ひと月以上前の山行を書いています
黒滝山で惨敗した数日後
あー、どっか近くてサラっと登って来れる山ないかなぁ~
そんなことをぼやくと
じゃあ、あずまや山にのぼってきなよ
と、母
あずまや山??
なんだか聞いたことがあるけど・・・
秩父のほうだったような・・
ツーリングマップルを開いて場所を確認する
確か・・これで「あずまや」って読むの?ってな字だったような・・
あったあった!「西」に「阿」に「屋」だよね?
えっ「四」がついたよ「四」!!
・・・じゃ、この山じゃないのかぁ
両神の近くだよっ
ツーリングマップルだとよくわからないので
ライトマップル群馬県で探してみると
あった。確かに「四」がつく山が
四阿屋山と!
え、じゃあ「西」は誤植??
けれども、ネットで検索すると「西阿屋山」と書かれている人もチラホラ
どっちが正しいのか?行ってみればわかるのかな
母曰く、ワタクシが子供の頃に通っていたスポーツクラブのサマースクールで登ったことがあるらしい
サマースクールに参加していたのは覚えているけれど
秩父の山にハイキングしていた記憶はまったくない
グラウンドで走ったり、走ったり、走ったり
したことは覚えている・・・
↑それしか覚えていないようだ・・・
あ、でもカブトムシがめちゃくちゃいたのは覚えてる!!
不気味なぐらいいっぱいいて
それからあまり虫取りはしなくなったような・・気がする・・
話が反れたので戻そう
じゃ、近いし名前がヘンだし、そのお山へ行ってみるかいな
と、再びネットで検索
どうやら、頂上付近は鎖場もあってたいへんそう・・
ねぇ・・本当にサマースクールでここをのぼったの?
母に確認すると
登ったよ。結構きつい山だったけど。登ってたよ。
・・・子供も登れるならそんなに大したことないのかなぁ
・・・日和田山の男坂も幼稚園児が登ったぐらいだものね
その程度ということなのかな・・・
行ったらさぁ、両神のところにこんにゃく屋があるから買ってきてね
それが目的か!!!Σ( ̄Д ̄;)
どうりでこの山をすすめるわけだよ
そういうわけで、仕事休みの日にこの山を訪れてみた
当日、花園ICからいつもの県道を走り
皆野から皆野荒川線(県道43号)に入りウニャウニャ狭い道を抜けて国道299号へ
299号から皆野両神荒川線(県道37号)で道の駅両神温泉薬師の湯へ到着
ここへ車を止めて出発です
この道の駅にハイキングマップがおいてあるので
それをもらってから歩き出しました
この時で10時過ぎ
予定より若干遅めのスタートでした
ハイキングマップには丁寧に時間とおおよその距離まで描いてあって重宝しそう
ワタクシは薬師堂コースから入山
なので薬師堂へ向かった
マップでは薬師堂の奥の両神神社からスタートしているのだけど
そのあたりが全然わからないので
一旦車道へ出て花ショウブ園の方まで歩くことに
車道を歩いていると右の民家(だったかな)の斜面でカサカサ音がした
見ると1匹のネコが斜面を登っている
チョッチョッと呼んでみたが止まらずに上へ歩いていく
その下を通り過ぎる頃にはネコは大分上の方まで上がっていた
その時、ネコには毛がないことに気づいた
まぁ、かわいそうに~皮膚病かなぁ
とつぶやいた時ネコは振り返った
・・・ネコじゃねい・・
タヌキだ!
ツンととがった鼻はまさしくタヌキ!
しかも大きさからして子供っぽい
タヌキにも皮膚病ってあるのかしら~?
ここで、年配の男性とすれ違った
挨拶を交わしたのだけど・・・もう下りてきた?
きっと朝から上っていたにちげいねい!
菖蒲園が入り口なようなのでその階段を下りていったらば
先程から日陰にある真っ白な霜が雪であることに気づいた
おいおい、雪降ったの!?
ここで、溶けずに残っているということは・・上はどうなっているのだろう・・
ちょっとばかし不安になりつつも進んでいくと行き止まりに
菖蒲園からは入れなさそう
再び車道に戻りさらに上に向かうとやっとそれらしいコースの案内板が
小さな案内板に躊躇しつつ
階段をおり、小さな沢を渡って再び階段を上がる
そこには東屋のようなものがあり
その先がいよいよなコースのはじまりです
少し湿った地面なので滑らないように慎重に足を運びました
それにしても・・・・・
ずっと上りなんですけどー!
先程地形図で確認してみたら
尾根上をずっと上っているようなかんじだった
~~~~~~~(o;´ρ`)o-3ハァハァ~
↑いつもどおりすぐにこんなかんじ
一歩一歩がちょっとずつなので全然進んでいないように思われる
この時、振り返り振り返りのぼっていたワタクシ
なぜなら
誰もいないからよー
いくら平日だからといって人がいなさ過ぎる!!
誰かいるという気配すら感じられない
薄暗い山の中で人の気配が感じられないと
内心ドキドキする・・・・
途中、別のコースから上がってくる階段とぶつかる
・・・さすがにこの階段は上がってこれない
見る限りずっと階段・・・
ちうか、自分があがってきたとこも木の階段が多く
テンポよく足を運ぶことができずにイラっとする
やがて車道とぶつかる
車道をまたぐことはわかっていたので写真でも・・とケータイを構えると
そのまままっすぐだよ
後ろから声がした
Σ(ロ゜ ノ)ノビクッ!
・・・いつの間に!!!!
先程振り返った時には影も形もなかったのにぃぃぃぃぃ!!!
声をかけてくれたおじさんは、なれた足取りでやってきた
ここははじめてなの?案内しようか?
案内してもらいたいのは山々ですが(山ですし)
なんの気配もなく一瞬でここまで上ってくるには相当の足だと思われ
いえ、あの・・ゆっくり上りますんで・・写真も撮りますし,
大丈夫です~
そお、僕もゆっくりだよ。リハビリにのぼってきたんだよ
ゆっくり・・という加減の差が全然違うんですけどぉぉ!
他にもどこかのぼったの?武甲山は登った?
・・・・ぶこうざん? いえ・・ワタクシ今日で山3個目ですから・・・
心の中でそっとつぶやき
あまり初心者丸出しでないふうに
いえ、武甲山はまだなんですよ~・・・・お先にどうぞ~
そう、じゃ!
たぶん、後で会うと思いますけど~~~
おじさんと少し話して別れた
雪は数日前に降ったらしく日陰は残っていると言う話でした
写真を撮ってから
再びハイキングコースに戻ると
すでにおじさんの気配は跡形もなくなっていた
マボロシ・・・?(  ̄_ ̄)ボー
道は同じように尾根上を行く
尾根なんだけど展望はあまり良くない
左側の下は車道と民家があるような感じ
それでも木々の間から反対側のコースの稜線が見えて
山を歩いている、という実感はある
ここで熊鈴をつけた年配の男性とすれ違った
ウエストポーチに杖をついてスタスタとやってきた
毎日上っているようないでたち・・・
ちうか
熊鈴?
ふと先程上ってきた道で見たものを思い出す・・
道のやや端っこに
それはそれはドッサリなウ○コをみたのです
大の大人が寄ってたかってしたような量で
人間が?とも思ったけれど
フンの内容に大量のギンナンがあったので
きっとサルのおトイレなのさ~
と納得して(無理やり・・)きたけど
果たしてサルのおトイレと言い切れるのか・・・( ̄Д ̄;;
しばらく行くと広場があって蝋梅園に突き当たった
その広場にはテーブルとイスがあってランチには良さそうなところだけど
蝋梅の季節には賑やかになりそう・・・
蝋梅園を囲むように
急な階段で一気に上がる男坂
ゆるやかな階段でゆるく上がれる女坂
に別れる
けどたいした距離でもないし
すぐに合流するし
ゆるやかといえど階段は階段なのでどちらも同じと思われ
女坂を選択←気持ち的に・・・
階段を上がると展望がちょっと良くなるが・・・
その上を見るとゾッとするぐらい階段が続いている
しかし、この階段の横に坂道(やや九十九折れ)もあり
そちらを選択してみた
この坂道は階段があるために自然とできたのか・・・
それともその坂を一気に上るために階段を作ったのか・・
謎でございます
しかし、坂道も途中までで再び階段です
そこをやりすごしてしばらくいくと
両神神社奥社です
展望はありません。
下から吹く風でとても寒く
ここについたとたんに息が白くなった。
頂上はもうすぐです
つづく
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