をとなの映画桟敷席         ~ほぼ毎日が映画館

映画取材から編集裏話まで、るかのここだけの話を忘れた頃にアップします

地震から1週間

2011年03月19日 | 東日本大震災
平成23年3月11日 午後2時46分に発生した東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方々には心からお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々にお見舞い申し上げます。

未曾有の大地震が起き、当日徒歩で延々と帰宅してから1週間が経ちました。まだまだ余震、原発の不安が続く毎日ですが、東北の友人たちが無事だったとの声も届き、その人々を思い、自分も気力・体力をふり絞って頑張ろうと毎日を過ごしています。
会社の社屋が古く、継ぎ目から粉塵が舞い上がったり、天上が落ちたり、ひび割れがあちこちあるのですが、なんとか毎日出社しています。

また、出版業の宿命で、外勤も相手都合でなければ通常通り行われました。当方も2日間、あるタレントさんの取材と雑誌の出張校正のため印刷所の校正室で、土地勘のない会社以外のTVなど情報もない場所で不安はありましたが、通常のお仕事をこなしました。
取材の方は今をときめくアイドルグループのトップの方。キャンセルになるかと思ったのですが、きちんと時間通りに入り、こういう中でも笑顔を絶やさずお仕事をこなしていました。聞くと実は小さい頃から頑張ってきて、若いながらもしっかりした女性で、とても好感のもてる方でした。このときの記事やポスターが、いずれ頑張っている人々の励ましになることを願いながら仕事をしました。

出張校正も出版物の最後の確認ですから、集中しなくてはいけないのですが、校正室のシーンとしたこの静けさが今回ばかりは・・・。しかもこの日は「大規模停電」になるということで17時ごろ「すぐ帰るように」と社から電話で指示が。すぐって言ったってあまりよく知らない外勤先のこの場所で・・・!! 運よくバスが通りそれに飛び乗って、終点が知っている地名だったので助かりました。
出版類は紙の手配やロジティクスの関係で発行が延期になるかもしれませんが、なにより人命や被災者支援第一です。
また、映画の仕事では試写は一切中止、映画館も休止になっています。しばらくは安全・節電両方の意味で必要な対処だと思います。

また、このサイトも節電のためしばらくお休みします。
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