犬の眼

『日記』卑しさから清浄なることまで

ビートルズベスト10!

2009-09-27 17:02:54 | ビートルズ関連



前回の勢いを借りて、このブログにおいて初めて、ビートルズの曲ベストテンを選んでみようと思います。
僕はビートルズファンであり、いままでも何度か僕なりのベストテンを選ぼうと試みましたが、そのたびにことごとく失敗していました。

もちろん、僕が独断で選ぶ個人的に好きな曲ベストテンです。
前回お断りしたように、音楽的知識、センスは無きに等しいので、まったく感覚的な好みを反映したランキングです。

本気で選ぶと何ヶ月かかってもおかしくないので、冒頭で申し上げた通り、今の気分で、勢いでざっくりと選び出しました。

まず、曲名の一覧から、パッパッと40曲ほどを抜き出しました。
ベスト20くらいを想定して曲を削っていこうとしたのですが、そんなに多くのなかから取捨選択しようとすると、拮抗するものがたくさん出てきて、もう捨てることがむずかしくなりました。
しかたないので、今度は逆のアプローチから、絶対に落とせない曲を選んでいきました。そうすると、ちょうど10曲になりました。そして、それを順位づけしました。

10位 ア・ハード・デイズ・ナイト
『ビートルズがやってくるヤア!ヤア!ヤア!』という邦題がついていましたね。同名の映画の主題歌でもあります。その映画が大好きで、リバイバル公開された時、当時高校生の僕は少ない小遣いのなかから4回観に行きました。
僕がいちばん好きなのがこの時期のビートルズです。3作目にしてすべてオリジナル曲でリリースされた同名のアルバムもお気に入りです。

9位 サムシング
レノン=マッカートニーという最強コンビのほかに、こんな名曲が書ける人がもうひとり同じバンドにいるなんて…。なんだビートルズって!? と、驚いてしまいます。しかも彼らは偶然同じ街にいて、偶然集まったというんだから、さらにびっくり。
プロモーション・ビデオ(フィルム?)に出ていたパティ(ジョージの奥さん)は可愛かったですねぇ。

8位 アイ・アム・ザ・ウォルラス
♪私は卵男、私はセイウチ
♪ワハハ、イヒヒ、アハハ
などと不思議なパーツが並べられていて、ナンセンスソングと呼ばれていますが、僕はジョンのヴォーカルがカッコいいと思います。

7位 ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
このサイケデリックな作品をシングルとして投入し、ビートルズが大きく方向性を変えたことを世に示した重要な曲だと思います。
芸術性だけでなく、郷愁をも感じさせる曲調も好きです。

6位 プリーズ・プリーズ・ミー
ハーモニカと、“カモン、カモン”
アレンジも最高。
ベリー、ベリービートルズ! という感じ。

5位 オール・マイ・ラヴィング
ジョンのリズムギターはもちろん、ポールのロマンチックなヴォーカルがすてきな名曲。

4位 キャント・バイ・ミー・ラヴ
甘くてシブい、ポップでロック、かわいらしくてカッコいい。
絶妙なナンバー。
ポールのシャウトも!

3位 イエスタディ
初めて買ったビートルズのレコードがこの曲のシングル盤なので、個人的な思い入れが強いです。実際、いまはあまり聴くことはありませんが、やっぱり高い順位に入れておきたい作品。
一般にイメージされているより、この曲はけっこうシブいと思います。
甘ったるいバラードではありません。

2位 ラヴ・ミー・ドゥ
僕がビートルズファンになるきっかけは、テレビから流れてきた特番のコマーシャルでした。白黒の映像のなかのマッシュルームカットの4人組、バックにはこの曲が…。
初めて聴くはずなのに、細胞が少しの拒否反応も示さずに、このメロディが浸透していきました。

1位 シー・ラヴズ・ユー
アイドル、というのは“偶像”ですから、その存在は時に、アーティスト、ミュージシャンよりも高貴なものであると感じられます。
アイドルであったビートルズの、アイドルらしい作品。
僕はその当時をリアルタイムで経験していませんが、ビートルズのアイドル狂騒の時代を象徴する曲なのだと思います。
その点では一般的に『抱きしめたい』を挙げる人が多いと思いますが、僕は『シー・ラヴズ・ユー』を選びました。

僕はどちらかというと初期ビートルズのファンなので、やはり初期に偏りましたね。
でも、先日はカラオケで『ヘルター・スケルター』に挑戦して玉砕した人間です。
後期ではほかに『アイ・ウィル』なんかも好きです。


ひさかたぶりのビートルズの話題でした!

無題

2009-09-23 12:26:36 | 騒音の本質



毎度申しておりますが、僕はこのブログをちゃんと書こうとすると、最低3時間はかかるわけです。アタマが悪いから…。
書こう、ということはたくさんあるのだけど、3時間もかかるのかと思うとねぇ…、やっぱり腰が引けてしまいます。
しかもこんな失業してる時に…。

前回につづいて吉川晃司のことを書こうか…。
カラオケのレパートリー(といっても練習中)も増やしたし…。

じゃなくて、矢沢永吉のことにしようか、新しいアルバムについて思うところもあるし…。

それとも、いま歌舞伎座で『勧進帳』やってるから(今回は観ないけど)、タイムリーなところで、いつも僕が『勧進帳』を観て感じていることを詳しく書いてみようか…。

いや、僕がいま、いちばん困っていること、悩んでいること、苦しんでいることを書こうか、そういうことを書くことがこのブログの目的でもあるし…。
でも、そのことについては、言葉足らずな気がするとはいえ何度もここで書いているし、ほかの人にはなかなか分かってもらえない類のことだ。
なかにはそれを読んで僕のことを嫌悪するような人もあるかもしれない。
苦しいことといえば、いまだ失業中、無収入だということが最たるものだけど、それとは違う苦しみが僕にはある。
僕はいろんなことが気になってしまう神経質な人間なのだけど、いま一番は、“子ども”なのです。
近所の子どもの声が聞こえてくるのが気に障ってしかたない。
それに端を発して、いまでは子どもの存在そのものが忌まわしい…。
家にいるときは、遠くでかすかに聞こえる子どもの歓声なんかでも、耳に入ってくるとムシズがはしる。
ウチは古い家なので気密性がなく、窓を閉めても外の音は聞こえてくる。だから家にいるときは、一日中、じーっとガマンを続けてる。
軽い吐き気などを覚えながら、その苦しみが過ぎ去るのを待っている。
それが毎日…。
外へ出かけても、子どもはいる。
通りすがりの個々の子どもの存在は、まだなんとかやり過ごせることもある。
しかし、学校行事なんかで集団でいることも多い。
集団は子どものパワーを増幅し、恐るべき脅威となる。
遠足、修学旅行などで何十人もの子どもがいると、僕にとってそれはすでに公害に等しい。
子どもは公害…。

などということを書いても、なかなか賛同は得られないと思います。
それに、書いてる僕もまた苦しい。
だから何も書けないんですが…。