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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

おじさんのかさ・パンのかけらとちいさなあくま

2011-06-13 15:30:24 | ひらきよみ(読み聞かせ)

先週の金曜日は、今年度初めての、小学校の読み聞かせの日でした。
入ったのは4年生のクラス。


  『おじさんのかさ』 佐野洋子 作  と




  『パンのかけらとちいさなあくま
                内田莉莎子 再話  堀内誠一 絵

の2冊を読みました。両方とも、教室で読むのは初めての絵本です。


私の小学校での読み聞かせも、8年目に入り、マンネリ化防止のために(笑)
自分の中での「今年のテーマ」を決めようと思い‥ひとりで2冊読むときは
民話とか昔話の類を1冊いれることにしました。

その1回目として選んだのが、『パンのかけらとちいさなあくま』 
リトアニア民話です。
先日、うらわ美術館で堀内誠一さんの原画を見たことが、心のどこかに
残っていたのかもしれません。
あらためて、絵をみていくと、「じぬし」の絵とか、「あくま」に襲いかかる雄牛の
絵とか、とても迫力があって、森の木も、リトアニアの針葉樹はほんとうに
こんなふうなんだろうなあと思いながら読みました。

テキストの方も、「ちいさなあくま」が全然悪魔っぽくなく、
機転が利いて、元気いっぱいのやんちゃないいやつ、なところがとても
おもしろいなあと思いました。
教室の4年生も、「あくま」が最後までいいやつのままなのか、それとも
どこかでまた、思わぬ出来事が起こるのか、気になっていたのではないかな。
(女の子4人グループのうち二人が、まっすぐ前を見て座っていないのが
読み始めの時に気になっていたのですが‥彼女たちも、最後にはまっすぐ
絵本の方を見てましたから・笑)


『おじさんのかさ』を今回読みたくなったのは、琴子さんのブログでの
読み聞かせの記事に載っていたからなんですが‥
手持本ではないため、rも、どんな絵本なのか知らなかったみたいで
(私は以前、図書館で読んでことがありました)
読み聞かせ前日、ふたりで「よみきかせごっこ」を久しぶりにやりました。

    あめが ふったら ポンポロロン
   あめが ふったら ピッチャンチャン


私の読み方は、とくに「歌」ではなく、「普通」だと思うのですが‥笑
どなたかが読んでいるのを聞く機会があると、ああそういう読み方も
あるのね~と思うとき、ありますよね。


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