いつか猫になる日まで

思いつくまま気の向くまま
その日のマイブーム

お太鼓演奏

2007-09-17 13:04:38 | お稽古事

星川杉山神社例大祭が、15・16日に行われました。
で、いつも練習に場所をお借りしておりますので、
明神神楽会(という名称になった)一同で太鼓や巫女舞を奉納。
このところ色々あってこういう行事に参加していなかったのですが、
自分も宵の宮から直会まで(途中抜けつつ)、2日間とも参加させていただきました。
お陰様で、二日間、どっぷりお太鼓モード。

といっても練習に参加できない日々が続いているので、できるところだけ、ですけど。
それでもお耳汚しで、聞かれた方には大変ご迷惑なもんですが。

自分が写っている訳ではないのですが、
一応こんな感じ。

ちなみに、緑の上着を着ているのはみんな小学生です。
写真はたまたま高学年児童ばかりですが、もっと小さいお子さんもいます。

特に昨日は南区にあるお三の宮日枝神社でも神輿が出るというので、
午前中はそちらにも顔を出してきました。
自分が行ったのは10時頃なんですが、9時頃から11時過ぎまで、
神楽殿の上で順次交代でず~っと演奏しっぱなし。
本当は見るだけ、と思っていたんだけど、結局叩かせていただきました。

普段の練習でも、実際に太鼓の前に座ると緊張しますが、
やはり人前で演奏するのは訳が違う。
特に自分が大鼓に入ったときにはえらくテンポアップしてたので、
(それでなくても大鼓は苦手なのに)ほとんど頭ン中真っ白、
余裕が無くて同じリズムしか叩けないのは分かってるんだけど、
他のリズムが出てこない。……練習不足の何ものでもありませんが。

お三の宮への辿り着き方を確認しようとネットで検索しているとき、
たまたま見かけたあるブログ(内容から見てご近所にお住まいの方かと思いますが)で、
「お囃子が延々と流れている」とかって書かれてあって、
どうもテープか何かと思われているようでしたけど、実は生演奏だった訳ですね。

テープとかでただ漫然とかけているだけ、と思うと煩く感じられるかもしれないけど、
生演奏で、小学生達も混ざって一生懸命演じている現状を知って頂けると、
(子どもが、とか、生だから、とかを印籠にするつもりはないけど)
ただ「煩い」「五月蠅くて迷惑」、なだけじゃなくって、
ちょっとは「五月蠅いけど仕方ないか、お祭りだから」と思って頂けるのではないかなー、
気分的にちょっと和らぐんじゃないかなーなんて。

確かに、祭りも神輿もお囃子も、興味のない方にはただウザイだけかもしれません。
延々と強制的に聞かされる(耳に入ってくる)訳だしね。
でもさぁ、それを直裁に「ウザイ」と言って切り捨ててしまうヒトの在り方ってのも、
如何なモンでしょうか?(そのブログの方がそうだって言うわけじゃないですけど)
個人的な価値観ですし、
何しろお騒がせしてしまっている方の言い分なんで、全く説得力がないんですけどね。
(その前に「スゴイね」と言われるぐらい上手くならなきゃ、言う資格すらないし)

にしても、こうやってちょっと関わるだけでも
随分いろんな「当たり前」なことを「知らない」でいることに気が付きます。
そもそも自分にとって神社って(お寺もそうだけど)、
今までは「いつ行ってもそこにあって対応してくれるもの」でしかなかった。
(もっとも実家はキリスト教系なので、神社に行くことそのものがほとんどなかった。
代わりに礼拝に行くから、初詣も高校生になるまで行ったことなかったし。)
けど、逆に言えばいつでも対応できるだけの準備をなさっているんであって、
その準備が怠りないから、「いつ行っても」なんだなぁ、と。

昨日境内の踊りとかも終わり、こちらの直会も終わって解散になった9時半過ぎ、
お借りしていた駐車証をお返しに社務所に行った家族が、
「禰宜さん達、片付けとかしてたよ」といったのを聞いて、
ふとそんな「当たり前」に気が付かないでいたことを反省したりして。

太鼓の話

2006-07-02 23:47:24 | お稽古事
この5月から始めた太鼓(江戸祭囃子)、
お稽古日は毎週金曜なのですが、16日は国外逃亡中のため欠席。
(実はこの日、ケーブルテレビの取材が入っていたのですが。ところで放映日はいつなんだろ)
翌週23日はお稽古がお休みだと聞いていたので、自分もお休み(実はあったらしい)。
結局習い始めて、実質1ヶ月半しか経っていない。

と言うわけで、初級編「神輿囃子」の〆太鼓と大鼓をかろうじて叩ける様になった、というところ。
まだ音色まで気が回らないし、意識を集中してないと間違うし、
大鼓に至っては、笛の音に応じてちょっと叩き方を変えるところがあって、
そのパターンを3種類習ったんだけど、あと一つが覚え切れていない。
(習ったのは9日のことでした)

そんな状態にもかかわらず、実は人前で叩いてしまったのですねぇ。
先(先)週日曜(つまり6月24日)、お稽古に通っている星川杉山神社のお祭りだったんです。
先生は勿論、横浜やっしゃ鯛・子やっしゃ鯛の方がいらっしゃるというので、
勉強のため聞きに行きました。(そう、聞きに行ったのです!)
*横浜やっしゃ鯛(大人)・子やっしゃ鯛(子供)とはどうも江戸祭囃子の会みたいですね。
*創立5周年になるそうです。
*実はよくわかってませんが、始める時頂いたNHKの放映ビデオにも出演されてました。

すると。
「はい、こっち(控え室)に来て」(なんだろ?)
「はい、これを着て。」(え?これはやっしゃ鯛の方が着ている法被でしょ?)
あれよあれよの間に、流されてしまう。
「これはもしかして、叩いてみよ、ということですか?」「そうだよ」「えー!!」

一ヶ月半しか練習してないだの、直前2週間、まるっとお休みしてるだの、という言い訳はなし。
慌てて(一応持って行っていた)譜面で最低限〆太鼓の音を確認して、撥の素振り(?)をして、
覚悟を決めて、舞台の入り口まで連れて行かれて「大鼓に入ってね。」
…大鼓?あれ、どうやって叩くんだっけっか?
既に頭の中は真っ白。(本人は〆太鼓をやるもんだと、勝手に決めつけていたの)
譜面を見ようにも、控え室に置いてきてしまったし…

全く余裕ゼロのまま、とりあえず太鼓の前に座って、とにかく思い出せるだけ叩いてみる。
四助(鉦)を担当されているのがやっしゃ鯛の方だったのですが、
ちょうど自分の後ろにいらっしゃって、
途中で「大丈夫だから自信をもって」と小声でアドバイスを頂く始末。
(でもそう言われて叩いたら、ちょっとだけ音色が変わったのはわかった)
沢山人がいたわけではないけど、とりあえず初めての人前での演奏は、
頭の中真っ白なまま、訳もわからず(しかも間違えながら)叩くという結果でした。恥ずかし~。

お囃子にしてもお神輿にしても、やっぱり神様に奉納すると言うのが本来の意味だと思うのね。
(神仏を信じるとか信じないとか、という宗教観や信仰心はこの場合別として)
奉納、つまりお祭りの中で神様に捧げて日頃見守ってくれているのをねぎらう、というか、
神様に楽しんで頂く、という意味がある、と自分では解釈してる訳で。
もともと哲学囓ってたし、歴史とか民俗学っぽいのには興味があったし、
最近は京極師匠の影響で、民俗学や神道の本を見たりすることもあるし、
何より近所の神明社の神主さんや禰宜さんとお話する機会が増えたんで、
そういうのを自分なりにつなぎ合わせて考えたことなんだけどさ。

その意味で、自分の演じたのは神様に苦笑されてお終いかな、と。
(神道の神様って、他の宗教の神様よりとっても心が広いって思うから)
一応一生懸命やったのだから、下手でも怒られないとは思うんだけど、
「奉納」の域に達しえてないわけで。(って駄目じゃん)

その後、子やっしゃ鯛の演奏、先生の独演、やっしゃ鯛の一囃と、
自分とは技能も演目も違うものを聞いて、かっこいいと思うのと同時に頑張ろう、と思ったわけで。
子やっしゃ鯛の中1の男の子が叩いたんだけど、これがまた、かっこいいんだわ。
とりあえずアレぐらい出来る様になりたいな。

…と思って、一昨日の練習に向かったわけです。
いつもの様に神輿囃子を一通り叩いて、
「では今日から新しいのを」と渡された譜面は「打ち込み屋台」と言われるもの。
基本的に五曲組で構成される江戸祭囃子の始まりの部分に当たります。
練習は、まずは笛の唱歌を覚え込むところから、というのは今までの神輿囃子の最初といっしょ。

先生には「前のでほとんどの打ち方が出来る様になっているから、
今度はパターンを覚えて叩ける様になれば…」と言われるのですが、
でも考えてみると、まだ神輿囃子もそんなに余裕を持って出来る様になった訳じゃないんだよね。
とにかく笛の音のきっかけを聞き取る以外、ずっと自分の叩くのに集中してるだけだったのが、
ようやく他の音が耳に入る余裕が出来たぐらいなものだし。
こんなんでついていけるのだろうか、と一抹の不安。

先生曰く、「祭囃子は本当は5人で演じるものだけど、最低3人でできるんだよね。」
そう仰って、一人で大鼓と〆太鼓を叩いて見せてくださいました。
先週子やっしゃ鯛の男の子がやっぱり一人で叩いて見せてくれた(自分の目標の姿)んだけど、
あ、やっぱりこれが出来る様になりたいな、と思いましたね。
だって、かっこいいんだもん。がんばろ。

とまぁ、なんだか知らないうちにすっかりはまっているのであります。
もともとこういう和物の芸事にはちょっと興味があったんだけど、
偶然すごい先生から直接教えて頂けるチャンスを得て、ものすごくラッキー!

あ、そうだ、昨日の告知で、連絡先を書き忘れました。(あとで追加して置かなくちゃ)
お申し込み・お問い合わせは主催の
横浜やっしゃ鯛…045(803)2288 子やっしゃ鯛…045(742)0299 まで。(TEL or FAX)

今月の作品

2006-06-13 22:00:48 | お稽古事
フラワーアレンジ、行ってきました。
今日はちゃんと写真とれました(笑)

今月の材料は以下の通り。
*カラーベース(今月は陶器製の鉢:直径、高さともに5センチくらい。)
*オアシス(実は鉢の中に入っています)
*モスリース(直径7センチくらいの苔風のリース。鉢の上に乗っかってます)
*ミニ紫陽花(先月同様、紫陽花の小花をカットしてアレンジ。ピンク、黄色、水色)
*ローズ
 (名前がよくわかんない。白くて小さくて、かわいいけど、写真だと見えない・泣)
*ユーフォルビア(鉢の外側を這っている蔓状の小花)
*セネシオ(グリーンの実の様なもの)
*ミニグレープベリー
 (小さなつぶつぶの実。飛び出してる蔓はこれの蔓の先っぽです)
*ウォーターグラス(写真ではかろうじて左のセネシオの上に写ってます)

右上から左下へとちょっと動きをつけてみようと意図したんだけど、
冷静に写真で見るとイメージと違ってます。
作った時は結構気に入っていたのに…

今日はご一緒している他の方の作品も一緒に撮ってみました。
(お片づけに残っていらした方で、許可を頂けた方のみですが)

同じ材料で、同じ見本を見ながらアレンジしても、やっぱり違う。
ちなみに、自分のは右奥。
一つで見ると気にならないけど、実は高さがないのがバレバレ…(ううう)

どうでもいいけど、頼んでおいた荷物が未だに届かない!!
今日中に必要なんで、思わずさっき運送会社に文句の電話をしてしまった。
相手は、荷物担いだ人足さんです。
たまたま発送元が問い合わせ番号を通知してくれていたので、
まずはサイトを確認。そしたら18:15頃来たけど不在だったっていうじゃない。
勿論在宅してましたとも。自分だけじゃなく、家族も。
でもピンポンは誰も聞かなかった。しかも不在票すら入ってなかったんだけど…

ここの運送会社、前にも同じことやらかしてくれたんだよね。
その時と来たら一日待った挙げ句、届いたのが夜11時過ぎ。ありえねー!
態度も悪く、温厚な自分もさすがに頭に来たので、文句言って
理由説明を迫ったんだけど、調査するといって後はなしのつぶて。
(逃げやがった)

まぁ、そこまでひどいのは1回だけなんだけど、
普段でも午後指定の荷物を朝イチで持ってきてくれたりもするし。
(たまたま出かける前だったからよかったけど)
いつも昼間に配達してくれるお兄さんは感じがいいし、間違いも無いんだけど、
どうも時々違う人が運んでくるみたいでねぇ。

とりあえず電話では22:30までに届けるって連絡貰ったけど、大丈夫かなぁ。
(先例があるだけにちょっと懐疑的)
仕事で宅配便を使うことも結構あるんだけど、
それ以来イマイチ信用出来なくて、
こちらで指定できるときはたいてい、自分はにゃんこにします。
配達してくれるお兄さんも、すごく親切で気持ちのいい人だし。
(会社ではにゃんこはトラブることが多い様なんですが)

ま、人のやることだからミスはあり得るだろうけど、
それにしてもちょっとなー。
タイトな時間で動いてる時に当たると、泣きたいくらい頭に来るんだけど。
(何のための時間指定だよ!みたいな、ね。)

さて、気を取り直して、今からちょっとだけ残ってる仕事をやっつけます!

太鼓の練習

2006-05-26 23:58:18 | お稽古事

一応初めてから1ヶ月が経ちまして。
だいぶ慣れては来ました。
慣れては来たけど、難しいことには変わりないわけで。

今のところ、〆太鼓を中心に、大太鼓(大鼓)なんかも叩きます。
先週辺りからは、右手はばちが上手く持てる様になりました。
左手はまだ、つるっと落ちそうな気がして変な力が入ります。
100回も振る稽古をすると、攣りそう。自分の不器用さに舌打ちしたくなる。

しかも実際に太鼓の前に座ると、打つということに意識がいってしまうので、
ばちの持ち方とか、振り方まで気が回らない。
気を回すと打つ方がおろそかになってしまう。(馬鹿なだけかも)
それに大太鼓(大鼓)は〆太鼓と違って、こう、縦にばちを当てるので、
どうも左手が上手く当てられない。
たまに「よし!」とか思う音が出るんだけど、いやいや難しいわ。

それから、〆太鼓では遊び、というかおまけの音を入れるところがあるのですが、
それも時々入れられる様になりました。
巧い人を横目で見て、真似して見ますが、
全部が全部は入りません。下手に意識して入れると、基本部分が怪しくなったりして、
入れたり入れなかったり。ノってると自然に音も入るんだけど。

今日のお稽古では、譜面を見ないでということでやりました。
〆太鼓は大体暗譜出来たので、数カ所打ち損じるとか間違えるぐらいで済みますが、
実は大太鼓(大鼓)が全然頭に入っていない。
というか、リズムが結びの部分~変わるのだけど、そこがまだ覚え切れていない。

初めてやった時、笛がメロディーをリードする、と思ったんだけど、
何度も叩いてみるうちに、笛を良く聞くことの大事さがわかってきました。
練習ですから、基本的なメロディーが譜面に書いてあって、
基本的にはそれを覚えることから始めるんだけど、
所詮それだけじゃない。色々アレンジもされるし、
そもそも状況に応じて「囃す」訳だから、その場のノリで吹くわけだ。

一曲の長さというのも決まっていないので、笛は基本メロディーをもとに
いろいろなパターンを繰り返して、曲の長さも速さも笛次第。
(本当は御神輿のスピードや勢いに合わせるそうなので、
笛はそれを見ながら調節する役割な訳です。)

で、太鼓はそこにリズムを加えていくので、〆太鼓は打ち方が決まっている。
(だから基本とリズムの変わる結び、止め、上げを覚えればよい。)
大太鼓は、それよりちょっと複雑で、結び、止め、上げ以外にも
笛のメロディー次第ではリズムが変わるところもある。
(そのリズムもいろいろなアレンジがあって、代表的な3パターンの譜面をいただきました。)
ようするに、笛を聞き取り、それに合わせて打たなきゃならない場合もあるわけで。

…って、結局太鼓、笛、すべての音を覚えて、かつ聞き分けられる様になって、
どこに意識を置いていても間違いなくリズムを刻めなければならないってことです。
時々家でもお囃子を聴く様にしているんだけど、
決まっている(というか約束されている)結び、止め、上げといわれる部分以外は
当然どんどんアレンジの幅が広がっていく。
途中でついていけなくなるのね。ただ聞いているだけなんだけど、音が拾いきれない。
それを自分が打ちながら、聞き分けていかなきゃならないなんて。

レベル高っ!太鼓の基本すら覚えきれない自分には、まだまだ先は長そうです。

今月の作品

2006-05-09 23:56:49 | お稽古事
先日新しいデジカメを買いました。
で、実はこれが初撮りになるわけなんですが、
実はまだ、使い方をマスターしてません。
そのせいでしょうか、やや絵的に気に入りませんが…
それより何より、サイズが大きすぎてアップ出来ません(泣)
時間がないので、後日サイズを小さくして写真を追加します。

今月使ったのは、
*カラーベース(土台になってる、リース状の籠。分かり難いけど金色)
*イエローローズ
*ミニローズスプレー(大きな薔薇の脇に配置してます)
*ミニフラワーベリー(赤、というかオレンジの実。
実際はそこに黄色の小さな実がいっぱいついたものも配置されてます)
*サテンリボン
*籠の中に配置されているのは、実は紫陽花の小さな花を切り分けたもの

最初に籠の中に小花とベリーをつけるのですが、
これがなかなか思う様にくっついてくれず、
えらく時間がかかってしまった。
ここさえクリアすれば、後はさほど苦労もせず出来るのですが。

先月のはとにかく花数が多かったので、それに比べると今月は
非常にシンプル。
シンプルなだけに、余計な小細工なしで作ったので、
きっとその分苦労が少なかったのでしょう。
でも、逆にごまかしが効かないので、へたっぴが目立つ。
(こういう時だけ)細部まで撮らなくってよかったと思う(笑)…
後は見てのお楽しみ(?)ってことで。

祭囃子

2006-04-29 23:23:33 | お稽古事
ぜんっぜん季節感ないですが、
近所の神社で祭囃子を教えてくれるというので、知り合いの方に誘われて、
ものは試しと行ってきました。
…って昨日の話なんですが(汗)。

教えてくださるのは、関東の寄席などでもお囃子を勉強された方。
NHKの番組とかにも出ていらしたことがあります。(ビデオを拝見しました)
行ってみると、大太鼓、締(〆)太鼓2つ、笛、鉦が準備されていて、
その前でまずは教えて頂く「江戸祭囃子」の歴史から。

江戸祭囃子は、享保年間に今の葛西神社の神主さん(能勢環)が
独自に工夫したものが原型となるそうです。
関西の方から順に関東の方へ来た方なので、多分あちこちで聞いたお囃子が
アレンジされているのではないかとの先生の談。
原型が近郊に広がっていく中で流派(そんなのあるんだ!)が出来、
その流派によって少しずつアレンジされて現在に至るわけです。
(でも、きっとちゃんと勉強しないと聞き分けられないと思う)

使用楽器の構成は、教室に並んでいる4種類5人が一組。
五人囃子というのだそうですが、
はて、五人囃子といえばお雛様で飾るのも五人囃子。
持っている楽器も似てるかなぁ。
(締太鼓は紐をかけて文字通り締めてある小太鼓で、鼓の大きくなったのみたい)
何か関係があるのでしょうか?

お囃子の曲構成(そんなものもあるんだ!!)は、
「打ち込み屋台」「聖天」「鎌倉」「四丁目」「上げ屋台」の5曲の組形式。
この5曲構成で「ひとっぱやし」というのだそう。
以上聞いただけで、自分でもまだどういうことなのかわかってないですが。

で、実践。きょうは神輿囃子の〆太鼓を習うことになっています。
まずは譜面の読み方から。
譜面といっても本来口伝で伝わってきたものなのだそうで、
それを先生が視覚的にも覚えられるようにと工夫されたもの。
ちょっと見、「天」とか「テ」とか、さっぱりわかりません。
五線譜の譜面ならまだわからなくもないけど、意味すらわかんない。

その解説を聞いて、次に手を使ってリズムの付け方。
というか、どこで打つのかを教えて頂きました。
(「天」とか「テ」とかいうところで太鼓を叩きます)
とりあえず基本中の基本。
八拍で構成される塊を句と言って、それが上の句と下の句に分かれていて、
その二つの句を繰り返していきます。叩くところは12回のみ。

何度も練習してちょっとずつリズムをつかんだところで、ばちの持ち方。
これが意外と難しいモンです。妙に力が入ったり、上手く握れなかったり…
ちなみに自分、太鼓に限らず打楽器を演奏したことがない。
大太鼓、小太鼓、シンバル、木琴、鉄琴、ボンゴ、コンガ、ドラム…
いろいろあるはずですが、ほとんど未経験。
かろうじて鈴とトライアングルとカスタネットを幼稚園の時叩いた記憶があるだけ。
棒を持って叩くのってムズカシー。

ともかく、落とさない程度にもてるようになって、
先に始めていらっしゃる方達の演奏&練習を聞く。
そもそも演奏するとどんなメロディーが出てくるのか、
譜面だけじゃやっぱりわからないし。
聞いてみて、一緒に譜面を追って、やっと何をやるのかがわかってきました。

笛とか大太鼓とか鉦は無視して、
ひたすら〆太鼓の音を追ってにとにかくばちを動かしてみる。
さっき覚えたはずなのに、ばちに気をとられるとすぐにリズムが崩れる。
ほんの短い句なのに、叩くのはなかなかに侮りがたし。

間違いだらけでも何でも、とにかく叩いてみる。
最初はこわごわでしたが、そのうち真ん中をちゃんと叩こう、とか、
隣の〆太鼓の音にあわせようとか、いろいろ考えていたけど、
結局ちゃんとリズムに乗って、他の楽器の音を聞いて無心に叩くのが
一番ちゃんと出来るみたい。(間違いが少なくなる)

概ね叩くところが頭に入った、次の段階は笛の音を聞くこと。
本来は笛がリードというか、メロディーを演奏しているわけだから、
太鼓はずっと同じリズムを刻んでいるのですが、笛が神輿の動きとかを見ていて、
「そろそろ終わりにするよ」という合図を出すわけです。
このメロディーが決まっているので、それを聞き分けて、
次の句から叩くテンポが変わるのですが、
なぜか自分が叩いている時にぶっつけ本番!
(譜面は助手の方がさしてくださるので、それに合わせて叩くわけですが)

まだ基本の上の句と下の句を叩くことに集中しているので、
笛の音に意識をやると思いっきり間違えるのですが、
それでも何回か挑戦しているとなんとなく
「あ、ここだな」というのがわかるようにはなりました。
叩く方の譜面は全く覚えられませんでしたが。

とまあ、実に濃ゆい練習を終えてみれば、二時間半が経過していたわけで。
とっても面白かったし、〆太鼓だけじゃなくて、
他の楽器も面白そうだな(そのうち教えて頂けるとか)、と思ったので、
しばらく通ってみることにしました。
しかし、祭囃子って今まで意識して聞いたことなかったけど、
結構奥深いものなんですね。
夏祭りに演奏出来るとは思わないけど、
地元自治会のお祭りの時には(未だに)レコードをかけるので、
興味を持って聞いてみようと思います。(八月末なんですが)

今月の作品

2006-04-18 23:39:29 | お稽古事
今日はフラワーアレンジメントに行ってきました。
このところどうしてもお稽古の日に外せない用が入ってしまって、
すっかりご無沙汰してました。
先月なんかブリザーブドだったから、どうしても行きたかったんだけど…。

で、今月の作品はこれ。

忘れないように、材料も書いておこっと。
というか、お稽古を始めてかれこれ1年半は経とうかというのに、
覚えない、いや、覚えられないんですね、名前が。
お花、好きなんだけど、イメージで記憶するので名前がわからない…(汗)

*ヨーロピアンハート(台座・この上にワイヤーをおいてお花を散らしました)
*デルファニュウム/デンファレ(ピンク・黄色)
*アストランティア(シロツメクサの花みたい)
*タタリカ(赤い花)
*レースフラワー
*ゴールドパール(デンファレの下側についてます。正面からだと見えない?)

先生にはもうちょっと立体的に、とアドバイスしていただいたんだけど、
どうしても平面的に仕上がってしまう。
特に上の方。
本当はデンファレで立体感を出すべきなんだけど、
タタリカで誤魔化してしまいました(笑)。
いつもそうなんだけど、作る時は机の上でどこに配置するかを考えるので、
正面から見ればそんなでもない…とは思うんだけど。
立体的に盛り上げるイメージを作るのが下手みたいです。
特にこういうリースみたいなモノは。

これまでに作った作品がだいぶ増えてきているのですが、
初期の頃のはアラが目立って仕方がない。
今だってセンス悪いですけど、「もうちょっとなー」って感じ。
それに同じモノを長く飾っていると、だんだん見飽きてくるんだよね。
今ちょっと時間が作れるので、作り替えちゃおっかなー。

今日の作品

2006-01-24 23:31:45 | お稽古事
えへへへ、本日2つ目の記事アップになっちゃいます。
今年最初のフラワーアレンジメント、行ってきました。
ここのところ、下手の考え何とやらと、妙に考える事が多くて…気分転換ですね。


題材は1月も後半、と言う事で、2月のバレンタインをモチーフに、赤いハート。
例によって制作時間1.5時間ぐらいかな。
なんだか下に散らした「なんとかモス」(名前失念)が上手く入らなくって、
よぉくみるとバラツキがあります。
それを金色の実で、それとなくフォローしてみたんですが、如何なもんざんしょ。
自分的には今ひとつ、って感じなんですが。

そういえばぼーっとしてましたが、
来月始めには今年最初のイベント主催です。
一日かけての長丁場で、唄と踊りの会。
(先生が会場でチャリティーバザーをなさるので、今日はその話ばっかり。)
イカンですね、今年はしっかり準備、つつがなく進行とせねば。
さて、挨拶にいらっしゃる方の整理に入らなければ。

その前に、締め切り前の仕事を片付けましょう(笑)。
睡眠時間を確保せねば。

今日の作品

2005-11-01 23:46:22 | お稽古事
なんだかんだ一ヶ月は続きましたね。
偉いぞ、自分!(笑)。

さて今日はフラワーアレンジメントに行って来ました。
できた作品はこれ。
結構気に入ってるかも。

でも、実は作りかけなんです。
本当は下に藤色のひも状の花を垂らして、
できたらビーズをつないで不規則にかけようかなと思ってたんだけど。
花びらにビーズ玉をつけると、もうちょっと華やかかなぁ。
制作時間が短くて、なんだかもうちょっと、ってかんじですね。
とりあえず時間を見つけて完成させよっと。

で、帰ってきてから仕事の調べものをしようとインターネットにアクセスしようとしたら。
何で繋がらない?
出かける直前までネット開いてたのに?
というか、ホームの表示が昨日切ったままってどういうこと?
今朝、ニュースみてたじゃん!

こういう時、素人は困りますね。
とりあえずヘルプ開いたけど、全然原因が掴めん。(理解できないとも言うかも)
どうやらモデムとの接続でトラブったらしいです。
原因は不明ですが、場所だけは何とか特定したと思う。

というわけで、5月にパソコンを新調した際に使ったマニュアルを引っ張り出してきて、
再度モデムの設定をしました。
このモデムの設定は導入した時から数えて3回目。

…よかったぁ、マニュアル片手に自分でいじっておいて。こういう時はつくづく思います。
そもそもうちの人間、誰もそういうの触ろうとしないから、
必然的にいつもすべて一人でやらざるを得ない。
パソコン初めて触った時だって、ワープロソフトの起動の仕方と、入力の仕方しか教えてもらえなかったし。
その当時、ワープロ専用機しか触ったことなかったのですが…(ワープロ通信はしてましたが)
もう15年近く前のお話です。

ともあれ、もう一回一から全部やり直したら、どうやら復旧したようです。今繋がってるから。
1.5時間ほどの格闘(?)の末、原因がわかんないのは嫌だけど。
それこそパソコンの仕組みが今ひとつ分かってないので、追求しても理解できなかろう。
そう思うことにしました。

いや、実はそこまで時間がありません。
明日までに仕上げなければならない仕事がたんまり残っています。
本当はフラワーアレンジメントどころじゃなかったんです。
ううう…また徹夜だろうか。完徹じゃないけど、連ちゃんなのでいい加減身体的にキツイんですが。
と、こんなモン書いてる場合じゃございませんね(笑)。

今日の成果

2005-10-04 17:15:50 | お稽古事
今日はフラワーアレンジメントのお稽古の日。
で、できた作品がこれ。(ヘボっ)

制作に約2時間…ぐらいかな。
すっかり遅刻していったので、あわてて作りました。
本とは中にアロマキャンドルが入ってます。


実は教室でお会いしたとある方に、先月公衆の面前で非常に××な思いをさせられて、かなり頭に来てた。
一月近く経って落ち着くかと思ったんだけど、かーなーりー腹に据えかねてたんですかねぇ、自分。
思わず愚痴ってしまった……不覚。
ちなみにその方とはすでにご一緒してないんですが。(先生、本当に申し訳ありません。)

そもそも、いつからおまえは人のこととやかく言えるほど偉くなったのか!みたいな

あんまり人様を悪く受け取るの、好きじゃないんですけどねぇ。
悪口言うのも聞くのも嫌いだし。うわさ話もあんまり好きじゃないし。

でもね。
自分だけならまだいいけど、連れも居たんでね、その人のことまで言うのはいかがなものか。
もうちょっとお口を慎まれた方が、御身のためかと思いますけどね。
お年上の方にこう言うのもなんですが。

つかさ、そういう無礼な人が最近多くってあったまきますね。
隣の老夫婦とか、筋向かいの家の奥さんとか。(人の家に向かって怒鳴るってのは非常識だと思うんだわさ。)
おかげで10年も飼ってた犬を手放さざるを得なくなったのがこの8月。
言いたか無いけど、「殺すぞ、クソ犬!」なんてしょっちゅう怒鳴られちゃねぇ。

いかん、未だに愚痴モードだわ。
お稽古の話、ぶっ飛んでるし…(苦笑)