星川杉山神社例大祭が、15・16日に行われました。
で、いつも練習に場所をお借りしておりますので、
明神神楽会(という名称になった)一同で太鼓や巫女舞を奉納。
このところ色々あってこういう行事に参加していなかったのですが、
自分も宵の宮から直会まで(途中抜けつつ)、2日間とも参加させていただきました。
お陰様で、二日間、どっぷりお太鼓モード。
といっても練習に参加できない日々が続いているので、できるところだけ、ですけど。
それでもお耳汚しで、聞かれた方には大変ご迷惑なもんですが。
自分が写っている訳ではないのですが、
一応こんな感じ。
ちなみに、緑の上着を着ているのはみんな小学生です。
写真はたまたま高学年児童ばかりですが、もっと小さいお子さんもいます。
特に昨日は南区にあるお三の宮日枝神社でも神輿が出るというので、
午前中はそちらにも顔を出してきました。
自分が行ったのは10時頃なんですが、9時頃から11時過ぎまで、
神楽殿の上で順次交代でず~っと演奏しっぱなし。
本当は見るだけ、と思っていたんだけど、結局叩かせていただきました。
普段の練習でも、実際に太鼓の前に座ると緊張しますが、
やはり人前で演奏するのは訳が違う。
特に自分が大鼓に入ったときにはえらくテンポアップしてたので、
(それでなくても大鼓は苦手なのに)ほとんど頭ン中真っ白、
余裕が無くて同じリズムしか叩けないのは分かってるんだけど、
他のリズムが出てこない。……練習不足の何ものでもありませんが。
お三の宮への辿り着き方を確認しようとネットで検索しているとき、
たまたま見かけたあるブログ(内容から見てご近所にお住まいの方かと思いますが)で、
「お囃子が延々と流れている」とかって書かれてあって、
どうもテープか何かと思われているようでしたけど、実は生演奏だった訳ですね。
テープとかでただ漫然とかけているだけ、と思うと煩く感じられるかもしれないけど、
生演奏で、小学生達も混ざって一生懸命演じている現状を知って頂けると、
(子どもが、とか、生だから、とかを印籠にするつもりはないけど)
ただ「煩い」「五月蠅くて迷惑」、なだけじゃなくって、
ちょっとは「五月蠅いけど仕方ないか、お祭りだから」と思って頂けるのではないかなー、
気分的にちょっと和らぐんじゃないかなーなんて。
確かに、祭りも神輿もお囃子も、興味のない方にはただウザイだけかもしれません。
延々と強制的に聞かされる(耳に入ってくる)訳だしね。
でもさぁ、それを直裁に「ウザイ」と言って切り捨ててしまうヒトの在り方ってのも、
如何なモンでしょうか?(そのブログの方がそうだって言うわけじゃないですけど)
個人的な価値観ですし、
何しろお騒がせしてしまっている方の言い分なんで、全く説得力がないんですけどね。
(その前に「スゴイね」と言われるぐらい上手くならなきゃ、言う資格すらないし)
にしても、こうやってちょっと関わるだけでも
随分いろんな「当たり前」なことを「知らない」でいることに気が付きます。
そもそも自分にとって神社って(お寺もそうだけど)、
今までは「いつ行ってもそこにあって対応してくれるもの」でしかなかった。
(もっとも実家はキリスト教系なので、神社に行くことそのものがほとんどなかった。
代わりに礼拝に行くから、初詣も高校生になるまで行ったことなかったし。)
けど、逆に言えばいつでも対応できるだけの準備をなさっているんであって、
その準備が怠りないから、「いつ行っても」なんだなぁ、と。
昨日境内の踊りとかも終わり、こちらの直会も終わって解散になった9時半過ぎ、
お借りしていた駐車証をお返しに社務所に行った家族が、
「禰宜さん達、片付けとかしてたよ」といったのを聞いて、
ふとそんな「当たり前」に気が付かないでいたことを反省したりして。