読書日記と読書ノート 第三部(2013年6月~2015年6月) 吉野三郎

退職してから読書中心の生活をしています。読んだ本の感想を日記に記し、要点をノートに書いています。その紹介です。

177、将基面貴巳「言論抑圧」(中公新書) 178、吉見義明「日本軍『慰安婦』制度とは何か」(ブックレット)

2017-06-21 07:07:05 | 読書日記

日記から

2014930()                                                        

矢内原事件への関心だけから買った。事件のあらましは承知していたが、帝大経済学部内の派閥争いの実相がよくわかった。一方は国体や天皇や日本の名誉などを錦の御旗に持ち出す。論争とは言えない罵詈雑言のオンパレード。誹謗中傷のためだけの言説。今の朝日新聞バッシングも似たような状況だ。

2014102()

ブックレットは2010年の著作。桜井よしこらが言っていることが如何に欺瞞に満ちたモノであるかを、明白に述べている。なぜ事実を直視できないのか。こういう連中とくっついた奴らが政府を作っているのだから、日本はウソで固めた国といわれても仕方ない。

 

(了)


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