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007 慰めの報酬 (映画)

2009年01月31日 | 映画
映画「007 慰めの報酬

とても良かったです! このダニエル・クレイグ007の2作目は。
今回は1作目から引き続き、さらに巨悪の根源を007が追い詰めていくのですが、そこに前作での最愛の女性の死と復讐をからめているから面白い。
007が私情で動いているのではないかどうかで、MI6、そしてMとの信頼関係が揺らぐのか、またもしそうだとしたら任務の妨げとしてCIAからも狙われる…。リアルな人物設定や人間関係などが中シリーズの007とは一線を画しています。

女優陣がまた良い。オルガ・キュリレンコは添え物や有名スター的な女優ではなく、復讐に燃えた女性戦士ということで、実はトラウマを抱えていて後半動けなくなるシーンなどよく表現しています。1作も2作も座り込んだボンドガールをボンドがぎゅっと抱きしめるシーンが共通ですね。

さすがポール・ハギスの脚本と思ったら、忙しすぎて途中までで新脚本家や監督にタッチしたそう。とはいえ監督も「チョコレート」や「ネバーランド」のマーク・フォースターですからね。心理にグイグイと迫りつつ、アクションも派手に、そして人物たちは渋くきめてます。

敵役には「潜水服は蝶の夢を見る」で眼しか動かせない難しい役を演じて知られるマチュー・アルマリックが出ていて、キャスティング担当の目の付け所が違うと思いました。

ロケ地もいいですねー。懐かしのイタリア・シエナカンポ広場での祭りが映し出されます。あすこら辺に美味しいジェラート屋がと思いつつ、007は世界遺産の町並みの中で貴重な屋根瓦を割りながら走ってよいのでしょうか?と思って心配しました。
後半のボリビアはチリで撮影したそうです。「チェ39歳」の方でも出てきたボリビアですが、貧しさについてはあまり今も変わってないようでしたね。

ジュディ・デンチ演ずるMのことを007が劇中でやたら、「信頼関係だが恋人ではない女性」「恋愛感情は持ったことがない相手」と言っていたのでちょっとMに同情。そこまではっきり言わなくても…。
とにかく、オススメです!

007HP=http://www.sonypictures.jp/movies/quantumofsolace/
 


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