堀江社長はクラウンジュエルを遣らないようにニッポン放送の役員に手紙を出しました。
しかし、亀淵社長はクラウンジュエルを遣ると言ってます。
さて、法的にはどうなんでしょうか。
焦土作戦
ニッポン放送は重要資産を売却し役員社員毎他の会社へ転籍して、社内をもぬけの殻にしてからライブドアに渡す。
クラウンジュエル
王冠(クラウン)ニッポン放送の価値を高める宝石を(ジュエル)ポニーキャニオンを取り去って仕舞う作戦。
どちらも企業価値が下がるのは覚悟の徹底抗戦と云うことです。
日枝会長の秘策とはニッポン放送に火を放って撤退する事か。
対抗策は株主代表訴訟って事になるんでしょうか。
そんなにドロドロにしなくってもと思うのは私だけでしょうか。
共同通信によると
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050314-00000042-kyodo-bus_all
〔ニッポン放送の亀渕昭信社長は14日朝、記者団に対し「ライブドア傘下になった場合、(同放送の重要資産であるレコード会社の)ポニーキャニオン株をフジテレビジョンに売却することも検討している」と述べた。
こうした重要資産の売却は、敵対的買収の対抗策の一つで、買収者の「うまみ」を減らす「焦土作戦」と呼ばれる。ライブドアは重要資産の売却をしないよう、先週末、ニッポン放送の全役員に文書で要請しており、亀渕社長の発言はこの文書の内容に異論を唱えたことになる。
一方、ライブドアは同日にもフジテレビに対し事業提携に向け協議の場を設けるよう再度申し入れる。日枝久フジ会長が「メリットがあれば(協議を)拒否する理由はない」と柔軟な姿勢を示したためだが、ニッポン放送が「焦土作戦」に言及したことで事態は一層混迷の度を深めた。〕
先週末の文書による要請はこちら
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050313-00000086-kyodo-bus_all
〔資産売却しないよう要請 ライブドア、全役員に要請
ライブドアが、ニッポン放送の亀渕昭信社長ら全役員に対し、同放送が持っているフジテレビジョン株やポニーキャニオン株などの重要資産を売却せず、保有し続けるよう要請する文書を送付したことが13日、分かった。
ニッポン放送が重要資産を売却して企業価値を低下させることにより、ライブドアの「うまみ」を減らす「クラウンジュエル」という買収防衛手段に出る可能性を考慮し、事前にけん制する狙いがあるとみられる。
ニッポン放送にとっては、議決権ベースで45・47%保有する筆頭株主からの要請となる。〕
追加
ビジネスパーソン最強化プロジェクト
http://blog.melma.com/00088773/20050314020731
ここに解りやすい説明が有ります。
◆敵対的M&Aの予防策
1.ポイズンピル(Poison Pill)
→敵対的買収が仕掛けられた場合に時価より安い値段で株を買う権利を株主に
与える手法。
2.ゴールデンパラシュート(Golden Parachute)
→敵対的M&Aで企業が買収された時に備えて、企業の経営陣の解任に対して
巨額の割り増し退職金を払う契約を設けておくこと。
3.スタッガードボード(Staggered Boards)
→全取締役が一度に選出されないように役員の改選時期をずらして部分的に
選任を行うこと。
◆敵対的M&Aの対抗策
1.ホワイトナイト(White Knight)
→買収をかけられた企業の経営陣が自分達を追い出す恐れのある敵対的買収者
よりも、友好的な他の企業に買収を依頼すること。
2.パックマンディフェンス(Pack-man Defense)
→買収を仕掛けられた企業が逆にその企業に買収を仕掛けること。
3.ジューイッシュデンティスト(Jewish Dentist)
→敵対的買収者の社会的弱点をマスコミなどを使って宣伝することにより
イメージダウンを図る手法。
4.ショーストッパー(Show Stopper)
→買収を阻止する法律的な障害を見つけたり、作り出す手法。
5.スコーチド・アース・ディフェンス(Scorched-earth Defense)
→買収完了までに魅力ある事業資産のほとんどを売却してしまうこと。
焦土戦術。
ビジネスパーソン最強化プロジェクト
しかし、亀淵社長はクラウンジュエルを遣ると言ってます。
さて、法的にはどうなんでしょうか。
焦土作戦
ニッポン放送は重要資産を売却し役員社員毎他の会社へ転籍して、社内をもぬけの殻にしてからライブドアに渡す。
クラウンジュエル
王冠(クラウン)ニッポン放送の価値を高める宝石を(ジュエル)ポニーキャニオンを取り去って仕舞う作戦。
どちらも企業価値が下がるのは覚悟の徹底抗戦と云うことです。
日枝会長の秘策とはニッポン放送に火を放って撤退する事か。
対抗策は株主代表訴訟って事になるんでしょうか。
そんなにドロドロにしなくってもと思うのは私だけでしょうか。
共同通信によると
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050314-00000042-kyodo-bus_all
〔ニッポン放送の亀渕昭信社長は14日朝、記者団に対し「ライブドア傘下になった場合、(同放送の重要資産であるレコード会社の)ポニーキャニオン株をフジテレビジョンに売却することも検討している」と述べた。
こうした重要資産の売却は、敵対的買収の対抗策の一つで、買収者の「うまみ」を減らす「焦土作戦」と呼ばれる。ライブドアは重要資産の売却をしないよう、先週末、ニッポン放送の全役員に文書で要請しており、亀渕社長の発言はこの文書の内容に異論を唱えたことになる。
一方、ライブドアは同日にもフジテレビに対し事業提携に向け協議の場を設けるよう再度申し入れる。日枝久フジ会長が「メリットがあれば(協議を)拒否する理由はない」と柔軟な姿勢を示したためだが、ニッポン放送が「焦土作戦」に言及したことで事態は一層混迷の度を深めた。〕
先週末の文書による要請はこちら
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050313-00000086-kyodo-bus_all
〔資産売却しないよう要請 ライブドア、全役員に要請
ライブドアが、ニッポン放送の亀渕昭信社長ら全役員に対し、同放送が持っているフジテレビジョン株やポニーキャニオン株などの重要資産を売却せず、保有し続けるよう要請する文書を送付したことが13日、分かった。
ニッポン放送が重要資産を売却して企業価値を低下させることにより、ライブドアの「うまみ」を減らす「クラウンジュエル」という買収防衛手段に出る可能性を考慮し、事前にけん制する狙いがあるとみられる。
ニッポン放送にとっては、議決権ベースで45・47%保有する筆頭株主からの要請となる。〕
追加
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ここに解りやすい説明が有ります。
◆敵対的M&Aの予防策
1.ポイズンピル(Poison Pill)
→敵対的買収が仕掛けられた場合に時価より安い値段で株を買う権利を株主に
与える手法。
2.ゴールデンパラシュート(Golden Parachute)
→敵対的M&Aで企業が買収された時に備えて、企業の経営陣の解任に対して
巨額の割り増し退職金を払う契約を設けておくこと。
3.スタッガードボード(Staggered Boards)
→全取締役が一度に選出されないように役員の改選時期をずらして部分的に
選任を行うこと。
◆敵対的M&Aの対抗策
1.ホワイトナイト(White Knight)
→買収をかけられた企業の経営陣が自分達を追い出す恐れのある敵対的買収者
よりも、友好的な他の企業に買収を依頼すること。
2.パックマンディフェンス(Pack-man Defense)
→買収を仕掛けられた企業が逆にその企業に買収を仕掛けること。
3.ジューイッシュデンティスト(Jewish Dentist)
→敵対的買収者の社会的弱点をマスコミなどを使って宣伝することにより
イメージダウンを図る手法。
4.ショーストッパー(Show Stopper)
→買収を阻止する法律的な障害を見つけたり、作り出す手法。
5.スコーチド・アース・ディフェンス(Scorched-earth Defense)
→買収完了までに魅力ある事業資産のほとんどを売却してしまうこと。
焦土戦術。
ビジネスパーソン最強化プロジェクト