幻想伝説エッセイ

早く船を完成させて、大海原に飛び出したいのよ。

問題に対処できないカードワース

2005-06-26 14:11:29 | エッセイ
早いものでエッセイを始めて半年以上が立ってしまいました。
始めた頃は果たして自分がエッセイを書くことによってどれだけ効果があるか読めないところがありましたが、ここまでは自分が考えていた以上の効果があったと感じています。
エッセイを書く上にあたって一番心配していたことは、書かれている内容を完全に無視されてしまうことでした。
もしそうなってしまったら自分がしていることなんて全くの無意味になってしまいますからね。
そういう意味ではエッセイを書いて本当に良かったと思っています。

ただそう思う反面、未だ根本的な解決には至っていないというのも事実です。
始めからエッセイだけでは無理だということはわかっていましたし、あくまでも種まきという意識で書いていたわけですが、やはりカードワースはひとつの限界点に来てしまったという感が強くあります。

カードワースというのは基本的に寄せ集めの集団なんですね。
リーダーがいてそれを中心に動いている組織というものではないわけです。
ですから考え方はみんなバラバラで、カードワースの現状に対しても認識はまったく違います。
認識どころか真面目にシナリオを作る者だけではなく、カードワースの足を引っ張ろうとする連中も同じ屋根の下で同居することを認めているような状態なわけです。
家庭や会社組織やスポーツのチームなどもそうですが、お互いの気持ちがバラバラであったなら、いざ問題が生じてきたときに対処することができません(組織の体を成していなかったからこそ問題が生じてきたとも言えるかもしれません)。
間違った価値観を論破することは個人でも可能ですが、それを確立することは個人ではなくカードワース全体で対処していかなければ不可能なわけです。
ところが現状のカードワースはそれができないし、人によっては興味すらないかもしれません。

問題に対処できないということは、これ以上カードワースは発展しないということです。
発展しないということは、もはやカードワースは滅びるしかない。
今すぐ突然、消えてなくなることはないかもしれませんが、緩慢な死を迎えるということは間違いないでしょう。

『Killer Queen』ver1.00(慶凰)

2005-06-15 20:31:56 | プレイ日記(ネタバレあり)
屋敷を探索するシナリオで、敵キャラである蜂やNPCのカトレヤの描写やイベント、セリフがしっかりと描かれていて楽しめる内容になっています。
蜂のような雑魚敵でもしっかり描けばキャラの立った敵になるということですね。

ケイン一行としてはひたすら逃げまくって無事に依頼を成し遂げることができました。
甘い蜜はひとつ持って帰ろうかと思いましたが、効果があるかどうかわからなかったので持ち帰りませんでしたが、あとでエディターで見てみたら一応、体力回復ができたようなのでちょっと残念でした。

【戦った敵】
《Killer Bee、Poison Bee、Killer Queen》

【お知り合いになった人】
《カトレヤ》
宿の近くにあるパン屋「サンジェルマン」の経営者。

【入手アイテム】
《おいしいパン、誘眠の書、葡萄酒》

【冒険した奴ら】
《サマンサ、スィン、ユウィン》

『傾斜45度の戦い』ver1.15(きしりとおる)

2005-06-08 00:00:44 | プレイ日記(ネタバレあり)
ゲームブック経験者ならおもわずニヤッとしてしまうシナリオですね。
ゲームデザインに関してもエリアにイベントを設置していくという方法は、恐らくゲームブックからの影響なのではないかと思ったり。
ただ個人的にはそういったシステムよりもこのシナリオの魅力として感じたのはサンチョやピクシー達、それにコミカルなインプでした。
こういったキャラクター達のセリフは非常にシナリオを盛り上げていたのではないかと思います。

途中で蜘蛛の巣がある洞窟か内臓が保管されている洞窟へ行くか道がふたつに別れますが、なるべく多くのイベントに遭遇したいので、片方の洞窟をクリアした後にわざわざもとの場所に戻ってもう片方の洞窟もクリアしてしまいました。
ラストバトルはケイン一行として初めてオーガと接触することになりましたが、イベントの組み込まれた戦闘ということなのか、麻痺や眠りの魔法が効果を発揮しません。
そのため一度全滅してしまいましたが、ちょっとばかし納得いかない部分ではありましたね。

ところでエディターでシナリオを開いてみると「炎獄仁王拳」とか「火焔弾」という技能カードがあるのですが、これってシナリオ内で手に入れることができるのでしょうか?
自分にはちょっとわからなかったです。

【戦った敵】
《ゴブリン、マンイーター、ホブゴブリン、インプ、グリズリー、レブナント、バット、黄金蜘蛛》

【お知り合いになった人】
《サンチョ》
リューンのとある商会で運送員をしている。
《ソーニャ、レーニャ、ポーリャ》
ピクシー達。

【入手アイテム】
《バックラー、槍騎兵の盾、クロタカの爪、プーイー草》

【入手技能カード】
《蜘蛛の糸》

【冒険した奴ら】
《サマンサ、スィン、ユウィン、ランド、フー》

何故かツクールゲームをやってます

2005-06-06 23:18:56 | エッセイ
最近どういったわけかエンターブレインのツクールで作られたゲームに手を出しています。
それほど数をこなしたわけではないのですが、中には傑作といえる作品もありますので、もしかしたらこの場で紹介したりするかもしれません。
カードワースのシナリオばかりプレイしていると狭い世界での自己満足に陥る危険性がありますから、他の世界で活躍しているクリエイターの作品にも触れて刺激を受けるのもいいのではないかと思います。

ところでRPGツクールXPって売れてるんですかね?
カードワースに関しては非常に危機感を感じている自分ではありますが、テックウィンが月間でなくなったりしているのを見ると、エンターブレインもかなり厳しいのではないかと思うことがあります。
ツクールサイトはカードワースとは比べ物にならないくらい活気がありますが、エンターブレインとしては本体が売れないと商売にならないわけで、次々と新製品を出すしかないのかなと。
もちろんこれは裏付けのない単なる推論でしかないわけですが、ツクールのオフィシャルサイトを見てみたらRPGツクールXPのみのコンテストを開いているんですよ。
それ以前にもRPGツクール95とかあるのにです。
こういうのを見ると色々とあらぬ事を考えてしまうんですね。
ただ自分は‘売る`という行為を否定するつもりは全然ありません。
カードワースよりツクールの方が規模がでかいという事実は否定しようがありませんから。

『ねこのさがしもの』ver.1.01(EIJYU)

2005-06-02 21:29:37 | プレイ日記(ネタバレあり)
なんともいえぬ心に訴えかけるものがあるシナリオです。
見た目は絵本や童話といった感じのアドベンチャーゲームで、なんとなくファミコンの「新・鬼ヶ島」を連想させます。
内容的にはイベントやミニゲームをひとつずつクリアして物語が進んでいくというタイプの作品ですね。
とにかく作品の内容と絵のタッチが見事にマッチしていて全体的に魅力のある作品となっています。
中でもエンディングはじわっと来るものがありました。
ミニゲームとしては自分は記憶力がないに等しい人間なので(涙)、からすのイベントはけっこう苦労しましたね。


【地理】
《不思議森》
しゃべる動物たちの住む森。

【お知り合いになった人】
《ねこ、もぐら、へび、ミツバチ、カラス、サル、ペリ、ひつじ、うさぎ、フクロウ》
不思議森に住むしゃべる動物たち。

【入手アイテム】
《ブローチ》

【冒険した奴】
《ケイン》