宮城県美術館、アリスの庭。
雨上がりのとき、猫さんも泣いているんじゃないかな・・・と思ったんだけど、涙というより汗ですよね。 でも、猫は汗をかかないはずだし、よくわからない絵になっちゃいました。
フェルナンド・ボテロさんの『猫』です。
同じボテロさんの『馬に乗る男』には「きけん、のぼらないでください」という表示があったのに、こっちにはありません。 乗っていいのかな・・・なんて思いましたけど、いいはずがありません。 きけんではない・・・というだけのことだと思います。 そのへんは、常識で判断しなければなりません。
でも、これは本当に乗りやすそうなのですよ。
この猫、「猫」というタイトルがあるんで、ああ、猫なんだな・・・などと思ってしまうわけですが、どこか、猫じゃないんですよね。
う~、わんわん・・・ってな雰囲気、ないですか?
じゃあ、犬なのか・・・と言うと、そうでもなくて、これ、人間ですよね。
顔が、人間だと思います。 人面猫。
これはのぼれちゃいそうですね。
のぼりませんけどね。
子供なんかはのぼろうとするでしょうね^^;
背中が平らだし、ちっちゃい子をちょこんと乗っけたりするのもいいかも・・・じゃなくて、やってはいけません。
とにかく、なんか、いたずらしたくなるんですよ。
最初の写真だって、余計な水滴を拭き取っちゃえば、たまった涙がこぼれ落ちる・・・っていう感じの、いい感じの写真になったはずなんですけどね。
馬に…の方はタイトル通り既に乗っている人がいるので、後に続いて乗ろうとして順番を待つ人が出てくるので、注意書きが必要だったのです。猫には誰も乗ってないですから注意書きなくって大丈夫です。
もし、ここで猫に乗ったジミー君の写真が公開されれば、「恐くない」とばかりにみんな乗っちゃいますので、そのうち注意書きが出来るでしょうね。
でも、美術館で、芸術作品で・・・ということになると、人目がなくても、乗れません。 カエサルとしては、芸術作品には触ってもいけない・・・という感じがしてしまうのですよ。 芸術コンプレックス・・・でしょうかね。
オレだったら、何も考えずに腰掛けてしまいそうな気がする・・・
人面猫
確かに。。。
なんかお尻の感じも人間的でおもろいね
つかカエサルの文章が一番おもろい(笑)
それを「芸術作品」と言われちゃうと、なんか、身構えてしまって、なんか、いろんなことを感じたりしなくちゃいけないのかな・・・などと思ってしまうわけです。
あれかな。 小学生なんかが夏休みの宿題で読書感想文を書かされる感じ・・・。 読んだ本、面白くないわけじゃないんだけどさ。 それを文章としてまとめろ・・・と言われても困っちゃうわけじゃないですか。
カエサルは、まあ、そんな感じで、ゲージュツなるものとおつきあいしておりますです。