Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

農協との「30年戦争」  岡本 重明(文春新書)

2017年04月30日 | 
Hitorigaten

  組織に身を置くモノの戒めとして、常に心の中に灯し続けたいこと、「設立理念」と「クライアント」そして「行動規範」。併せて、「給料分働けよ」という仁義…
 一次産業に寄り添っている巨大組織であればあるほど、その思いが強くなっている今日この頃である…


○「君たちは金の卵です。農業従事者が減少している現在、君たちが日本の農業を支えていく国の宝なのです」
○農業後継者の組織である「4Hクラブ」での勉強も役だった
○故郷で実践作業を行うこともなく、農協などで働く者には、知的思考能力と実践作業を必要とする農業の指導等できなくて当たり前なのだと思う
○兼業農家が副業として農業を行った結果、専業農家の経営が圧迫された事例である
○雑種地並みの課税を行えば、地主も耕作してくれる農家の確保に動くのではないか
○イラン人の「営業力」:割れて見栄えが悪くて市場の出荷できない物 → 餃子の具、商品化
○「とかちの…」は、生産者の「作品」を味わえる場となっている(丸の内のビル地下一階)○「むべの里」社会福祉法人:「日本の夜明けは長州から始まった。農業の新しい夜明けも再び山口から」
○日本の素晴らしい自然環境:そのまま飲めるほどきれいな農業用水、ほとんど停電することのない電気、整備が進んでいる水平な圃場、四季があり、降雨によって自然に大地を浄化できる素晴らしい自然環境

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