先日、mixiつぶやきしましたが、、、6月7日、事故に遭いました。
妹が運転あたしは助手席、動物病院に向かってる途中で直進していたところ交差点で運転席側後部に追突されました。
突然ものすごく強い衝撃を右側から受けて一瞬なにがなんだかわからなくて、今でも一部の記憶が曖昧で覚えてません。。。
あたしが乗っていた助手席側の窓ガラスは全て割れてました。
追突されて横転したからです。
横転し、何度か回転して車体が元に戻って、そのまま交差点内を暴走して最終的には縁石に激突して停止したようです。
(よく覚えてないけど、警察官とレッカー業者さんに「ぶつかりまくったんだろう、、、車体あちこちボコボコだから」と言われた。)
追突された後は自分の身に何が起こってるのか状況がつかめなくて、“あたしは事故に遭ってる最中なんだ”って気づきました。
割れて砕け散ったガラスが目の前をキラキラ飛んでて、凄まじい衝撃で身体が前後左右上下に打ちつけられて目が回ってて、
“もう、死んじゃう・・・止まって”って祈ったら強い衝撃と共に車が停止しました。放心状態だった。ただただ、呆然としてました。
視界には妹が映ってたけど互いに無言だった。数秒の放心状態のあと、すぐ我に返った。そして血の気が引いた。
抱っこしてたはずのちくわ♂がいなかった・・・全身の血の気が引くのを感じた。我に返った妹もチェリーがいないのに気づいた。
“妹は生きてる、姉は生きてる”と視界の姿を無言で確認し合い姉妹同士それぞれの犬(息子)を探しに車を飛び出しました。。。
どうしよう、窓から投げ出されて飛んで死んじゃったかもしれない・・・ちくわ♂どこ?お願い出てきて・・・生きてて・・・
ちくわ♂出てきて・・・お願い生きてて・・・・・・無我夢中で必死で歩き回り探しました。雨の降る中、裸足で必死でした。。。
ちくわ♂の姿を、遠くで歩いてる白い小さいのを見つけた瞬間の、あの安堵の感情は一生忘れることはできないと思います。
雨に濡れてぐちょぐちょのちくわ♂は事故に遭った恐怖のせいでプルプル怯えてて逃げちゃって捕まえるのに苦労したけど、
あたしに寄って来て抱っこした瞬間、本当に安心しました。ちくわ♂が無事で生きていてくれて本当に本当に嬉しかったです。
あたしも妹も生きてる、ちくわ♂も生きてる、あとはチェリー。。。だけど、なかなかチェリーが見つからなくて恐かった。
妹は必死でチェリーを探して、あたしもちくわ♂抱っこしながら探し回ってて、、、だけど見つからなくて泣きそうになった。
チェリー小さいから飛び出ちゃって死んじゃったんだ・・・・・・チェリーどこにいるの?って思ったら。。。車の中に居たんです。
運転席側の後部座席の下に居ました。生きててくれました。見つけた妹もあたしも喜びました。全員の命が助かりました。
ちくわ♂のことを一心不乱で探してて自分のことには全く気づいてなかったけど、いろいろ負傷してました。
割れたガラスが刺さったのか道路に叩きつけられ打った時に切ったのか、左手の甲が真っ赤で流血してました。
腕やら脚やら傷だらけで、割れたガラスが散乱した道路を裸足で歩き回ってたため足の裏も傷だらけになってました。
髪の毛から足の裏までガラスまみれで打ちまくった全身あちこち痛くて、、、遭った事故の悲惨さを徐々に痛感し出しました。
ふと、見渡したら愛車アルトからはオイルが漏れて車体めちゃくちゃ。オイルと割れた窓ガラスで道路は散乱してた。
周りにいたドライバー、近所の方々、騒然としていた。あたしはボーっと見ていた。ドラマのワンシーンみたいだった。。。
追突してきた男性に「おめぇ何やってんだ!まず女の子に謝れ!!」とオッサン達が怒鳴っていました。
「すみません。お姉さん大丈夫ですか?本当にすみません、すみません。。。」男性は、ずっと謝り続けていました。
本気で死ぬかと思ったし頭にきたけど、「わかったから。お兄さん、いいから。もういいから。頭あげて。もう、いいから。
あたしも妹も助かったし犬2匹も助かって皆が無事だったから、もういいよ。お兄さんも助かったんだし。皆、無事だった。
これで妹が死んでたり怪我してたり、どっちかの犬に何かあったら許さなかった。この子(ちくわ♂)死んでたら許してない。
ちゃんと生きてるから、この子が助かったから、もういい。」と泣きそうな顔のお兄さんに伝えました。責めても仕方ない。。。
周りのドライバーの方々が警察や救急車を手配してくれたみたいで、しばらくしてパトカーと救急車が到着しました。
救急隊員の方々に「あたしは大丈夫。どうなってもいい。この子、犬を・・・病院に向かってる途中だったんです・・・」と、
ちくわ♂をどうにか助けてほしいと懇願しました。ちー♂とチェリーが急変するんじゃないかと不安で仕方なくて、だけど、
犬は無理だと言われ、、、姉妹は乗車拒否。「怪我してるし(犬よりも)あなたの身体が一番なんですよ!」って怒られたけど、
それでも救急車に乗ろうとしないあたしに負けて救急隊員は「仕方ない、車アレだし、、、このまま抱っこして乗っていいよ」と
渋々2人と2匹を乗せてくれました。その後4~5つ病院たらい回しされたけど無事に大きな救急病院に搬送してもらえました。
脳の検査と左手の処置を受け、妹も検査や処置を受けた。入院する事なく姉妹そろって帰宅しました。
事故当日、帰宅後のあたし。
この日、初めて着たマキシワンピが血まみれに。。。
救急(整形外科)で処置してもらった左手。
割れたガラスが刺さったのか、、、深い傷。
指も傷だらけ。右手も傷だらけ。両腕も両脚にも傷。両足裏にも傷。打った左頬が腫れ青たん。その他もろもろ痛い。
いわゆる、むち打ちで全身が痛い。日に日に痛む箇所が増えてきた。ここも・・・ここも・・・と出てくる。とにかく痛い。。。
あなたの身体のほうが大事!と叱ってきた救急隊員さんは優しい人で、揺れ動く車内で搬送中あたしを支え続けてくれた。
パルスオキシメーターのコードを舐めるちくわ♂に「舐めないでね~(笑)」って笑って、頭を撫でてくれ可愛がってくれました。
病院に着いてからは手の空いてるナースさんと救急隊員さんのアイデアで段ボールの即席簡易ゲージを作ってもらえました。
2匹がピョンピョンして逃げ出さない高さに組み立ててくれ、あたし達の検査中は代わる代わる交代で様子を看てもらえました。
「動物は入れられないから・・・通路でごめんね」「お水とビスケットあげちゃった♪可愛い」と気遣っていただき面倒みてもらえた。
院内に入れてもらえただけでありがたいのに、忙しいのに代わる代わる交代で見に行って様子を報告して安心させてくれました。
ちー♂とチェリーを心配するあたし達に「わんちゃん元気にしてるから、大丈夫だからね」って。みんな、とても優しくしてくれた。。。
水とおやつ与えてくれて濡れて血まみれ(あたしの血)のちくわ♂の身体を拭いてくれて、手厚い介抱してもらえ涙あふれました。
検査も処置も終え、ちー♂とチェリーの顔を見て初めて泣きました。わんわん泣いた。人前であんなに泣いたのは久しぶり。
「吠えないで大人しくて、おりこうさんだね♪」って、助かってよかったねって。手が空いた先生までちくわ♂のこと撫でてくれた。
助かってくれて生きていてくれて本当にありがとうね、えらかったね・・・・・・段ボールの中の2匹を見て、あらためて感謝しました。
事故に遭った翌日、ちくわ♂とチェリーを朝いちで診てもらいました。幸い、どこも異常なしでした。本当に本当によかった。。。
ちー♂は口の下(あご)を擦りむいてて少し傷になってましたが、それ以外は大丈夫。頭も身体も腕も脚も大丈夫。2匹とも強い!
どうやって助かったのか、、、横転した時ちー♂は割れた助手席の窓から上手に飛び出てくれたのか。。。未だに謎。最強犬です。
飛び出て頭や身体を強く打ってなくてよかった。目にガラスが刺さってなくてよかった。ちー♂が助かって本当によかったです。
数日後、車内の物を引き取りにレッカーしてくれた業者に行きました。上記に載せたとおり、愛車『ちゃいろ』は見るも無残。
オイル漏れしたし足回りめちゃくちゃだそうです。。。事情聴取時あたしが座っていたため後部座席には血痕が付着してました。
現場検証で事故現場に行ったら道路には割れ散ったガラスと車体の欠片が残りタイヤの痕跡もありました。生々しかった。。。
警察署に行ったり診断書もらいに病院に行ったり保険等の書類記入したり、、、とにかく大変だった。やるべき事が多すぎる。
交通事故に遭うと手続きとかやらなきゃいけない事が多くて忙しくて大変なんだって身をもって知った。心身ともに疲れ果てる。
事故に遭ってから今日で10日が経ちました。。。今、こうして生きていてブログ打ってる自分が不思議な感じです。
あんな目に遭って全身に強いダメージを受けたはずなのに、、、死んでいたかもしれないのに、、、無事に命が助かった。
脳に損傷なく記憶障害や言語障害も残らず麻痺にもならなかった。腕や脚や肋骨の骨折もせず気胸にもならなかった。
雨が降ってて濡れたし低気圧だったのに肺炎にもならなかった。10日経った今も特に変化なし。気胸&肺炎に勝った。
ネマリンミオパチーで首が弱いから耐えられず頭蓋骨を損傷してもおかしくなかったのに、、、なんで耐えれたんだろう?
死んじゃったかもしれない・・・・・・横転して打ちつけられ引きずられてる姉の姿を見ていた妹はそう思っていたそうです。
あんだけカースタントみたくなれば骨の1本2本折れてもおかしくないのに、、、障害者のくせに自分すげぇなと思った。
「そんな事故に遭ったのに傷それだけ!?」って会う人みんなに驚かれ(ドン引きされ)てます。みんなポカ~ン顔。。。
そもそも仮死状態で産まれてきたし、気胸の時2回も死にかけたし、基本あたしは強い奴なんだなって確信しました。
不死身というか、、、しぶといというか、、、とにかく強い!ものすごい頑丈!驚異の肉体!最強の女!奇跡の女!(笑)
・・・こうして、ようやく笑って話せるようになりました。事故のこと話す時まだ泣きそうになるけど、乗り越えてみせます。
むち打ちの症状(あたしの場合、脊髄症状型でした・・・)が毎日つらいけど、左手の傷は治ってきて落ち着いてきました!
少しずつ眠れるようになり少しずつ食べれるようになってきました。ふらつく事があって首や肩が痛いけど大丈夫です。
御心配してくださった皆様ありがとうございました。mixiとかメール返せなくて(打てなくて)申し訳ありません。
あたしは生きてます!大丈夫です!心と身体の傷は消えそうにないけど、助かった命を大切にして生きていきます!!
自分が気をつけていても事故に遭います。突然、遭います。交通事故は本当に悲惨です。恐いです。地獄のようでした。
日々ニュースで観ていた事が、まさか自分の身に起きるなんて思ってもいませんでした。壮絶な体験をしてしまいました。
相手にやられると気をつけようがないけど。。。皆さん気をつけてください。閲覧者様が事故に遭いませんようお祈り致します。