もう2週間も前になってしまうのですが、1月25日(金)に4年生のクラスで
↓の本を読みました。
ジョン・バーニンガム展が開かれるのを知っていたから選んだのか、
本を選んだあとに、原画展のことを知ったのかは忘れてしまいましたが、
なんか私は3学期になると、ジョン・バーニンガム作品が気になりだすようで(笑)、
昨年も、3学期に『エドワルド せかいでいちばんおぞましいおとこのこ』を
2度ほど読んでいました。
『いつもちこくのおとこのこ』
ジョン・バーニンガム 作 谷川俊太郎 訳
この本のおもしろさは、なんといっても主人公の名前が
繰り返し繰り返し、出てくるところです。
思いも寄らぬ騒動に巻き込まれた結果、遅刻して学校へ着くと、
恐い顔の先生に、毎度毎度
「ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー、ちこくだね。」
と叱られます。
私が最初にこの絵本を知ったのは、図書館で行われた
おはなし会のときで、娘がまだ保育園の頃でした。
その時も、そんなことありえないでしょ!という騒動の内容よりも、
お決まりのせりふ 「ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー」
の方が、印象に残りました。
自分で、ゆっくりページを開きながら思うのは、表情豊かに怒りまくる
先生に較べて、ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーが
いつも淡々としていることです。
自分には落ち度がないと主張するわけでもなく、一方的に叱られて
反抗的になるわけでもなく‥。
絵本から、何か教訓めいたことを引き出すつもりはまったくないので、
ジョン・パトリックの態度をこれ以上言及しませんが、
もっと おべんきょうしに でかけていった。
で終わる結びの文章は、なんか深いなあと思っています。
ところで。
ジョン・バーニンガム原画展@大丸ミュージアム とっても楽しみに
しています。10日(日曜)には、たぶん見にいかれると思うので。
たしか、2年前も同じ場所で、「絵本作家ワンダーランド」というのを
やっていて、そこで『旅するベッド』の原画を見ましたっけ。
うちの息子の友だちグループは、近所の犬・ジョンに、
この長たらしい名前を教えることに、かなりの時間を割いていたのですよー。
なつかしいなあ。
遅刻ギリギリの毎日を送ったにも関わらず、残念ながら、ジョンは、この名前を覚えられなかったらしいのですが
(たぶん、うるさい小学生男子が気に入らなかったのだと思いますが)
息子たちは、きっと、一生、この名前を忘れないのだろうなと、
この本を見るたびに、胸が熱くなるのです。
友だちと一緒に、絵本の世界を楽しむ素晴らしさ。
ものすごく感じた一冊でした。
学校で、先生が読み聞かせてくれなかったら、決して、起こる事がなかったであろう遊び。
だから、学校でのrucaさんたちの活動は、本当に本当に、大切だと思います。
絵本は、一人で読むのも、もちろん素敵だけれど、
友だちと一緒に読むのも、また、違う楽しさを運んできてくれますね。
実は、まだ家におります。
せっかく良いお天気なので、大物を洗濯したり、なんやかやと
していたら、あららこんな時間。
出かけるのはお昼過ぎそうですとてもワクワクしてます。
でも…ああ~昨日行ってればrucaさんにお会いできたのになあと
思うとなんだかザンネン!
「いつもちこくのおとこのこ」まだ読んでいないのですよ。
すごーく読みたくて2箇所の図書館で探したのに、なかったのです。
今日、読めるかしら?
↑それから、こももさんのコメント読んで感動しましたよ~
友達と一緒に読んで、共有できるっていいなあと思いました。
それから昨日、早速新作Tシャツチェックしました!!
これまたステキです。なんだか急に花火がしたくなった私なのでした。
さあさ、急いで用事済ませて出かけなくちゃです。
私も先週 ふらっと行ってきましたよ。
とっても素敵で何度も行ったり来たりしながら
楽しんできました。
今日はロートレック展へ行ったのですが混んでいて
ジョンバーニンガムでは充分ゆったり楽めたので
かなり凹みました。。
この絵本は我が家でもみんなが大好きなで、手持ちではないのですが、時々思い出しては図書館で借りています。バーニンガムさんのどの絵本もいいけど、これは独特の魅力のある本で、私も「深いな~」って思ってしまいます。でもそんなこと抜きにしても小さい子も楽しめる楽しさもあって、そんなところも素晴らしいですよね!
今日は冷たい雨が降っています。そちらもですか?
近所の犬、ジョンに、この長い名前を覚えさせようと
したのですね?息子くんたち。
さぞかし、ジョンは迷惑したでしょうね(笑)。
ジョン!っていつも呼ばれて、ワン!なのに、
ジョンのあとに、なにやらいろいろくっついてきて
まだワンって言っちゃだめだとか、ここまでが名前
なんだとか、ごちゃごちゃ言われて。
学校で学んでくるすべてのことが、そんなふうな創意と工夫とおもしろさに
満ち溢れていたら、素晴らしいですよね。ふふ。
出かける前のお忙しい時にコメント残してくれて
どうもありがとう。
その後、無事にお出かけできたでしょうか…?
晴れなら晴れで、お布団干したり、シーツやカバー類も洗いたいし、と
やること、やりたいこと満載ですよねー。
きっとお出かけしたと思って書いているのですが、
出口付近のところで、本を自由に読むことできましたよね?
私も長いこと、あそこに立って、いろんな本を読んで、
原画が近いところにあるものは戻って、見なおしたり
していました。
ガンピーさんのアニメもよくできていたけど、やっぱり
絵本の味わいとアニメーションとは別ものだなと思ったしだいです。
そうそう。Tシャツ見てくださってありがとう。
みなさんがどう思ってくださったのかがとても気になっているので
はらぺーにょさんの声がとても励みになっています。
ありがとうございます。
コメント残してくださって、ありがとうございます。
私も黒糖さんのところに、ふらりと立ち寄ったら
バーニンガム展の記事を発見し、あー!!と思い、戻ってきたら、
このコメントがあったのでとても驚きました。
はるなつあきふゆの原画はとてもきれいでしたね。
ダイナミックな色彩のイメージが強かったのですが、
それが一新されました。
混んでるかなあと思ってでかけたのですが、ムナーリ展を思えば
ゆっくりと観られました。
大丸東京店のミュージアムでは、この季節を
絵本展と決めているのかなあと思っています。
去年も、ちょうど2月10日に、オランダ絵本作家展と
いうのを見にいったし、その前の年は、すこし時期が
ずれたけど、3月から4月にかけて、絵本作家ワンダーランド
というのをやってました。
原画展って、絵本好きと美術館好きの両方の気持ちを
満たしてくれるから大好きです。るるさんちの方にも
巡回してくれるといいですよねー。