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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

まちのねずみといなかのねずみ 他

2014-10-17 16:03:31 | ひらきよみ(読み聞かせ)

今日は2年生のクラスでの読み聞かせ当番でした。

10月最初の土曜日に図書館へ行った時に選んだ本を読みました。
どちらも知ってはいたけど、教室で読むの初めて。

最初はこの絵本。
イソップ寓話の、定番中の定番ですが、今の小学生は意外と
読んでいないかも、と思い選んでみました。

  

同じ内容でも、訳者の言葉使い、絵の雰囲気で、まるで違った印象に
なるので、その点に留意して、ポール・ガルドンが描いているものにしました。

連れだって、まちのねずみが住む王様の宮殿へ向かうひまわり畑とか、
王様の宮殿の、ごちそうのテーブルとか、窓ガラスの向こうで吠えたてる
犬とか、二匹を震え上がらせるネコとかが、見開きいっぱいに描かれていて
とても迫力がありました。
そうそう、ごちそう食べてる途中で、残りのお皿をさげにきためしつかいの
方々も、そうとう強面でしたー。

同じイソップでも、こちらのような組み合わせは、おしゃれ感漂いますね。


私が行った時には、地元図書館にはなかったみたいですが、
今度探して読み比べてみようと思います。



もう1冊は、前から低学年の教室で読んでみたかったこちらを選びました。



佐々木マキさんが、自ら写真を撮り、文をつけた絵本です。

一度、「なんでも顔に見えるモード」に目を切り替えると、ちょっと強引?
というようなものでも、顔に見えてくるから不思議です。
住宅の壁(窓が目)やマンホールはもちろん、公園の鉄棒の棒が留められて
いる端っことか、シーソーの板をうしろから見たところとか。

たいていの子は、見える見える、と喜んでくれましたが、中には、
「全然みえないよー。それってCGでしょ?」と言い続けている子が居て‥。

ちがうよ、全部ほんとの写真なんだよ、と途中で教えてあげました。



 


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