吉田屋のブログ。「新・自給ライフ研修旅館」を発信します!

「ミニマム」でいい「持続可能」であれば。あの日からそんなふうに思う。笑いながら汗を流し、ドンと構える社会を掴みたい。

「いつ頃はじめよう?有機農業!環境キットPJ」が進んでいます!

2010年05月25日 | 2011年3月までのブログ内容はこちら
昨年募集した、
「いつ頃はじめよう?有機農業!環境キットPJ」に、
東京・神奈川・広島などから5組の参加申し込みがあり、
今年2月から開始しています。
面白いこのPJを今日はご紹介します!

これは、いつかは田舎で農業をしてみたい、と思いのある都会の方に、
ご家庭で気軽に有機農業・環境に負荷のない農業に挑戦したもらい、
「いつ頃有機農業を始めよう?」と、
農業をリアルに体験しながら考えていってもらうものです!!


1年目の今年は、
①じゃがいも②かぼちゃ③人参④長ネギの4種を
有機で栽培していただきます。

3年後に有機農業者になろう!という歌い文句で、
1年目は野菜づくり、
そして2年目はひよこ?!を送るので育ててください、
(これはもうマンションには住みずらいですよね?)、
3年目はなんと、ヤギを送ります!
(もう都会に住めないので、この際田舎に行きましょう!)
と募集したところ、そんな思いを込めたシャレも面白い!
と、まずは野菜づくりから参加くださいました。

面白く、だけどちょっとずつ本気でリアルな農業に関わってほしい!
自給を体感してもらいたい!と思っています。
本当に、これで都会から田舎へ移り住む人がいたら
素敵だと思いませんか?!

そんなステップを経て(?)、
有機農業と自給生活で、
地域を守るはじめの一歩を踏み出してもらおう!と思っています。
そして都会でマンション住まいで太陽の当たらないお部屋にお住まいの方には、
なんと!ソーラーパネルもついてくるので、
しっかりと自然の太陽の恵みで野菜を育てられる環境にやさしいキットなのです!

今回参加いただいている5組の方たちの中には、
実は2年前に私たちの畑「食と農のインキュベーションのろNOLO」
の畑にて行っていた、
「バーチャルそば農民」の卒業生もいらっしゃいます。

これが何かというと、
一組1Rの畑のオーナーになっていただき
そこでそばを育ててもらうというものです。
普段は私たち野呂&吉田屋スタッフがそばの世話をして、
日々の様子はブログでお伝え。
時には「虫がついています、どうしましょう?」というような問題にも
都会のオーナーさんも一緒に考えて解決していきます。

実際に田舎に年間1~4会程度来ていただき畑づくりから、
種まき~収穫までを体験したいただきました。
そんなそば農民を経た今回のキットは、
消費者という立場から自給・自立への、
新たな次のステップでもあるのです!!

次回は、
実際に参加いただく方からの質問や体験記もご紹介したいと思います!