「初音ミク」というソフトがあります。これはクリプトン・フューチャー・メディアとYamahaが開発・販売している音声合成ソフトで、実際に声優さん（初音ミクの場合は"藤田 咲”さん）の声ですごい自然にいろいろな歌を歌わせることができる音声合成ソフトです。
・・・と、漏れの説明だとわかりづらいんで、以下Amazonの商品解説ページより
バーチャル・シンガー『初音ミク』は、声優「藤田 咲」さんが演じるポップでキュートなキャラクター・ボイスを元に作り上げられた、ボーカル・アンドロイド=VOCALOID(ボーカロイド)です。
『初音ミク』の歌声は、80年代から最新まで多彩なアイドル・ポップスを中心に、さまざまなポップ・ソング~バラード・ソングを歌い上げ、またキュートな声によるアニメソングなども得意としています。彼女の声質はとてもチャーミングで、伸びやかに天まで昇るような高音域、清楚で可憐な中高音域がとても魅力的。まるで可愛らしいアイドル歌手を、自宅スタジオでプロデュースしているかのような感覚を味わえるでしょう。
「録音された人間の声を元に、極めてリアルに音声合成された歌声」…、フォルテシモやクレッシェンド、ビブラートまでも的確に表現し、歌詞に合わせて歌い方や声質も変化させながら歌う世界最先端のボーカル音源が、このVOCALOID 2(ボーカロイド)です。
まるで実際に歌手をプロデュースしているような感覚で歌を歌わせるこのVOCALOID 2は、全く新しい可能性を持ったバーチャル・ボーカリストと呼べるでしょう。
VOCALOIDのリアリティの秘密は、長年にわたってYAMAHA株式会社にて研究開発されてきた"Frequency-domain Singing Articulation Splicing and Shaping"(周波数ドメイン歌唱アーティキュレーション接続法)の最先端技術が採用されています。
これにより、VOCALOIDの歌声(母音/子音)は滑らかにつながり、実際の人間と変わらないような流暢な日本語を発音します。
実際に↑にリンクされているニコニコ動画での”Let's Go Away”を聞いてもらえれば「これ、本当に音声合成ソフト?」と思えるぐらい流暢な発音をしていることがわかってもらえるかと。（なぜサンプルがデイトナかは漏れがセガのレースゲーム"デイトナUSA”の一ファンであり、ミクに興味を持ったのもこの動画を見たからのがきっかけだからです）。パッケージがオタっぽいかもしれませんが、実際にはすばらしい技術で作られているすごいソフトなんです。ニコニコやYou Tubeにもこのソフトを使用した作品が毎日のようにアップロードされています。
で、今月１４日にこのソフトがTBSの番組「アッコにおまかせ!」で紹介されたわけなんですが・・・
実際に放送されたものは上のニコニコでうｐされているとおり、ミクの紹介ではなくて”オタはこんなにきめぇんだよ!オタキメェ氏ねよバーカwwww”という意味合いの偏見に満ちたものでした。
漏れも今日MSNのトップニュース経由ではじめて知って上の（実際に放送された）動画を見たんですが・・・これミクの紹介してないじゃん・・・「俺の嫁」とか「タマ姉」のどこがミクに関係しているんだよ・・・orz
ちなみに実際にミクが歌っているのは数秒でしかありませんし、ナレーターも悪意をこめたような読み方・・・（「あはぁ小学校五年生」とかなんだよ・・・）何なんだこの偏見放送・・・
もうTBSはだめですな。件の亀田の件といいこれといい・・・信頼できんorz
初音ミクのほうはすげぇ興味もってます。できればトライアル版をDTMマガジン付属だけじゃなくてWEB配布してくれれば漏れもすげぇためしてみたいし、それでよければぜひとも買って見たいです。
とりあえずクリプトンの中の人もミクも、そしてニコニコやつべに良作品うｐしてくださっている職人さんも応援してます。こんなひどい偏見放送局に負けずにがんばれ!
