美術と本と映画好き...
徒然と(美術と本と映画好き...)




正月は実家で過ごしてきました... 実家ではこんな本を読んでました。 ・フレスコ画のルネサンス―壁画に読むフィレンツェの美 (宮下孝晴) フレスコ画を切り口に、ルネサンス前後のイタリア美術をたどる本 です。宮下先生は金沢大学の教授です。フレスコ画を専門にしてい て、現在もフィレンツェで壁画を修復しているそうです。 ・壁画に読むフィレンツェの美 フレスコ画の技法、その修復法、ジョットからレオナ . . . 本文を読む

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親父がもう一度行きたいと思っていたサンタ・マリア・デル・カル ミネ教会にあるブランカッチ礼拝堂...父親にとって、この旅行のハ イライトはマサッチオの『聖ペテロの生涯』を観ることでした... 日曜日の朝にミケランジェロの丘を制覇して、ウフィツィ美術館な どの観光地、シエナ、アッシジといった郊外の町を巡り、ようやく ここにたどり着いたのは金曜日です。 父親が訪れた三十年前は、この場所は観光客も少 . . . 本文を読む

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今回の旅行では美術館以外にも、教会を初めとする観光地をあれこ れ訪ねました。そんな中から印象に残った場所を... ドゥオーモ ドゥオーモはフィレンツェのランドマーク、ブルネレスキのクーポ ラを目標にあちらこちらを散策しました。この建物の脇、古い建物 が軒を並べる一角に真っ白な彫刻が鎮座しています。上目遣いの視 線がクーポラに向かう、それがブルネレスキ像。自分の作品を見上 げる彫像に、粋なものを造 . . . 本文を読む

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ウフィツィ美術館ではカタログを買いました。各国語対応になって いたので日本語版を...印刷がとてもきれいです。前書きにはこんな ことが書いてあります。 > この刊行書は、イタリア出版にとって名誉あるものである。印刷 > 技術の質の高さ、複製にあたっての信頼性、ページ割付けの優雅 > さ、そして、カタログ価格が抑えられていることなど、枚挙にい > とまがない。 > それと同時に、この解説書は、われ . . . 本文を読む

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今回の旅行では本当にいろいろな美術館を回りました... ・アカデミア美術館 ミケランジェロのダビデの大きさにくらくらします。ただ、光があ たって筋骨隆々の前面に比べ、背面が随分とか弱い印象を受けまし た...(失礼)。ダビデの前には未完の彫刻が展示されているのですが、 石の中から現れつつある形は何かが生まれてくる瞬間をそのまま固 めたような感覚です。これは面白い。 今回の旅行でウフィツィの次に . . . 本文を読む

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階段をのぼりきったところに、その絵は、ある... とまどうようにみえながらも穏やかな表情。そのたたずまいは聖母 になるべき宿命を静かに受け入れるかのようです。小さな肩は華奢 なのに、少し前かがみですっくと伸びた背すじには意思を感じさせ ます。そっと天使の声に耳をすましているかのようにも見えます... この旅行では受胎告知をモチーフにした作品を何枚か観てきました。 サンドロの腰のひけた聖女、レオ . . . 本文を読む

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フィレンツェや近郊の町を散策して気づいたこと。 町のいたるところに聖母がいます。古い壁の壁画。あるものは風雨 にさらされて、あるものはガラスケースに覆われて...信仰と生活が わかちがたく結びついているのでしょう。 シエナで... シエナで... シエナで... アッシジで... アッシジで... オフシーズンということもあるのでしょうが、あちらこちらで普請 中。古い町な . . . 本文を読む

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アッシジはフィレンツェから電車で二時間半。日帰りだとあわただ しくなるので一泊することにしました。 アッシジの第一印象は白いこと。前日のシエナの赤とはまた違った 雰囲気です。町で目に付くのが黒髪の女性。目鼻立ちのくっきりし た黒い髪の女性をあちこちで見かけます。化粧気のない素朴な美人 は好ましいなぁ...と、何かと意見の合わない親子も、そのことにつ いては意見が一致... さて... ここの . . . 本文を読む

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フィレンツェから電車で一時間半ほどの場所にシエナはあります。 駅から町の中心まではバスを使いました。フィレンツェからバスの 直行便もあるようなので、アクセスはそちらの方がいいかもしれま せん。 目指す観光地が三つ... 1. ドゥオーモ 教会と洗礼堂と美術館が併設されています。セット券を買いました。 入口付近にフルート吹きがいて、バッハなんかを吹いています。そ れを通奏低音に鑑賞する付属美術館 . . . 本文を読む

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何はなくてもここだけは行かねばなるまい... というわけで観光初日は日曜日、午前中に早速ウフィツィ美術館へ... 入口は長蛇の列ですが、泊まったホテルで予約をしてもらったので スムースに入場。日本だと前売りは安くするのに予約料が取られる のはイタリア式?通常は 10ユーロのところ、13ユーロでした。 この日は一部に見学できない部屋がありました。シモーネ・マルテ ィーニが遠目にしか観られないのが . . . 本文を読む

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すっかり普段の生活に戻っているわけですが、ほんの一週間前には フィレンツェにおりました... 最初はパックツアーを探していたのですが、宿の選択で、やれ何地 区が好みだとかグレードはどうとか、土地勘がないのでとても悩ま しく、とりあえず航空券をキープすることにしました。 そのあとの宿探しは困難を極めます。 ・旅のことならエクスペディア ・オンラインホテル予約 BOOKING 気になる宿を片端か . . . 本文を読む

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というわけで、やってきました、夏休み。 ここのところ仕事がわさわさしていて落ち着かなかったのですが、 ようやく一服です。季節的にはオフシーズンなので、折角だから海 外に行こうと、ばたばたと飛行機や宿の手配をしてました。 季節外れの海外旅行にひとりも何なので、今回は親父と一緒に出か けることにしました。若い頃はあちこち出張で行っていたところ、 前々からイタリア、特にフィレンツェを再訪したい聞いて . . . 本文を読む

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