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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

300号

2010-02-07 17:37:16 | 好きな絵本
福音館書店の月刊誌のひとつ 「たくさんのふしぎ」が、300号を
迎えたそうです。

その記念号は、ずばり『おかし』というタイトル。



記念号にふさわしく、なかがわりえこさんの文に、やまわきゆりこさんの絵です。

ゴールデンコンビが、おなじみの、とても心地よい雰囲気で、おかしってなんだろう?
に、丁寧にやさしく迫ります。

おかしはきびしい!  とか
おかしはたのしい! とか
おかしはやさしい! とか
おかしはこころのメッセンジャー! とか‥


「おはなしの絵本」として読んでもいいなあと、思いました。

生まれたての赤んぼうが、おかあさんのおっぱいだけから、しだいに
他のものも口にするようになり、初めてのおかしを食べるくだりでは、
懐かしさで、胸がいっぱいになりましたよ。

rが、初めて食べた「おかし」ってなんだったのだろう?と考えたけど、
はっきり思い出せません。でも、歯固めビスケットというのを、あげたときに
それがのどにつまって、ほんとに目が白黒なって‥すごく慌てて吐き出させた
ことがあったのは、よーく覚えています。

あと、お出かけするときに、いっつも、レーズンの入った小さいバターロールを
常備していたこととか‥。

それと、お菓子で忘れられないのは、姪っ子のAちゃんに、初めて、
太郎焼き(大判焼きみたいなもの)の皮を食べさせたときに、とてもうっとりした
顔をしたこと。彼女にとって、初めての至福の時だったかな・笑。




「たくさんのふしぎ」は、小学3年生くらいからを対象にした月刊誌ですが、
今回の『おかし』は、小さな子に読んであげても、一緒に楽しめる内容だと思います。


福音館のサイトでは、「たくさんのふしぎ」のバックナンバー全部
見ることができるようです。



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