読書日記と読書ノート 第三部(2013年6月~2015年6月) 吉野三郎

退職してから読書中心の生活をしています。読んだ本の感想を日記に記し、要点をノートに書いています。その紹介です。

時事 6 仮面の下の顔-「19日行動」のスピーチ原稿-

2017-06-20 08:38:32 | 時事

(1)安倍首相と政権の化けの皮が剥がれました。その下から何が現われたでしょうか。

一つ目。ウソとごまかし。

共謀罪がテロ対策だというウソの宣伝。しかも、これがオリンピックのためだという。オリンピックは国際社会に嘘を言って東京に誘致しました。オリンピックを安倍首相が持ち出すときは必ず真実を隠すときです。

二つ目。都合の悪い情報を調べない、隠す。

 安倍昭恵氏の森友学園への100万の寄付をうやむやにしました。加計学園をめぐる「総理の意向」文書を隠し続けました。隠し切れなくなって表に出したのは共謀罪が成立した後です。国政の私物化どころか、国会の私物化です。

三つ目。自分の言葉に責任を取らない。

 森友への土地売却に私や妻がかかわっていたら首相も国会議員も止めるといったのは誰ですか。昭恵夫人は秘書を通じて財務省に問い合わせ、土地売却の便宜を図りました。籠池氏はこの時から「神風」が吹いた、と言っています。自分の言ったことに責任を取る政治家なら、安倍首相は首相も議員も辞めるべきではないでしょうか。

四つ目。ばれると居直る、恫喝する。

前川前文部事務次官が総理の意向を文書の存在を明らかにしました。菅官房長官は、これを「怪文書」だと決めつけました。それだけではなく、一私人の前川さんを貶める個人情報を暴いて人格攻撃まで行いました。その方棒を担いだのが読売です。卑劣の極みです。現役の文科省の役人が前川さんの証言を裏付ける発言をすると、義家副大臣は秘密漏洩の罪で処罰する、と脅しました。権力の驕りそのものです。

 自らにやましい所がある者は、攻撃する者に居丈高になります。安倍首相は、加計学園への利益誘導を質す野党議員に、もし学園と関係がなかったらあなたはどう責任を取るんだ、と毒づきました。自分はウソをついて責任をとろうとしないくせに、質問者にこんなことを言う資格があるのか、と言いたくなります。

(2)こうした安倍首相個人と取り巻きの独善的な政治姿勢は国会運営にはっきり現われました。

 共謀罪の委員会審議を一方的に打ち切り、中間報告という禁じ手をつかって、委員会採決も省きました。まさに、究極の強行採決です。

ここから何がわかるでしょうか。

 安倍とその取り巻きは反対意見を聞く耳を持たない。異論を封じ込める。そのためには、議会制の重要な決定の手続きさえ平気で無視する。このような政治のやり方は民主政治とは言いません。民主制の仮面をかぶった独裁政治というべきです。

 民主政治を守り抜く決意を持つ者は、安倍とその取り巻きの腐敗政治に徹底して闘わなくてはなりません。                  

 (以上)

(追記…安倍首相はこの日の晩に記者会見を開き、強引な国会運営を反省したそうです。特定秘密法の強行採決後も、新安保法(戦争法)の強行採決後も、同じ反省の弁を語りました。反省猿でもあるまいし、心に何の反省もせず、口先だけの反省だから、何回も同じことを繰り返す。まるで「いじめ」のボスが子分を引き連れて、さんざんいじめられっ子をいたぶった後、「ごめんな」と言ってすますようなもの。こんな卑劣な人物が我々の総理大臣とは! 即刻,退陣せよ!)



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