ナル二ア国ものがたり2 『カスピアン王子のつのぶえ』 読み終わりました。
今度の、ナル二ア国への誘いは、4人が寄宿舎へ帰る為に駅で汽車を待っているときに、突然やってきます。強い魔法の力でぐいぐい引っぱられ、呼び戻されてしまうのです。(それが、前回スーザンがもらった「つのぶえ」の力だったのだと、お話を読み進めていくとわかるのですが)。
そこはもう4人が知っていた懐かしのナル二アとは「別の国」。4人が去ってから、ナル二ア時間では、数百年が経っていて、国は荒れ果て暴君が支配していたのでした。アスランの存在や2人の王と2人の王女の話を知っている人もほとんどいません。
そんなナル二アに「かえってきた」4人は、殺されかけた王子、カスピアンを助け、彼をナル二アの正式な王子にしようと、暴君に戦いを挑みます‥。
2人の男の子(ピーター、エドマンド)と2人の女の子(スーザン、ルーシィ)。みな個性的で、それぞれに自分のよさを発揮するのですが、中でも、末っ子のルーシィの存在は、この第2巻でも際立っています。
エドマンドに「女の子の頭には、からきし地図がはいっていないんだもの。」と言われたときも、 「だから、そのかわりに、すてきなものがつまっているのよ。」
襲い掛かってきたクマに弓を放っていいのかどうかスーザンが躊躇したとき‥スーザンは、そのクマがかつて自分たちが知っていたような、人間の言葉を話せるクマだったら、と思ったのですが。そのあとのスーザンとルーシィのやり取りはこんなふう。
「わたし、すごくおそろしい考えが、頭に浮かんできちゃったのよ、スー」
「なんなの?」
「もし、いつか、わたしたちのあの世界でよ、人間の心のなかがすさんでいって、あのクマのようになっても、うわべが人間のままでいたら、そしたら、ほんとの人間か、けものの人間か、区別がつかないでしょ?」
こんなルーシィだから、アスランが戻ってきた時(一番最初に)、ルーシィにだけその姿が見えたのですね。
ナル二アでの、今後のルーシィの活躍がますます楽しみです。
今度の、ナル二ア国への誘いは、4人が寄宿舎へ帰る為に駅で汽車を待っているときに、突然やってきます。強い魔法の力でぐいぐい引っぱられ、呼び戻されてしまうのです。(それが、前回スーザンがもらった「つのぶえ」の力だったのだと、お話を読み進めていくとわかるのですが)。
そこはもう4人が知っていた懐かしのナル二アとは「別の国」。4人が去ってから、ナル二ア時間では、数百年が経っていて、国は荒れ果て暴君が支配していたのでした。アスランの存在や2人の王と2人の王女の話を知っている人もほとんどいません。
そんなナル二アに「かえってきた」4人は、殺されかけた王子、カスピアンを助け、彼をナル二アの正式な王子にしようと、暴君に戦いを挑みます‥。
2人の男の子(ピーター、エドマンド)と2人の女の子(スーザン、ルーシィ)。みな個性的で、それぞれに自分のよさを発揮するのですが、中でも、末っ子のルーシィの存在は、この第2巻でも際立っています。
エドマンドに「女の子の頭には、からきし地図がはいっていないんだもの。」と言われたときも、 「だから、そのかわりに、すてきなものがつまっているのよ。」
襲い掛かってきたクマに弓を放っていいのかどうかスーザンが躊躇したとき‥スーザンは、そのクマがかつて自分たちが知っていたような、人間の言葉を話せるクマだったら、と思ったのですが。そのあとのスーザンとルーシィのやり取りはこんなふう。
「わたし、すごくおそろしい考えが、頭に浮かんできちゃったのよ、スー」
「なんなの?」
「もし、いつか、わたしたちのあの世界でよ、人間の心のなかがすさんでいって、あのクマのようになっても、うわべが人間のままでいたら、そしたら、ほんとの人間か、けものの人間か、区別がつかないでしょ?」
こんなルーシィだから、アスランが戻ってきた時(一番最初に)、ルーシィにだけその姿が見えたのですね。
ナル二アでの、今後のルーシィの活躍がますます楽しみです。
早々に、2巻も読み終えたのですね。
私は、1巻を友人から単行本のを借りました。
で、2巻はまだ、他の方のところにあるようで、この順番を待っていると先かも。
元々、ほしいなぁと、検討していたところなので、rucaさんの記事を読んで一段と早く読みたくなっています。
文庫の方!ですね。以前から文庫ファンとしては、うれしい限りです(*^^)v
『カスピアン王子のつのぶえ』は結構とばして読みました。
図書館から借りてきた本がたくさんあるので、中断しようかなあとも思ったのですが‥。
3巻、4巻と続いていきたいところですが、まだなかなかまわってきそうもないのです。しかたないので、ナルニアはしばしお休み状態に入ります。
2巻でも、また戦闘の場面があるのですが、そういうの、映画になるとすごいのでしょうね。うちの娘も、映画が始まる時の暗闇をすごく怖がって、誘っても、なかなか行きたいと言わなくて…。今でも、ジブリの映画は嫌だと言うし、「カーズ」もあんまり乗ってきません。ハム太郎とポケモンはいくつか見ましたが、上映中もずっと手を繋いでいましたね。