カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

●漫画三昧(2016年1~2月)

2016年11月20日 | ☆読書とか    

 今年(2016年)は少なくとも1000冊以上の漫画を読んでいるわけですが、1年近く前に読んだ本ということになると、どんな話だったのか覚えていなかったりします。逆に、1年経っても強い印象が残っている作品もあるわけで、そういうのを拾ってみると面白いんじゃないかと思いました。
 カエサルは、2013年にキンドルPWを買って以来、青空文庫ばかりを読んできました。2014年に10インチタブレットを買ってから漫画も読むようになったのだけど、ときどきという感じでした。
 2015年末から漫画ばかり読むようになったのはなんですけど、今回の記事では、そのあたりの状況を振り返ってみたいと思います。
 画像として使っているのは、読書メーターの「読み終わった本」というページで、なかなか便利なんだけど、当然のことながら、登録した本しか出てきません。


 1冊目の『二十六夜』は去年の10/16、9冊目の『落語家たち』は10/24の登録になっていますが、10冊目から13冊目まで(『朝夕』~『私の書に就いての追憶』)は11/14の登録で、かなり間が空いています。さらに、14冊目の『ディック・ブルーナ』は12/17、15~16冊目(『銃夢』)は今年の1/1の登録になっています。
 すごくバラバラなので自分でも???と思ったのだけど、そのときの状況を思い出してきました。
 まず、読んだ直後に登録しているわけではないということです。半月乃至1ヶ月くらい経ってから、それまでに読んだ本をまとめて登録するということがあります。
 それから、読んでも登録しないという場合もあります。昨年までは、漫画は登録していませんでした。
 キンドルの記録を調べてみると、2015年の10月は22冊、11月は16冊、12月は25冊の漫画をダウンロードしているんですけど、読書ノートには登録していません。


 1月2日~9日に登録した16冊です。
 この中で強い印象が残っているのは、くらもちふさこですね。『天然コケッコー』『花に染む』『駅まで5分』、すべて面白かったです。
 少女漫画っていうのは昔から苦手で、今でも苦手なんですけど、くらもち作品には蒙を啓かれた思いがします。


 1月9日~10日に登録した本です。
 ここで面白かったのは『キーチ!!』でしょうか。無口な、かなり問題のある幼児の話なんだけど、すごいバイタリティがあります。
 『キーチVS』は、大人になってからのキーチの話。これはこれで凄いんだけど、やっぱり幼児のときの魅力には勝てないという気がします。


 1月10日~14日に登録した本です。
 特にコレというのはなかったと思います。
 あえて1冊ということになると、『クジラの子らは砂上に歌う』でしょうか。独特の世界でのファンタジーで、続きが読みたいと思いました。


 1月14日~18日に登録した本です。
 ここでは『腕KAINA』でしょうか。武家社会でのドロドロとした話をギッチリと描ききっているという感じがします。
 『怪力の母』も悪くなかったと思います。
 時代劇ものは今でも少なくないわけですけど、カエサルに言わせると、登場人物がイケメンっていうのはダメですね(笑)


 1~12冊目は1月18日~23日の登録ですが、13~16冊目は2月29日の登録です。
 2月29日は、56冊の本をイッキに登録しています。上の16冊の中に『隊務スリップ』が2回出てきますけど、そのへんのときミスですね。
 『ちはやふる』は面白かったです。カルタの話なんだけど、ひたむきにがんばる小学生の姿っていうのはいいですよね。そういう姿を表現できるということが素晴らしいと思います。
 『漆黒のブリュンヒルデ』は、超能力者として改造された少女たちが組織を抜け出し、組織からの追っ手と戦うといったような設定なんだけど、かわいい女の子たちがジョジョみたいなかけひきをするわけで、なかなか面白かったです。


 2月29日に登録した漫画、その2です。
 掲載している順番(左上から右下)は登録した順番で、読み終えた順番ということではないので、順不動ということになると思います。
 この16冊の中では、『アグネス仮面』が面白かったかな。プロレス漫画なんですけど、格闘路線とコメディ路線とが妙に調和していて、楽しかったという印象があります。
 『エルフェンリート』というのは、どのようなお話だったのかが曖昧なんだけど、面白かったような気がします。かわいい女の子がものすごい戦闘能力をもっているといったようなお話だったような気がします。


 2月29日に登録した漫画、その3です。
 ここでは『ピアノの森』が面白かったですね。子供たちの友情とか、大人たちの事情とかが絡み合う中で、ファンタジックな要素が絶妙の味わいを醸し出しているといった感じの素敵なお話だったという印象があります。
 『大川端探偵社』もよかったですね。ホームドラマのような話と言ってもいいと思うのだけど、そういうのがハードボイルドタッチの絵柄とマッチしていました。


 2月29日に登録した漫画、その3です。
 ここだけ、20冊を並べました。
 あえて言うと『ホムンクルス』が面白かったでしょうか。かなり不思議な感じのするお話です。こういう不思議さっていうのは、デフォルメのきいた絵では表現できないという気がします。
 望月三起也作品に出てくる女性は好きですね。キュートだし、セクシーだし、子供の頃はドキドキしながら見ていました。最近の漫画に出てくるヒロインたちは、よりキュートに、よりセクシーになっているんだけど、何て言うか、「はしたない」という感じもしちゃいます。


 まあ、こんな感じで、2016年の漫画三昧がスタートしたということになります。1月~2月の2ヶ月間で135冊を読んだということですね。
 その後の読書冊数を調べてみました。
 3月(115冊)、4月(200冊)、5月(205冊)、6月(244冊)、7月(145冊)、8月(100冊)、9月(92冊)、10月(124冊)というところです。
 6月は300冊超えを狙ったりしたんですけど、無理でした。無料版は月に1000冊近く出ていると思うんですけど、どんな作品でも読めるというわけではありません。どんな作品にもそれなりの面白さがあるんだろうけど、カエサルの趣味というものがありますからね。中には、最後まで読み終えるのが辛いようなのもあります。


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