昼頃に皮膚科へ行ってきました。例の、『いまどきのこども』が待合室に置いてある皮膚科です。
今回は、娘ではなく自分が受診するためです。いわゆる「主婦湿疹」だと思い、いきあたりばったりに薬をつけていたのがいけなかったのでしょう。ほんとは、娘がとびひで受診した時に、一緒に診てもらうべきでした。保険証を持ってこなかったからとか、以前にかかっていた皮膚科から処方される薬の、指定薬局にいる薬剤師さんが、素敵な女性だからとか、そんな理由でごまかしていたことを認めざるおえません。
「ここまでいっちゃうとね、原因が何かとか関係ないんだよ。保護の為にした手袋でまたかぶれたり、鉛筆や、パソコンに触れるだけで、さらにかぶれていくからね」
先生のお言葉にいちいち頷くだけでした。これも、ある種の自虐行為だなあと、思いながらも、どうしても受診する時間が取れず、今日になってしまいました。
左手に2箇所、右手に4箇所ステロイド系の薬を塗ってから、その上に保護剤を塗った綿布をかぶせ、白いテープでとめられました。右手は手首の部分なので(そこが必ずPCに触ってしまう部分)テープが剥がれ易く、それの保護のために手袋をしたほうがよいそうです。以前何かについていた「おやすみ手袋」の指の先を切り、ホワイト・グラヴが完成しました。はめてみると、なかなか良く不思議とひりひり感が鎮まるようです。
さて、待合室でのひととき。
前述の、『いまどきのこども』の続きを読もうかなあとも思いましたが、読みかけの本が鞄に入っていたことを思い出し、そっちを取り出しました。
タイトルは『トラベリング・パンツ』 本棚の魔女さん が8月2日に紹介している本です。
母親同士がマタニティ教室で知り合いだったので、必然的に、生まれた時から友だちだった、4人の女の子の、16歳の夏のお話。記事を読んで、すぐに読んでみたかったのですが、夏中かけて「新大草原の小さな家シリーズ」を読んでいたので、季節はずれの今頃になって、やっと読み始めることができました。
4人それぞれが、別の場所で(それぞれの事情で)、16歳の夏を過ごすことになり、4人の間をひっきりなしに手紙が行き交います。挨拶も前置きも、一切なしで自分の言いたい事や、聞いてもらいたいことをすぐにそのままぶつける手紙。それで、終わりにちょこっとだけ、「こんな私だけど、みんなに会えるのを楽しみにしています」的な手紙。そんなやり取りができた10代の頃がうらやましくなりました。(「トラベリング・パンツ」にも続きがあと2つあるので、もう少しの間は10代の4人の女の子の気持ちを、楽しむことができます。)
4人の女の子といえば、東西を代表する、4人姉妹の話がどちらも好きです。西洋代表の『若草物語』。東洋代表の『細雪』。
自分が、妹との2人姉妹なので、それ×2ということで、興味があったのかもしれません。どちらの話でも、お気に入りは次女。長女ほど分別くさくなく、自由でいられることに憧れがあるのかもしれません。
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私が手荒れで最後に病院に行った時の事を思い出してしまいました。10本の指が赤くはれ上がって、何も出来ずに初めての病院に駆け込んだのでした。残念ながらその病院では私の問いには答えてもらえず、「処方の薬を付けなければ肩まで広がるけど良いですか?」と言われただけでした。こんな事を書くとお医者を否定しているようですが、そうではなくてrucaさんが相性のいい病院と出会えているように、と願うばかりです。
私の手荒れが、ここ数年なぜ落ち着いてきたのか?何か一つでも思い当たる事があればお知らせしたいのですが、何も判らず。残念です(情けない…)
どうぞ、おだいじに
きついこというなら、ちゃんと効く薬出してよね!って思ってしまいます。お医者さんも、だんだん理解できてうまく行く人と、どうしても合わない人とかいますよね。
いい先生だといいですね。というか、早く治るといいです.どうぞお大事に。
4人姉妹、憧れますよね。
私はベスが好きだったんですが、今読み返したら、きっともっとリアルにいろいろなことを感じるんだろうな。
経験の浅い子どもの頃に呼んだ物語は、みんな夢の中のような感じでとらえていた気がします。
大草原の小さな家も、とうさんは、頼もしいのかわがままなのか、今だったらどう解釈するのかな。
それにしても、
>母親同士がマタニティ教室で知り合いだったので、必然的に生まれた時から友だちだった
というのは、やけにリアルですね(^-^)
いつか読んでみようかな。
指の関節あたりが切れてきて、それが治ったりまた切れたり‥を繰り返しているうちに、傷のようになり、ちょっと腫れて、膿のような汁が出てきて‥って感じです。手首(右だけ)にまで及んできた時には、まずいって思っていたのですが。
とりあえず、1週間は言われた通り、薬を塗って、保護してテープを巻いて、手袋はめて、を続けてみようと思います。
なかなかそちらに伺えずにごめんなさい。
夫の写真展以降もいろいろありまして、娘もまだブログ絵本を見ることができません。
新しい絵本も(私は)ちらっと見せてもらいましたが、コメントする時間もなく‥。またすべて完成したら「完成版」を載せてもらえますよね?
(楽しみにしています)
さて、トラベリング・パンツ。
ゆうべ読み終わりました。なかなかおもしろかった、というか結構おもしろかったです。早速続編の「セカンド・サマー」を借りてこようと思っています。
そうそう、大事なことを記し忘れていましたが、タイトルの「旅するパンツ」は、ブルージーンズのことなんです。手紙とともにジーンズが4人の間を行き来します。
お気をつけて。
お嬢さん、プイって、行っちゃったかな。と、ちょっと心配しておりました。(笑)
次のブログ絵本は、そろそろ最終回です。9月中には、まとめて読むに出ますので、よろしくお願いします。
引き続き、お大事に~。
先週末にやっとブログ絵本を、娘に見せることが
できました。
これからそちらに伺いますね。
追伸。手の湿疹はだいぶよくなってきました。そろそろ
白い手袋ともお別れできそうです。
ホワイトグラブとのお別れが近づいてきて、何よりです。(^^)
そして、トラベリング・パンツとのこんにちはがよいものであって、すっごくうれしいです!!
rucaさんの感性が好きなので、それに響くものであって、よけいに・・・。
魔女さんも妹との2人姉妹で、一族は圧倒的な女系です。
そういえば、『大草原・・・』も、4人姉妹ですね。
現代では、魔女さんの大好きな役者さん、中村吉衛門サマには、4人のお嬢様方がいらっしゃるとか・・・。
朝は、雨がぽつぽつ落ちてきてたのに、昼になったら
晴れてきました。「1日中曇り」の予報だったのに…。
トラベリング・パンツ。おもしろかったです。
映画化される予定、って書いてあったけど、今本屋さんに
並んでる本には、もうしっかり映画の帯が巻かれてました。
そのキャスト、私の中のイメージとはちょっと違っていた
かなあ。(ブリジットがちょっときれい過ぎてて、レーナの
髪はストレートでしょ、て感じ)
小3の娘は、ジーンズがついているあの表紙がとても
気に入ったようで、本屋さんでも目ざとく見つけて
報告してくれました。ストーリーはちっとも知らない
くせに4人の女の子の名前だけは覚えていて…。
「私は、この子がいいな」となぜかレーナびいきです。
ようやく念願かないました。
こんな真冬の中、夏を感じてまいりました!
とても、いい本にめぐり合えうれしかったです。
駄文ですが、TBさせてください。
TBありがとうございます。そしていつもリンクもしていただいて・・(いつでもどちらも大歓迎です)
この3部作のなかでは、私は2作目の『セカンドサマー』が一番好きでした。4人それぞれのお母さんのことが書いてあるのがよかったのかも。percyさんも言っていたように、娘の気持ち、母の気持ちの両方がわかるようになってきたからでしょうね。
ところで、「嫁の気持ち」っていうのもそう遠くない将来、percy家には「必然」のことですね(笑)。