Linkman#41  乱読の後始末

-乱読、精読、積読-

書籍に触発されて「思考と空想」は、知の荒野を駆け巡るのか…

めざせ!会社の星    石原壮一郎編(NHK出版)

2013年01月14日 | 本と雑誌
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 高度情報化社会(陳腐な表現だが)における労働集約型の、あるいは専門化・アウトソーシングが進んでいる組織内では、果たしてどのように「小さな提言」が「大きな変革」に結びつくのであろうか…
 歴史を紐解くと、「戦乱」・「維新」・「敗戦」そして「衝突」等々、それぞれのターニングポイントでは激動の社会を突き動かした「偉人」・「怪人」・「巨人」の存在がつまびらかになっている。何故・どうして・どのように出現したのか…
 比較するべくもなく、社会や組織に内在する宿痾に対する義憤の源泉は、パーソナルなパトスであり、その伝染により昇華されるのならば、「新人」への期待値は∞ということなのだろう…

○1つの仕事を終えるたびに、常に捨てる判断を怠らない:①使う資料、②使うかもしれない資料、③使わない資料 →②③を迷わず捨てる
○あるべきものをあるべき場所に片づけて、ムダなものは捨てるのが整理術の基本
○会議における若手の役割は、積極果敢に「予定調和」を壊すこと
○メモ術4つのポイント:①内容は番号を付けて箇条書きにする、②ポイントになる部分は大きな字でメリハリをつけてメモする、③自分の考えや質問もメモする、④メモした内容は、声に出して言ってみる
○今の職場を辞めたい理由:先輩・上司とうまくいっていない、尊敬できる先輩・上司がいない
○大きな声で自分の気持ちを正直に伝える:コミュニケーションの第一歩
○会社っていうのは、仕事をするためにくるところで、時間に間に合うために来るところではない
○結果よりもプロセスをホメる →プロセスには、本人の努力の度合いや取り組み姿勢が込められているから