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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

とぶ  どんぐりかいぎ

2016-11-19 14:05:13 | ひらきよみ(読み聞かせ)

昨日も読み聞かせの当番日でした。
ひとりで、今度は3年生のクラスへ。

この季節に読むのならこの絵本だなーと思い、図書館へ行ったら、
ちょうどあったので、『どんぐりかいぎ』をまず選び、それに合わせて、
同じく「と」の棚にあった、こちらを借りました。
長さ的にも、内容的にもちょうどよく‥自分の直観力に拍手です・笑



谷川さんの散文詩に、和田誠さんが絵をつけたような感じです。

あるばん まことは ゆめを みた。
そらを とぶ ゆめだ。

翌日はあまりにもよい天気なので、まことはほんとうに飛べそうな
気がしてきて、夢の中でしたように‥

かるいきもちで はしってみた。
すると‥

ふわりと あしが じめんを はなれて、
まことは そらに うかんだ。

飛ぶコツを覚え、まことは自由に空を飛び回り、最後には
宙がえりまでやってのけるようになりますが、着陸はちょっと
難しくて、膝小僧をすりむいてしまいます。

ほんとうにすりむいているので、まことが空を飛んだのは
夢の中ではなかった!ってことですよね?

そして、最後は「どうやったら そらを とべるの?」
目を丸くして聞いてきたあこちゃんに、飛ぶ方法を伝授して
お話は終わります。

教室の3年生は、ほんとかな、ほんとに空を飛んだのかな???って
思いながらも、熱心に聴いてくれていました。



2冊目はこの日のメイン本。


前にもどこかのクラスで読んだことがあったなあーと思っていましたが、
調べた結果2008年でした。8年も前だったなんてびっくりです。
その時も3年生のクラスでした。

どんぐりには、「なりどし」と「ふなりどし」があるのはなぜなのか、と
いうことを、片山健さんの絵をみながら、お話を追っていくうちに
理解できるようになっている、かがくのとも絵本です。

すこし長いお話で、教室で読むと10分ちかくかかりますが、咳をしたり
体をゆすったりし始める子もいなかったので、飽きずに聞いてくれて
いたのでしょう。

ページをめくるたびに笑いがおこる絵本も、読んでいてとても楽しい
ですが、こういう絵本もいいなあと思います。



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