いいお歳です

2010-10-16 | お寺
    ちょっとした お寺の 「行事」


 先日 南青山でバッタリ(こんなところで近所の方と会うなんて)お会いした方の お店で お弁当を注文させていただく。 ご自身の畑で 野菜を作り  デリカテッセン・フレンチレストランを経営しておられ 最近よくメディアにも登場している

  電話で注文したら 取材中にもかかわらず 顔なじみの 広報の方が出られて 「この間 社長さんに会ったよ」と伝えると


「 社長今ここにいるよ かわるね」   ですと  参ったよ。  非常に緊張しました。


  で後で聞いたらこの時の取材 料理研究家の 「栗○ はる○」さんとのお仕事中?だったようで ・・・・忙しいところ電話して その上 小口の注文でごめんなさい。  ですハイ。



   お客様が来るまでちょっと時間が有るしと  まぁ  やや余裕をかまして  超プライベートリラックススタイルでおりましたら    



   「おう」   と   義両親がリビングにいきなり登場!      ビビリました。


  

   お客様をお迎えするので、と早めに来て  境内の清掃を始めてくださったのです。  もぉ ダメ嫁は 下らない言い訳をするより ササッと 動かなければ!と ズボンを片足だけ はきながら ケンケンして 義母を追いかけました。  で廊下で転倒   片足ズボンで(泣)






    義父は 立派な着物を着ているのに 外掃除。   白い足袋が真っ黒になっていた。

  義母は 差し入れに 私の好きなパン屋さんのパンをどっさり買ってきて  そして お掃除をして お客様のお出迎え   そして  ほったらかしのムスメの着替え、 ご飯まで食べさせてくれてた。



    
  生意気で 口ばかり。 気が強そうだが すこぶるへたれ  こんな私は 橋田須賀子のドラマなら 散々 お説教をされ


  「明蘭  アタシはねぇ アンタの性根が 気に食わないんだよ。こんな道理が 通るはず ないじゃあないか」 

と言われその後 打ち首であろう。


  それなのに こんなに して貰って   長居もせずに 「じゃあね」と 帰られた。


 申し訳なかったので せめてもの気持ちで  例の「お弁当」を持って帰っていただいた。





   お客様は まだ それからも いらしたが   皆さんに お昼を食べて 喜んで帰られた  お弁当も好評でした










   その後 とっ散らかったテーブルを片付けながら   もうすぐ 40歳になろうとするいい年をした おばちゃんが こんなことでいいのだろうか?暫し 考えた。   若い頃なら言い訳も出来た。 「知らなかった」「出来ません」「無理」で通ったかもしれないが  この道10年。  


    一般企業で言えば ベテランの域 もう言い訳も  言い逃れも 出来ない自分がここにあることを実感



  20代半ば「いいお歳ごろねえ」と言われたりもしましたが 今また 違った意味で 「いいお歳ごろ」になって来たと思う





    
  いいお歳ごろ・・・・・・・ です





  
   そろそろ カタチにしていかないと  いけません




    
  



  
   


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