IAEA(国際原子力機関)のエルバラダイ事務局長は、イランの核開発が平和目的であることは確認できない、とする報告書を出した。 これを受けて、安保理は対イラン制裁発動に動くだろう。ロシア、中国は制裁決議を否決する可能性が高いので、アメリカは日本をはじめ有志国を募り、対イラン独自制裁に動く模様だ。
イランの原子力開発問題は、世界をあげての茶番でしかない。これは「フセインの大量破壊兵器」と同じ茶番だ。このような茶番に、世界は多大な時間とエネルギーとカネを注ぎ込んでいる。だからこそ、茶番が現実性をおびるのだが。世界の首脳が、国連が、真剣に茶番を演じているのだから、それを疑う方がどうかしている。そして、茶番は現実そのものとなって歩きはじめる。
この茶番で得をするのはいったい誰だ。
すべては、アメリカ一国の利益につながっている。
レバノン爆撃で、市民を1000人以上も殺戮したイスラエルがいったい何発の核弾頭を持っているか。イスラエルは核弾頭の保有について、肯定はしていないが、否定もしていない。イスラエルは、NPT(核不拡散条約)に加盟していない。他にNPTに未加盟なのは核保有国であるインド、パキスタン。北朝鮮は2003年に脱退。以上四ヶ国だけだ。
イスラエルが核弾頭を約200発保有していることはほぼ公然の秘密となっている。イスラエルは、弾道ミサイル、巡航ミサイル、爆撃機、潜水艦発射ミサイルなど多用な方法で核弾頭を発射する能力を持っている。世界はそれでもかまわないのだろうか。
イランの原子力開発は他国と同様、当然の権利だ。イスラエルがすでに多用な核戦闘能力を有していることには口を閉ざし、イランの原子力開発には制裁を口にする国際社会は欺瞞に満ちている。対イラン制裁とは、アメリカの描いたアメリカのためのシナリオに沿って、世界が芝居を演じているにすぎない。したがって、茶番と表現する以外にない。
アメリカが阻止したいのは、イランの原子力開発ではない。アメリカはイランが核兵器を保有する気がないことは十分承知している。アメリカが阻止したいのは、イランが石油取引通貨をユーロに替えることだ。
アメリカがイラクを爆撃し、フセイン政権を打倒したのも、サダム・フセインが石油決済通貨をユーロに替えたからだ。それこそがイラク爆撃占領の真の理由だ。「大量破壊兵器」がでっちあげだったことは、いまや世界が知っている。「イラク民主化」など最初から興味もない。いまのイラクの最悪の状態を見れば明らかだ。
アメリカにとっての最大の敵とは、ドルに対する挑戦者だ。
ドルに対する挑戦者は何をしてでも排除する。
それがアメリカ繁栄の絶対条件だ。
メディアによるイラン関連報道に騙されてはいけない。
対イラン決議期限切れ IAEA事務局長が報告書
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200609010004.html
核発射可能な潜水艦購入 イスラエル、独から
http://www.usfl.com/Daily/News/06/08/0823_016.asp?id=50150
核保有国の核兵器状況
http://www.gensuikin.org/nw/nw_status.htm
石油のドル一極集中支配に反乱
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/tamura/20060530n195u000_30.html
イラン石油の「ユーロ建て」取引の動きを警戒する米国
http://www.idcj.or.jp/1DS/11ee_josei051209.htm
アメリカvsイラン=ドルvsユーロ
http://blog.goo.ne.jp/leonlobo/e/abbd497f5acb5294a7cd3fb2bb75655d
イランの原子力開発問題は、世界をあげての茶番でしかない。これは「フセインの大量破壊兵器」と同じ茶番だ。このような茶番に、世界は多大な時間とエネルギーとカネを注ぎ込んでいる。だからこそ、茶番が現実性をおびるのだが。世界の首脳が、国連が、真剣に茶番を演じているのだから、それを疑う方がどうかしている。そして、茶番は現実そのものとなって歩きはじめる。
この茶番で得をするのはいったい誰だ。
すべては、アメリカ一国の利益につながっている。
レバノン爆撃で、市民を1000人以上も殺戮したイスラエルがいったい何発の核弾頭を持っているか。イスラエルは核弾頭の保有について、肯定はしていないが、否定もしていない。イスラエルは、NPT(核不拡散条約)に加盟していない。他にNPTに未加盟なのは核保有国であるインド、パキスタン。北朝鮮は2003年に脱退。以上四ヶ国だけだ。
イスラエルが核弾頭を約200発保有していることはほぼ公然の秘密となっている。イスラエルは、弾道ミサイル、巡航ミサイル、爆撃機、潜水艦発射ミサイルなど多用な方法で核弾頭を発射する能力を持っている。世界はそれでもかまわないのだろうか。
イランの原子力開発は他国と同様、当然の権利だ。イスラエルがすでに多用な核戦闘能力を有していることには口を閉ざし、イランの原子力開発には制裁を口にする国際社会は欺瞞に満ちている。対イラン制裁とは、アメリカの描いたアメリカのためのシナリオに沿って、世界が芝居を演じているにすぎない。したがって、茶番と表現する以外にない。
アメリカが阻止したいのは、イランの原子力開発ではない。アメリカはイランが核兵器を保有する気がないことは十分承知している。アメリカが阻止したいのは、イランが石油取引通貨をユーロに替えることだ。
アメリカがイラクを爆撃し、フセイン政権を打倒したのも、サダム・フセインが石油決済通貨をユーロに替えたからだ。それこそがイラク爆撃占領の真の理由だ。「大量破壊兵器」がでっちあげだったことは、いまや世界が知っている。「イラク民主化」など最初から興味もない。いまのイラクの最悪の状態を見れば明らかだ。
アメリカにとっての最大の敵とは、ドルに対する挑戦者だ。
ドルに対する挑戦者は何をしてでも排除する。
それがアメリカ繁栄の絶対条件だ。
メディアによるイラン関連報道に騙されてはいけない。
対イラン決議期限切れ IAEA事務局長が報告書
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200609010004.html
核発射可能な潜水艦購入 イスラエル、独から
http://www.usfl.com/Daily/News/06/08/0823_016.asp?id=50150
核保有国の核兵器状況
http://www.gensuikin.org/nw/nw_status.htm
石油のドル一極集中支配に反乱
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/tamura/20060530n195u000_30.html
イラン石油の「ユーロ建て」取引の動きを警戒する米国
http://www.idcj.or.jp/1DS/11ee_josei051209.htm
アメリカvsイラン=ドルvsユーロ
http://blog.goo.ne.jp/leonlobo/e/abbd497f5acb5294a7cd3fb2bb75655d
この事実をもっともっと世界一般に浸透させることは出来ないものか・・・・・と思います。
”アメリカvsイラン=ドルvsユーロ”
あの時、衝撃を受けたのを思い出しました。
あれから、月日がたち、
”やはり、そうだった”と、いくら、思っても
茶番劇を真面目な顔して演じている国ばかりが
多く、makiさん同様、この事実をもっと世界一般に浸透させる方法はないものだろうか、と またまた
考えさせられます。
日曜日の、朝の番組で イラン問題を扱ってました
ユーロの話は一言も出なかったのですが
「日本の立場として、、、何も言わず知らんふり
しているしかない、、、イランからは15%の石油を輸入しているし、油田開発にも関わっている、
難しい舵取りをしなければならない、、、
アメリカが色々いってきても、下手な
事を言わないほうがいい、、、知らんふりしていればいい」
と、おっしゃってました。
まぁ、一応有識者が勝手にお話しているだけで
何とでもいえる事なんですが
出来るものなら、そういう選択肢もあるのなら
知らんふり、のほうが、アメリカに追従するより
ましかなぁ??
すごいですね!私は全く気づきませんでしたが、いつも、変だなあ・・・とずっと思っていました。米国側の論旨の意味が通じない(何故イランだけダメなのか、とか。イスラエルはどうしていいのか、とか)。
英国メディアウオッチというブログをやっていますが、紹介させていただいてもよいでしょうか?
ご自由にどうぞ。
とり急ぎ。
先日は、体を気づかっていただきまして、ありがとうございました。
「ミツトヨ事件」というのは、アメリカからの牽制であると思います。他にもたたけばホコリの出る企業はたくさんあるはずです。それをすべて表に出せば、日本は国際的な非難を浴び、日本の製品のイメージは落ちます。もしかすると、日本製品のボイコットを演出するかもしれません。そうなれば、日本の輸出産業全体が損害を受けることになります。
昔のようにのらくら逃げることは難しいでしょう。
イランの石油が途絶えれば、日本の燃料価格はいっきに高騰するでしょう。
日本国民もこの茶番で被害を受けることになります。
傲慢さゆえにどの国も譲れないでしょうね。
自国の被害を避けるため、自国が有利に進むため。。。やむを得ない処置なのでしょうか。。
核は保有して欲しくないけれど、イランにも精細はして欲しくないし、燃料費が一気に値上がりするのも嫌ですね。。。。これもワガママかな。。
イランやベネズエラのように独立国として、はっきりと国の主張をすることが重要だと思います。いたずらに対立するのではなく、間違っているものは間違っているとはっきり主張することが大切です。
長いものには巻かれろ的な外交では、国際的な信用は得られないですし、敬意もはらわれませんね。