さっき、訃報を知りました。
石井桃子さんが、お亡くなりになったそうです。101歳。
老衰とあったので、眠るように、眠っているうちに、次の世に
旅立たれたのでしょうか。
2月の新聞に、朝日賞贈呈式での、石井桃子さんのスピーチが
載っていました。
朝日賞をいただいた人間ですといってこの世をさるよりも、
六つ 七つの星に美しく頭の上を飾られて
次の世の中に行きたい
この部分だけ、手帳に記して残してありました。
ご冥福をお祈りします‥
石井桃子さんの本‥たくさんあるので、どれがいちばんとか
どれが好きとか、決めるのは難しいです。
娘が小さいとき、ほんとうによく読んだのは、やはりこのシリーズ。
子どもがはじめてであう絵本 第2集 4冊セット
なぜか「第2集」の4冊だけを、持っています。あとは、図書館で繰り返し
借りて読みました。
「うさこちゃんのたんじょうび」の中の、ここを読むのが好きでした。
くまでした。ぬいぐるみの くまでした。
とても かわいい やわらかいくま。
「あたし きょうから くまさんとねる」
と うさこちゃんは いいました。
それから よるの ごちそうです。
うさこちゃんのせきは おじいさんのわき。
くまさんは うさこちゃんの ひざのうえ。
くまさんは そこがいい というのです。
それと、思いで深いこの本も、石井桃子さんが訳されたものでした。
※過去記事あり ★
最新の画像[もっと見る]
- 2024年9月に観た映画 1週間前
- 2024年9月に観た映画 1週間前
- 2024年9月に観た映画 1週間前
- 2024年9月に観た映画 1週間前
- 2024年9月に観た映画 1週間前
- 2024年9月に観た映画 1週間前
- 2024年8月に観た映画 1ヶ月前
- 2024年8月に観た映画 1ヶ月前
- 2024年8月に観た映画 1ヶ月前
- 2024年8月に観た映画 1ヶ月前
ずっと現役と思っていたので、すごく驚きました。
そうですか、たぶん仰るように眠っているうちに
逝かれたのかな?
だといいです。ほんとに。
あー、「おやすみなさい」もうちにありました。
あれもこれも、あらためて思うと石井さんの作や訳だったりして
本当にどれだけのものを残されたのでしょうね。
なんだか、言葉のひとつひとつが重いなぁって思います。
まだまだご活躍されるものと思っていたので、
残念です。
娘と利用している図書館は、石井さんのご自宅の近くなので、
「かつら文庫」に行けば、もしかしてお会いできるのかしら?
そのうち行ってみたいなと思っていたところだったのです。
偶然にも、うちにある”うさこちゃんシリーズ”も
rucaさんちと同じく第2集の4冊なのですよ。
うちでもよく読みました。とても懐かしいです。
まだまだ石井さんの作品も翻訳本も読んでいない本がたくさんです。
これから、読んでみようと思います。
ご冥福をお祈りします。
石井さんのおはなし、すてきな言葉ですね。
わたしも、帰ってきて夕刊を見たら、
同じこの言葉が載っていて、思わずじっくり読みました。
“子供のため生涯現役 童心と実行力と”とありました。
本当にそうだなぁ
お顔もやさしいです・・・。
常々思うけれど、顔にその方自身が映し出される
ものですね!
昨日昼休みに図書館に行ったら、お薦めの本のコーナーが
すっかり「石井桃子さん特集」になっていました。
早い。いったいいつの時点で、変えたのかあと思い、その後で、
先月が101歳のお誕生日だったから、ずっとそうだったのかなと
思い直しました。しばらくゆっくり児童書コーナー見ていなかったので‥
そのコーナーを見ていたら、ああこれも、ああこの本も、
というものばかりでした。「くまのプーさん」をこどもの時に
読んでいないので、これからでも読もう!と思いました。
rの去年の「クリスマスプレゼント」が岩波のプーさんの本
2冊だったのです。
うさこちゃんの本、ほんとうによく読みました。
昨日、久しぶりに埃をはらって、箱から出してぱらぱら
してみたら、どのフレーズも、口なじみがいいというか、
どんなふうに読んでいたかも鮮明に思い出されてきて‥
とても懐かしかったです。
そういうふうにして、いったいどれくらい人が石井さんの
本の「お世話」になってきたのでしょうね。すごいです。
私も、まだまだ読んでない本がたくさんあるので、
岩波から出ている本など、読んでいきたいと思っています。
私も、夕刊をじっくり読みました。
「星のかんむり」の話も出ていましたね。(もしかして
同じ新聞かも?)
意識してはいなかったけど、みんなみんな、石井桃子さんの
お世話になって、大きくなってきたのだと思うと感慨深いです。
>常々思うけれど、顔にその方自身が映し出される
ほんとにそうですね。そう思います。
新聞に載っていた石井桃子さん、とてもいいお顔でした。
生き方は、言葉にも、文章にも、顔にも、すべて反映
されていきますね‥(こわいです)
※新聞から、そのお顔を切り取って、手帳に貼っておくことにします。
でも、rucaさんが教えて下さった星のお話を読んだら
なんだか、ほっと笑顔になってしまいました。
本当に、素敵な方だったのですね。
石井さんのご本に、どれだけお世話になったことか。
息子の大好きな本が、たくさんありました。
そして、息子がパパになったとしたら・・・
きっと、また、お世話になることでしょう。
こうやって、ずっとずっと、大切に読みつがれていくのですね。
言葉って、本当にすごいなあと思います。
だからこそ、大切にしなくてはなと思います。
それを教えてくれたのも、石井さんだったかもしれません。
ほんとうに驚きましたよね。
3月に101歳を迎えられたので、なんか、そのままずっと
ずっとお元気‥のような印象が漠然とありました。
子どもたちが大きくなって、石井桃子さんの本や
絵本を、またその子どもたちに読んであげるとき、
「この人はね、101歳まで生きたんだよー。それで
天国に行く時にね、星のかんむりをかぶって
いったんだって」と話してくれたらいいなあと思いました。
あ。私が「孫」に話せばいいんですけどね・笑。