殿様』にも出演されているそうですね。
今からそっちも楽しみです。
ちなみに『スウィングガールズ』は録画して今日見たんですが、こちらもなかなか楽しい作品でしたよ。
今後また機会があったら是非ご覧になってみてください♪
コメントありがとうございます。
岡田嘉子さんの件については私も最近までよく知りませんでした。
男はつらいよには、山田監督の日本映画を支えてきた方々に対するオマージュというか、思いの籠め方を駆使されていることが今回の放送ではよくわかりました。
NHKのBS放送では、冒頭のミニ知識と
放送後の感想・解説に多くの時間を割いて、
当時のパンフレットや映画雑誌でしか知ることの出来ないような映画への愛着を深める時間を作っていてすばらしいと感じます。
>杏仁豆腐さん
コメント&TBありがとうございます。
一番上のコメントとTBを頂いているgeek laboratoryさんのページで杏仁豆腐さんのページに行くことができました。
このシリーズはどこでどんな名台詞を聞けるか分かりません。
私はこれがいつも楽しみです。
この前の『恋やつれ』では、吉永小百合さんが「いくら相手のことを思っていても、それが伝わらないんじゃ意味がないと思うの」というような台詞がありました。
書くとしごく当然のことですが、これが台詞だと違うんですね。あー、そうだ。あーそうだよって何度も肯いたりしちゃいます。
スウィングガールズがすばらしいとの情報は周りからも戴いています(笑)。
邦画対邦画にならないようにいつも祈っているんですけどね。もともとフジテレビさんの時間でしたからね、土曜9時は。
必ずみますよ、スウィングガールズ!
これからも宜しくお願いします!
素晴らしいマドンナに名脇役で宇野重吉さんと岡田嘉子さん。最後に寅さんが「お前と所帯を持とうと思って帰ってきたのよ」と再びマドンナを訪れる素晴らしい展開。私は中でも神田の古書店で大滝秀治さんとのやり取りが大好きです。
harunakamuraさんからも聞いていますが、竜野という場所には是非行ってみたいと思っています。あと、吉永小百合さんが図書館で働いていた津和野も。