めそのたわごと

夢の場所へ 揺られながら 汽車に乗って

中国旅行記 Ⅲ

2007-04-12 00:03:56 | traveling
本題とは全く関係ないけど・・・
アヒルと鴨のコインロッカー』ようやく読みました!
最後の大どんでん返し、こんなことだったとは!!!
まさかの予想外犬、ダブルホワイトみたいな(笑)
私も椎名と共にまんまとだまされました
モーニングの連載もおもしろいことになりそうだし(こっちもようやく読んだ)
やばいです!伊坂作品にはまりそう・・・


2時半くらいに故宮を出て近くで昼食をとり
周辺をぶらぶらした後、故宮の北隣にある"景山公園"に行きました


とある外国人向けレストランの窓
ガラスが反射してうまく写っていませんが
機内で貰ったような剪紙です(あれよりだいぶ大きくて精巧)
小さい文字で"迎春""接福"大きく"福""春"と書いてあり
乙姫様(?)と鯉のような魚が二匹ずつと蓮の花が描かれています
こういうのがよくお店や民家の入り口などに貼ってありました

中華街でよく見るねじねじのかりんとうのようなお菓子
あれの巨大バージョン、その名も"大麻花"です
比較対照を一緒に写さなかったのが残念ですが
この写真を大体1.2~1.5倍くらいにすると実物大ですかね・・・


景山公園に登ると故宮全体が一望できる!!!
・・・らしいのですがこの日の天気はあいにくの霧(霞?)
肉眼ではかろうじて見えるものの(老眼の人はたぶん無理)
写真をとっても何も写らない・・・というわけで残念でした

これは頂上にあった建物で、確か中には仏様かなんかがいました
階段の左のほうにいる人たち、見えますか?
どうやら写真屋のようです
観光客に西太后風のコスプレをさせて写真を撮っていました

こちらは東屋・・・?というには立派過ぎる建物ですが
こんなに鮮やか


続いて景山公園の西隣、"北海公園"へ
ここは園内の大半の面積を池が占めていて景観が美しい
とガイドブックにありました
しかし、やはり視界が悪いせいで感動するほどではなかったです
霞がかかっているのもそれはそれで風情がありますが
やっぱりなんだか汚染されてそうだし・・・・・・

この池に春~秋はボートが浮かび
冬には凍ってスケートリンクになり
季節を問わず市民の憩いの場となっているそうです
そういえば映画『胡同のひまわり』でも池でスケートをしていました

門をくぐり山(丘?)を登ると池が一望できました
手前にある花が満開できれいでした
何という植物なんでしょうか?
りんごとか桜とかに似たような形の花で
木の幹は赤くてつるつるしていました

裏のほうにちょっと降りてみるとこんな建物が
近づいてみると高級レストランかなんかになっているようでした

その建物まで降りてみると
池に面した側が回廊になっていました
ちょうど北海公園の1枚目の写真に写っている部分です
この写真はなかなかのお気に入り

北海公園をぐるっとひと回りして
再び天安門、YHのほうへ歩いて戻ります
天安門の辺りまできたらなんか様子がおかしい??
パトカーと警官がいっぱいいて広場から人々を追い出しています
よく見ると中国の国旗と並んで外国旗(どこの国か忘れた)が掲げられていたので
どこかの国の要人が訪問していたのかもしれません
天安門は夜になるとライトアップされるようです

夜景モードで撮影したらちょっとブレてしまいました

ここでふと時計に目をやると7時くらい・・・え、急がなきゃ
YHから北京西駅までの所要時間も分からないし
電車に乗るまでの手続きも分からないし
7時半過ぎくらいにはYHを出たいと考えていたのです
でもこのままのんびり歩いてたら遅れてしまう・・・?
急に焦りが生じ、タクシーを捕まえようとするけど
こういうときに限ってつかまらない・・・
タクシーに乗ったら道は渋滞しているし
暗いから良く分からなかったけど実はYHまで意外と近かったし
結局歩いたほうが早かったのでは・・・

朝チェックアウトしたときに預けた荷物を受け取り
タクシーを捕まえて北京西駅へ向かいます
案の定英語は通じなかったけど
メモ帳に"北京西站"と書いて見せたらすぐに分かってくれました
中国って筆談でも何とかなるから(場合にもよるけど)便利です




次回、いよいよ憧れの青蔵鉄道に乗り込みます!
請うご期待

なんて煽ってみたり(笑)

この記事に点数をつける


最初から読む

続きを読む

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
超大作ですね。 (suzu)
2007-04-12 22:32:49
今回の旅行記ボリューム満点で毎回楽しみにロムってます。画像を見ると建物のスケールも大きいし、色の使い方も大胆なのに鮮やかで見入っちゃうし、ホント素敵な所ですね。

「陽気なギャング・・」の伊坂さんはいつになったら直木賞とるのだろう(ノミネートはするのに)?といつも思ってしまいます。最近出た中編集「フィッシュストーリー」が今読みたいなって思ってます。
返信する
Unknown (めそ)
2007-04-15 19:13:53
>suzuさん
もう4記事分書いてるのに日数的にはまだようやく三日目(中国についてからは二日目)が終わるところですからねこの調子だと全部書ききれないかもしれません(笑)

直木賞なかなかとらないですね。そういえば宮部みゆきさんもそんな感じでなかなか取らなかったですよね。『フィッシュストーリー』表紙を見るたびに読みたくて気になっています。
返信する