レポートとかで忙しくても
空いた時間にちょくちょく観てます
その90分とか120分の間に取り組んでいたとしても
その分作業が進むとは限らないしね
敬愛なるベートーヴェン

“第九”の初演を4日後に控えた1824年のウィーン。楽譜が完成しない中、ベートーヴェンのもとに写譜師としてアンナが派遣されてくる。ベートーヴェンはアンナを冷たくあしらうが、彼女の才能を知り、仕事を任せることに。尊大で傲慢なベートーヴェンだが、ただ一人の肉親である甥のカールだけは溺愛していた。しかしカールがその一方的な愛を疎ましく感じていることに気づかない。やがて初演の日がきた。難聴から指揮を怖れるベートーヴェンを助けたのはアンナだった。
まず、オープニングが好きです。馬車に乗っているシーン。何?これはどういうシチュエーションなの?と思わされますが、その答えは終盤で分かります。まさに、内臓から湧き上がるような感じで、とてつもなく不安が掻き立てられ、でもどこか神々しさを感じます。ぐるぐるとめまぐるしく回る映像と合っていて、後になってからそれが師の死を前にしたアンナの心境だったのだと分かるのです。あまりにもぐるぐるするので乗り物酔い(?)しそうになりましたが
(ただこのシーン、アンナはベートーヴェンについて行く決心をしたはずなのに、遠方から馬車に乗ってくるというのはちょっと?です。それとも単に、住んでいる場所が結構遠かったのかな・・・)
第9がフィナーレで、初演が大成功して映画が終わると思っていたので、展開が速くてびっくりしました。ベートーヴェンがアンナを認めるまでにいろいろあると思っていたのに、割とあっさり認めちゃったし。まあ、続きがあったんですが・・・それにしても、あの演奏のシーンは本当に素晴らしかったです。特にコーラスが始まるところ!!!うまく指揮のタイミングを合わせられるかっていう緊張感とか。演奏が終わったところで、思わずスタンディングオベーションを送りそうになったくらいです。映画のこういうシーンというのは要注意デス(笑)
大フーガもよかったです。湧き上がる音楽、抑えきれない衝動、この曲が、ベートーヴェンの人生だったのかな・・・と思います。一人、また一人と、次々退席してしまうのが悲しかったです。最後のパトロン(?)の「ここまで耳が悪くなっているとは思わなかったな」という意味の(正確に何て言ったかは忘れました)セリフも。
ベートーヴェンの傲慢で、頑固で、人間臭い部分がよく描かれてましたが、実際のベートーヴェンはどういう人だったんでしょうね・・・あと、裸のシーンがよく出てきましたが、なんだか美しいと思いました。特に、アンナが体を拭くシーン。しわしわで、たるんでいて、一般的に言ったら決して美しいとはいえない(むしろ醜い)老体ですが、苦悩や、苦労、人生で見てきたあらゆることがにじみ出ているような気がしました。
なんだか、思うことはいっぱいあるけれど考えがまとまらず・・・
稚拙な文章ですみません
最後に、第9といえば・・・ということで
第9といえば、年末という人が多いですよね
なぜか毎年末にはあちこちで、テレビでも演奏されています
でも私の中でのイメージは・・・
長野オリンピックとカヲル君(笑)
小5か6のとき一番仲良かった友達が、カヲル君が大好きで
彼女のうちに遊びに行くと毎週必ず
エヴァンゲリオン(かガンダムW)のビデオを見せられました
ガンダムは全然わけ分かんなかったけど・・・
長野オリンピックは確か小6のとき
土曜日のちょうど帰りのHRの時間に開会式をやっていて
(当時は第2,4土曜日しか休みじゃなかった)
教室のテレビでみんなで観ていました
そのとき使われた曲が第9だったんですね
映画が始まるのを待つ間そんなことをいろいろ思い出して
なんだか懐かしかったです
もう12年も前なのか
空いた時間にちょくちょく観てます
その90分とか120分の間に取り組んでいたとしても
その分作業が進むとは限らないしね

敬愛なるベートーヴェン

“第九”の初演を4日後に控えた1824年のウィーン。楽譜が完成しない中、ベートーヴェンのもとに写譜師としてアンナが派遣されてくる。ベートーヴェンはアンナを冷たくあしらうが、彼女の才能を知り、仕事を任せることに。尊大で傲慢なベートーヴェンだが、ただ一人の肉親である甥のカールだけは溺愛していた。しかしカールがその一方的な愛を疎ましく感じていることに気づかない。やがて初演の日がきた。難聴から指揮を怖れるベートーヴェンを助けたのはアンナだった。
まず、オープニングが好きです。馬車に乗っているシーン。何?これはどういうシチュエーションなの?と思わされますが、その答えは終盤で分かります。まさに、内臓から湧き上がるような感じで、とてつもなく不安が掻き立てられ、でもどこか神々しさを感じます。ぐるぐるとめまぐるしく回る映像と合っていて、後になってからそれが師の死を前にしたアンナの心境だったのだと分かるのです。あまりにもぐるぐるするので乗り物酔い(?)しそうになりましたが

第9がフィナーレで、初演が大成功して映画が終わると思っていたので、展開が速くてびっくりしました。ベートーヴェンがアンナを認めるまでにいろいろあると思っていたのに、割とあっさり認めちゃったし。まあ、続きがあったんですが・・・それにしても、あの演奏のシーンは本当に素晴らしかったです。特にコーラスが始まるところ!!!うまく指揮のタイミングを合わせられるかっていう緊張感とか。演奏が終わったところで、思わずスタンディングオベーションを送りそうになったくらいです。映画のこういうシーンというのは要注意デス(笑)
大フーガもよかったです。湧き上がる音楽、抑えきれない衝動、この曲が、ベートーヴェンの人生だったのかな・・・と思います。一人、また一人と、次々退席してしまうのが悲しかったです。最後のパトロン(?)の「ここまで耳が悪くなっているとは思わなかったな」という意味の(正確に何て言ったかは忘れました)セリフも。
ベートーヴェンの傲慢で、頑固で、人間臭い部分がよく描かれてましたが、実際のベートーヴェンはどういう人だったんでしょうね・・・あと、裸のシーンがよく出てきましたが、なんだか美しいと思いました。特に、アンナが体を拭くシーン。しわしわで、たるんでいて、一般的に言ったら決して美しいとはいえない(むしろ醜い)老体ですが、苦悩や、苦労、人生で見てきたあらゆることがにじみ出ているような気がしました。
なんだか、思うことはいっぱいあるけれど考えがまとまらず・・・
稚拙な文章ですみません

最後に、第9といえば・・・ということで
第9といえば、年末という人が多いですよね
なぜか毎年末にはあちこちで、テレビでも演奏されています
でも私の中でのイメージは・・・
長野オリンピックとカヲル君(笑)
小5か6のとき一番仲良かった友達が、カヲル君が大好きで
彼女のうちに遊びに行くと毎週必ず
エヴァンゲリオン(かガンダムW)のビデオを見せられました

ガンダムは全然わけ分かんなかったけど・・・
長野オリンピックは確か小6のとき
土曜日のちょうど帰りのHRの時間に開会式をやっていて
(当時は第2,4土曜日しか休みじゃなかった)
教室のテレビでみんなで観ていました

そのとき使われた曲が第9だったんですね
映画が始まるのを待つ間そんなことをいろいろ思い出して
なんだか懐かしかったです
もう12年も前なのか

大フーガも良かったですね。
私もTBさせてくださいね!
私も今年一本目がこの作品でした。
一言で言うなら大感動!
とても幸先のよいスタートなりました。
「第九」でカヲル君を彷彿する人は、以外に多いかもしれませんねw
第九のシーンは私もスタンディングオベーション送りそうになりました。ああいうシーンは危険です(苦笑)。
確かこれ観た時の予告編でやっていた「オーロラ」が気になります。
ベートーヴェンの交響曲といえば第九がダントツで有名ですが、ドラマ「のだめカンタービレ」でも取り上げられていた第七も好きですね。昔、映画「愛と哀しみのボレロ」でこの曲の終楽章をバックに往年のバレリーナであったジョルジュ・ドンが踊りまくるシーンがあって感動したのを覚えてます。
それにしても、ダイアン・クルーガーはヨーロッパ映画に出てる方が、ハリウッド作品出演時より数段魅力的だと思いました。
それでは、今後ともヨロシクお願いします。
芸術家にとって
一つの大成功も通過点にすぎず、次々に大きな渦を自分で作っていくということなんだなと思ました。
すごく気に入って、2日続けて2回見てしまいました。
こちらからもTBさせていただきました。
よろしくお願いします。
ベートーヴェンの裸は、美しいと思えなかったです(笑)
アンナが体を拭く場面自体は
アンナの思慕の気持ちや
ベートーヴェンの本心(恋心?)が出ていて
よい場面だったと思いますけどね。
長野オリンピックの開会式って、
第九が使われてたんですね。
記憶になかったです。
私もあの雰囲気好きです。それに、あの音楽を聴けただけでも、これを映画館で見てよかったと思いました。
>たいむさん
奇遇です☆幸先がよさそうで、なんかうれしいですよね。
あのアニメは社会現象になったくらいだし・・・結構いるかもしれないですね。
>suzuさん
後ろのお客さんの迷惑にならなくてよかったです。家で観てるときなら全然構わないんですけどね・・・
「オーロラ」は11月くらいからずっとチネラヴィータにポスターが貼ってあって、予告編も何回かみて、私もずっと気になっていました。2月末から始まるみたいですね。楽しみデス
>元・副会長さん
不愉快な気分にさせてしまったのでしたら、すみませんでしたm(__)m
でも、二人が信頼関係を築くまでの過程は、私も同感で、ちょっと物足りなく感じました。「愛と哀しみのボレロ」は観たことないです。ラヴェルのボレロは知っていましたが、第七も使われていたんですね。今度みてみます。
こちらこそ、よろしくお願いします。
>シウさん
物語だったら大抵は大成功で幕を閉じるけど、人生においてはただの通過点に過ぎない、ということなんですね。その点は全く気付きませんでした。
>miyukichiさん
なんていうか、裸自体は確かに醜いかもしれないけど、水滴とか、陰影とか、映像として美しかったように思います。
長野オリンピックは、日本で行われるということで興味津々だったし、何よりも、その友達がカヲル君
第九のシーンほんとにすばらしかったですね!
演奏後ベートーヴェンがアンナに促されて観客を振り返った瞬間、彼の目に聞こえたワッという喝采の嵐にさらにさらに大感動でした。
あんな風に歌えたらなあと、コーラスの素人ながら本気で思いました。
では、また寄らせて頂きますね。
ありがとうございました!
これからも貴ブログはちょくちょく覗きますので、ドゾ・ヨロシクおねがいしまっす。
コメント&TBありがとうございます。
コーラスをやっていらっしゃるんですか。歌はへたくそなのでうらやましいです。あんなふうに歌えたらきっと気持ちよいでしょうね。
>元・副会長さん
それならばよかったです。こういう文字だけの世界だと気持ちが伝わりにくいので難しいですね
そちらにもまた遊びに行きますね!