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絵本の話を中心に、好きなもの、想うことなど。

いつもちこくのおとこのこ・再び

2010-11-04 15:20:09 | ひらきよみ(読み聞かせ)
先週の金曜日は、4年生のクラスでの読み聞かせでした。
10月最後の金曜日だったので、ハロウィンの絵本とか、それがらみで
魔女のはなしとかもいいかなあと思いましたが、結局、バーニンガムにしました。

4年生は、中学年ともいわれますが、大きく二つに分けたときは、小学校では高学年。
見た目はまだまだかわいいですが、本を聞いているときの様子を観察していると、
たしかに「高学年」の仲間入りをしてきたかなあと感じることが度々あります。

もちろん個人差が大ですが、おもしろいと思っても、素直に笑えなかったり、
「ちょっとかわいい話(※)」のときは、男子なんか、下を向いてしまったり、
友だちとつっつきあったり。(※たとえば、森の動物たちが仲良くするとか、
お母さんに甘えるこどもが出てくるとかー)

ペアの方が読んでいるときに、自分も子どもたちと同じ、教室の床に座って、
後ろから見ていると、どんな絵本には集中して、どんな話だと、すこし動きが出てくるか
(集中していないと、体が揺れたり、下を向いたり、咳をしてみたり、しますから)
が、わかりとてもおもしろいです。

で。

4年生ぐらいから、バーニンガムの絵本はなかなか重宝するなあというのが
私の感想です。

 この絵本は、
話がおもしろいし、舞台が学校で、登場人物ふたりのうちの一人は
日頃慣れ親しんでいる「先生」ですものね。



主人公ジョンが、「ありえない」トラブルに巻き込まれていきますが‥(最後には先生も‥)
一体どんな場所で、どんだけひどい町? と、思いながらひとりで読んでみるのも
おもしろいです。


バーニンガムの絵本は、この他にも、何冊か読んだことがありますが、
次は、 こちらに挑戦してみようかなと思っています。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ジョンパトリックノーマンマクヘネシー (jasumin)
2010-11-05 10:19:13
rucaさん、おはようございます。

「いつもちこくのおとこのこ」面白いですよねー。
なかなかハイセンスで、大好きです。
ただ、よみきかせ最初の頃に、小さい学年に選んでしまい、
申し訳なかったなー(失敗したなー)という思いがあります(苦笑)
私が選ぶ本は、「タイトルが長い」といわれたこともありますが(笑)
「ジョンパトリックノーマンマクヘネシー」とさらりと読み続け、
すげー!と思わせたいです。(あ、そんな狙いじゃダメですよね?笑)
返信する
jasuminさんへ (ruca)
2010-11-05 10:44:12
おはようございます。
今日はとても気持ちのよい天気ですねー

>小さい学年に選んでしまい

私が最初にこの絵本を知ったのは、図書館のお話会で、
その時も園児向きのプログラムの一番最後だったので、
小さい子でも、わりと小規模なところで読むのならOKかなと
思うのですが‥。

私も、名前の長さがおもしろいと思うのですが、
小学校で2度読んでみた感じでは、そこにはあまり反応しない
ような気がしました。

見開きに英文がたくさん書いてあるでしょ?
これは、最初にジョンが罰として書かされたものだよと
言って見せたら、やたら驚いてました。
たぶん「すげー!」と思ったはずです・笑。
返信する
ジョンパトリックノーマンマクヘネシー (こもも)
2010-11-05 21:58:10
息子が小学校の頃、友達と一緒に、近所の犬・ジョンに、
この長たらしい名前を仕込んでいた事を思い出し、
懐かしくて、懐かしくて・・・・・もう、ホクホクしちゃいました!

本が好きだった息子ですが、本の話題で、友達と盛り上がることは、
全くと言ってよいほど、ありませんでした。
(毎日読み聞かせをしてくれる担任に当たった時は、よく、友達と、登場人物になりきって遊んでいたようでしたが)
でも、この絵本は、学校で先生が読んでくれたことで、
素敵な遊び?に発展していったのです。

さぞかし、犬のジョンは迷惑だったでしょうが、その話を聞いた母は、心から感激したものです。
学校で、みんなで同じ本を読んでもらうって、ものすごーく大切なことだと、そのとき、心から思ったのです。
だって、一人ずつで読んだら、たぶん、そうはならなかったと思うから。

rucaさん、素敵な活動、これからも、頑張って下さいね!
返信する
Unknown (琴子)
2010-11-06 14:21:14
このお話の最後、してやったりの場面が最高ですよね!

わたし、こももさんちのお兄ちゃんのこの絵本に
まつわるエピソード、大好きです。
それこそ、みんなで読む楽しみですもんね。

わたしも以前教室で読んだとき、マクヘネシーくんを
叱っている先生が、どんどん飛びあがっていくところで
「すげー、どんどん飛んでる!」と言った子がいて、
目のとまるところがそこなのね、とおかしくなりました。

見返しの反省は、「げー、ぜったい ぃや!」でしたよ・笑
返信する
こももさんへ (ruca)
2010-11-08 15:57:13
こんにちは。

この絵本にまつわる、こももさんちの息子さんの話、
とても懐かしい気持ちで読みました。

その後、犬のジョンくんはお元気なのかな?
息子さんたちは、名前をつけようとした(覚えさせようとした?)自分たちのこと
覚えているのかな・笑。

小さい頃に読んでもらった本や、自分が好きだった絵本のこと
どれくらい覚えているものなのかなと疑問や
不安に思うこともありますが‥いつかある方が
こどもは皮膚から色々なことを吸収しているから
大丈夫って、書いてくれたことがあって、
なんか妙に安心しました。
返信する
琴子さんへ (ruca)
2010-11-08 16:01:37
こんにちは。

そういえば、そうですね。
この本の中の「せんせい」叱るたびに怒りが
エスカレートしていって、上へ上へ飛んでいってますね・笑。

バーニンガム氏って、ほんとにいろんなこと
思いつくなあと、読むたびに感心してしまいます‥
ワニ、ライオン、ときて、次は川の高潮ですからね~笑。

いつか来日されたとき、琴子さんとコハちゃん、
たしかお会いになったんですよね?
私も無理してでも出かければよかったなあなんて
今頃思ったりして・笑。
返信する

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